中国の治安調査!旅行前に注意すべき7つのポイント!

中国の治安調査!旅行前に注意すべき7つのポイント!

海外へ脚を運ぶ場合、その国の治安状態が気になるものですよね。近くて遠い国と言われる中国ですが、政治体制が共産主義国家という事もあり、どこか未知の部分が多い国とお感じになる方も多い事でしょう。共産主義国家であり多民族国家である広大な面積を持つ中国には、本当に多くの人達が生活していますから、日本と違って治安に不安を覚える方も多いのではないかと思います。

ですが、実際のところ中国の治安状態は極めて日本的で、アジアの中でも安全な国なんです。そこで今回は、中国の治安について詳しくご紹介します。




 

中国の治安調査!旅行前に注意すべき7つのポイント!

 

1. 共産主義国家だからこそ保たれている治安状態

ご承知の通り、中国の政治体制は共産主義です。人民共和国と名付けられていますが、内実は中国共産党の一党独裁政治体制国家です。日本やその他の自由主義国家の様に、様々な政党や個人が、様々な主張を自由闊達に述べられる国家ではありません。中国と一般的に言われる「自由主義国家」とは何が違うのかというと、分かり易く言えば、中国共産党が決めた事に、国民は一切逆らえないという事です。極めて独善的で、自由度の少ない国家運営が行われています。

日本であれば、日常生活でも、メディアでも、自由に政治の批判をすることができますし、国民は選挙で政治家を選ぶ事ができますが、中国ではそういう事ができません。これが一党独裁政治体制の中国の基本政治体制です。

一方で、日本以上に規律に厳しい国家と言う事ができます。とにかく中国共産党の意向に逆らうと、検挙される可能性が高いので、国民は規律に対して敏感と言えます。その結果、治安についても極めて厳格に運営されているので、社会の治安はとても良く保たれています。

 

2. 治安を維持している組織を知る

中国には人民解放軍という軍隊と、公安と呼ばれる警察組織があります。いわゆる日本の警察に当たるのが公安です。薄いブルーもしくは灰色の制服を着用しています。公安と人民解放軍の間の存在として、武装警察という組織もあります。武装警察は治安維持を担当する準軍事組織で、人民解放軍の近代化により余剰となった人員を分離独立して組織されました。武装警察は人民解放軍と似て深緑の制服を着用しています。公安と武装警察の双方が中華人民共和国公安部に属しています。

中国には日本の様に交番が無いので、日本の警官程には公安や武装警察にお目にかかる機会はありません。眼にする機会はパトカーで、ボディに公安、武装警察と表記されています。彼らが中国の治安を維持している組織ですから、外国人が中国に行った時にお世話になる組織というよりも、彼らによって外国人も監視されていると留意しておいて下さい。但し、普通に行動し生活していれば、彼らにお世話になる事はありませんから、過度に怖がる必要はありません。

 

3. 立ち入り禁止区域や禁止行為に要注意

中国は鄧小平さんが提唱した改革開放政策以降、外国企業や外国人の誘致に積極的になり、近年経済が急速に発展しました。北京や上海などの大都市に脚を運ぶと、日本とほとんど違わないと感じる事でしょう。しかしながら、1でご紹介した通り、中国は共産主義国家体制ですから、目に見えない規制がたくさんある国家です。とりわけ、国家機密に関する事柄には極めて敏感です。

現在の情報化社会では防御できなくなりつつありますが、一昔前までは中国国内で販売されている地図は極めてアバウトでした。これは、外国に国内の拠点の詳細を知らせない為に、国家が地図を正確に作らせなかったからだと言われている位です。特に過度に情報漏洩に気を使っているのは、当然ながら軍事施設です。

ですから、軍事施設周辺には脚を踏み入れない様に気を付けると共に、軍事施設以外でも立ち入り禁止区域は国家として情報漏洩されたくない場所ですから、くれぐれも脚を踏み入れず、一切撮影をしないように気をつけて下さい。自由主義国家ではありませんから、禁止行為をする外国人には、厳重な処罰が待ち受けている事を留意して下さい。

 

4. 右折の車に要注意

道路での交通安全も治安の一つです。近年、中国のモータリゼーションは急速に拡大し、大都市には車が溢れています。中国の皆さんの車の運転は、日本人よりもワイルドなので、道路では日本以上に車の動向に注意をして下さい。

運転者のドライビングだけでなく、注意が必要なのは、交差点で右折する車です。中国は日本と反対で、車は左ハンドル車で、右側通行です。日本でも事故が多い左折時の巻き込みは、道路事情が反対の中国では右折時に発生することになります。しかも、中国の道路では、直進信号が赤でも右折車の通行は制限されていないので、より以上に右折車の走行には注意が必要になります。

日本でも、東京と大阪ではエスカレーターの通行が間逆なので、面食らう事がありますよね。海外にいると、それ以上に間逆の事があります。交通事故というのは極めて瞬間的に発生することが多々ありますので、瞬時の判断を間違わない様に、常に頭の中で右左の違いを意識している事が重要です。世界では、車のハンドルと走行レーンは、日本とイギリス(領)以外は全て左ハンドル右車線です。中国も同じですから、ご注意下さい。

 

5. 日本語で話しかけてくる中国人には要注意

中国では、日本語も英語も一般人にはほぼ通用しません。ですから、中国語が話せないと、意志疎通が難しい事は確かです。ですから、街中で日本語で話しかけられると、何だかほっとする気持ちになりがちです。それが曲者です。知らない人に突然日本語で話しかけるという行為は、先ずおかしいと思って下さい。日本で、西洋人の人を目にしたからと言って、突然英語で話しかけたりしませんよね。それと同じです。突然中国人が日本語で話しかけて来る事は普通はありません。

ですから、そういう場面の多くは、キャッチセールスが殆どだと思っておいて下さい。「社長、ともだち、ともだち」、「偽物あるよ、見るだけ、見るだけ」などと、日本人だとわかると寄って来る中国人がいます。ひとたび立ち止まって会話をしてしまうと、雨後のタケノコの様に、あれよあれよという間に、同種の中国人が現れて囲まれる事もあります。突然日本語で話しかけて来る中国人には、むやみに対応しないことをお勧めしておきます。

 

6. 長距離交通機関の利用にはパスポートを

日本では、日常的に身分証明書の提示を求められる事はありませんよね。新幹線に乗る時も、飛行機に乗る時も、ホテルに宿泊する時も、身分証明書を提示することは普通あり得ません。ところが中国では、長距離移動する交通機関を利用する時も、宿泊する時も、身分証明書の提示を求められます。提示できない限り利用することができません。外国人旅行者にとっての身分証明書はパスポートです。

ですから、中国で地下鉄以外の鉄道を利用する時、国内線の飛行機に乗る時、宿泊する時には、必ずパスポートが必要になります。人口が多く、人民の基盤的流動を制限し、所在や移動を監視する為に、交通機関と宿泊施設では、必ず身分証明書の提示を求められます。政府が人民を監視している共産主義国家ならではの手続きです。自由主義国の我々にはなじみがありませんから、長距離移動する際には、必ずパスポートを携帯して下さい。

 

7. 男女で同室宿泊には身分証明が必要

宿泊するには身分証明書が必要ですが、同室に男女が宿泊する場合にも身分証明書が必要です。日本では、チェックインの際には、代表者が記名するだけで宿泊できますが、中国では宿泊者各々の身分証明書の提示が必須です。ご夫婦やご家族で宿泊する際には、代表者だけでなく、宿泊者全員の身分証明書が必要になります。ご夫婦やご家族以外の男女が同室に宿泊することは基本的にはできません。つまり連れ込みは禁止されているということです。

中国人の場合は、身分証明書の他に、結婚証明書を提示して、夫婦同室に宿泊します。共産主義国家の良い所でもあり、面倒くさい点でもありますが、淫行を禁止しているのです。万が一、自らの部屋に身分証明書を提出している人以外の異性と同宿していて、それが発見されると犯罪に当たり検挙される可能性があります。ですから、日本の様にラブホテルなどは無いのです。

以上が原則なのですが、昨今は時代背景と共に緩やかになっている様で、星の多いホテルの場合にはスルーされている様です。然しながら、これはホテルによって対応が分かれますので、基本知識として知っておいて下さい。余り知られていない事なので、日本の様な軽い感覚で男女同宿しないように、ご留意下さい。

 



まとめ

いかがでしたか?
中国の治安は基本的には安全です。ガイドブックによっては、過度にスリやひったくりに注意を喚起している場合がありますが、それは日本でも同じです。悪い人はどんな国にでもいるのです。共産主義国は世界を見渡しても数国しかありませんし、治安が良くないことを想像する方も多いかもしれませんが、こと中国に関しては、共産主義国ならではの規律を重視する点から、治安は極めて良いと言えます。

 

中国の治安調査!旅行前に注意すべき7つのポイント!

1. 共産主義国家だからこそ保たれている治安状態
2. 治安を維持している組織を知る
3. 立ち入り禁止区域や禁止行為に要注意
4. 右折の車に要注意
5. 日本語で話しかけてくる中国人には要注意
6. 長距離交通機関の利用にはパスポートを
7. 男女で同室宿泊には身分証明が必要

 



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