オーストラリアのバレンタインデーはどんな感じ?6つのおもしろ豆知識!

オーストラリアのバレンタインデーはどんな感じ?6つのおもしろ豆知識

2月のビッグイベントといえばやっぱりバレンタインデーですよね。大好きな彼のため、チョコレートを手作りしたり、手編みのマフラーやセーターをラッピングしたり…ドキドキしますね。しかしオーストラリアではこのバレンタイン、実はかなり日本とは事情が違うのです。今回は、オーストラリアのバレンタインデーについて、6つの豆知識をご紹介します。

 

オーストラリアのバレンタインデーはどんな感じ?6つのおもしろ豆知識!

 

1. バレンタインデーは告白しない!?

日本と違い、オーストラリアではバレンタインデーは基本的にカップルのものです。つまり、もう付きあっている相手に対して「いつまでも変わらず大好きだよ」という愛情を再確認する意味を込めて、贈り物をする日なのです。もちろん、この日に密かに好きだった人に告白してはいけない、というルールはありませんが、大抵の場合は恋人や結婚したパートナーなどにプレゼントするのが一般的。あるいは、大切な家族や友人に向けて贈るものなので、テンションとしては誕生日プレゼントに近いムードになり、日本のように必死になって告白とセットでプレゼントの渡し方を考えたりすることはほとんどありません。また、日本のように学生や若い人中心のイベントではなく、例えおじいちゃん、おばあちゃんでも、お互いにギフトを贈りあうことができるのがこの日のロマンチックなところですね。

 

2. バレンタインデーは男性から

オーストラリアのバレンタインデーには、日本と逆で、男性から女性に贈り物をするのが主流です。贈り物の種類はあまり決まっていませんが、定番人気なのは、赤いバラの花束、箱入りチョコ、香水、ジュエリー、ワインなど。ですので、バレンタインデー当日になるとオフィス街では花屋さんやチョコ、香水などを売る出店があちこちに並び、仕事帰りの男性が花束などを買い求めていく姿がよく見られます。またチョコがこうして贈り物になるのはなにもバレンタイン限定ではなく、実はクリスマスも同じで、甘いもの好きなオーストラリア人の国民性かもしれませんね。また、この時にカードに愛のメッセージを書いて渡すのを忘れずに!

 

3. バレンタインデーギフトの選び方

とはいえ、バレンタインデーは男性からだけでなく、女性からも贈り物をすることももちろんできるので、男性向けギフトのお勧めサイトなどでは、オーストラリアならではの面白いアイディアが!例えば、オージー男性なら必ず持っているといわれるバーベキューグリル(略してバービーといいます)用のトングセットやオリジナルソースキット、DIY大好きな国民ゆえの電動ドリルなど。日本ではまずあり得ないセレクトですが、こちらでは喜ばれること間違いなしです。逆に、マフラーやセーターなどの衣類のプレゼントはあまり一般的ではありません。もちろん、夏という季節のせいもありますが、基本的にオーストラリアではファッションにさほど興味がない男性が多いからかもしれませんね。

 

4. バレンタインデーはリゾートで

バレンタインデーが近づくと色々なリゾートでバレンタイン限定のカップル宿泊プランが発表されます。お洒落な部屋のジャグジーバスにつかりながら、シャンパンで乾杯し、バラの花びらが散るベッドで愛を語らう、というイメージは日本のクリスマスイブに似ているかもしれませんね。ワイナリーエリアでは、この時期だけのカップル専用ワインテイスティングツアーも人気で、レストランでもバレンタインデーにカップル対象のコースメニューを用意する店も少なくありません。筆者の知人のケータリングシェフは、バレンタインデーにとあるカップルに依頼され、海辺のコテージでコースディナーを振る舞ったところ、男性がその場で女性にプロポーズするのを目撃、というロマンチックな体験をしたとか。とてもバレンタインデーらしいエピソードですね。また、アウトドア派の多いお国柄らしく、公園などでのピクニックも人気なのが、肩肘張らずにイベントを楽しむのが上手なオージーらしいところです。

 

5. ペットにもギフト?

動物愛護精神の強いオーストラリアでは、なんとバレンタインデーにペットにギフトを贈る人が増えているとか。普段よりも高級なペットフード?と思ったあなた、そんな質素なものじゃありません。首輪用ネーム入りタグや、名前入りのえさ皿用マット、おやつ用容器、ペット用ネクタイやバンダナからなんとポートレートまで!確かにペットも大切な家族ですが、こうなるとバレンタインデーが何の日なのか忘れてしまいそうですね。

 

6. ホワイトデーは存在しない

ついついこうして贈り物をもらうとお返しを!と考えてしまいますが、オーストラリアではホワイトデーという日は存在しません。ですので、もしお返しをしたい場合は、バレンタインデー当日にお互いに用意するか、また別のタイミングで自由にやることができる、そんなところも個人主義社会のオーストラリアらしいところでしょうか。

 

まとめ

いかがでしたか?
バレンタインデーといってもその国によって過ごし方が全然違うので、若い人中心の日本のバレンタインデーに慣れていると、オーストラリアで大の大人がハート型のチョコとバラの花束を買っている姿が不思議に見えるかも?でもバレンタインデーとは好きな人に愛を語る日、と考えれば、日本もオーストラリアも根底にあるロマンチックな気持ちは同じかもしれませんね。あなたはどんな人にバレンタインデーの贈り物をしたいですか?もし贈るものに迷ったら、オーストラリアスタイルの自由なギフトスタイルを参考にしてみてはいかがですか?

 

オーストラリアのバレンタインデーはどんな感じ?6つのおもしろ豆知識!

1. バレンタインデーは告白しない!?
2. バレンタインデーは男性から
3. バレンタインデーギフトの選び方
4. バレンタインデーはリゾートで
5. ペットにもギフト?
6. ホワイトデーは存在しない

 


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