カルフォルニア州サンフランシスコ。誰もが知っている、海に囲まれたアメリカ西海岸を代表する大都市です。南に少し行けばロサンゼルス、東に少し行けばラスベガスやヨセミテ国立公園など近隣都市にも近く、さらに観光、学問、ファッション等どの分野でも注目を浴びる都市です。また、街自体が比較的安全なアメリカでは稀な大都市でもあります。そんなサンフランシスコ、実は一年を通して天気・気温の差が少ない気候で、とても過ごしやすい都市として国内外から高い人気を集めています。今回は、サンフランシスコの天気を徹底分析し、旅行前に知りたい6つの特徴をご紹介します。
サンフランシスコの天気調査!旅行前に知りたい6つの特徴
1. サンフランシスコの四季
サンフランシスコは約人口80万人。アメリカ人の中でも住みたい街上位にランクインする都市で知られています。世界中から移民の集まるサンフランシスコは、街はそこまで大きくなく、観光などにもとても歩きやすい街で、街を歩くと急な坂などが多く「坂の街サンフランシスコ」と呼ばれるほど。移民が多いので世界各国の料理が本場の味で味わえる、グルメなタウンとしても大人気です。他にもヒッピーの発祥の地だったりと自由の国アメリカを象徴する文化が強く根付き、環境保護などに対しては今も徹底的に運動をしている街だとも言われています。
ではまず皆さんが注目すべきサンフランシスコの天気、一年を通してのサンフランシスコの四季を分析してみましょう。
◆サンフランシスコの春
まずサンフランシスコは一年を通して気温差があまりありません。ラスベガスの春といっても四月から五月、最高気温は平均18~20度前後、最低気温も平均8~10度前後。はっきりいって春なのに寒そう、、そんなイメージです。◆サンフランシスコの夏
サンフランシスコの夏。海に囲まれてビーチには人がたくさんでてきてみんな夏を楽しんでる。そんなイメージでしたが調べてみると、六月からは気温が上がり始めますが七月、八月の平均最高気温は20~22度前後、平均最低気温も11~13度前後。はっきり言って夏の気温ではありません。夏でも防寒対策が必要になりそうです。ただほかの夏のアメリカと違い、日差しが強くなく比較的涼しいサンフランシスコ。夏の避暑地目当ての旅行だったら、夏のサンフランシスコはおすすめ!間違いなしです。◆サンフランシスコの秋
サンフランシスコの秋、ちょっと変わっていて九月、十月の気温が夏の気温と変わらないのです。十一月からはさすがに気温が落ち始めますが、九月、十月の平均最高気温は21度前後、平均最低気温は11度前後です。秋というよりは夏が十月頃まで続くと思っていていいでしょう。◆サンフランシスコの冬
サンフランシスコの冬は十二月から二月くらいまででしょうか。三月からは気温も上がります。この時期の平均最高気温は13~15度前後、平均最低気温は5~8度前後です。冬にしては割と寒すぎず、過ごしやすい冬と言えるでしょう。ただこの時期は雨期になります。これでわかったようにサンフランシスコは夏は涼しく冬は寒すぎず、一年を通してあまり変わらない温度変化といい、日本で見られるような四季はあまり感じることができません。逆に言ってしまえば旅行するには一年を通して特に悪い時期というのはない、ということになります。
2. 夏でもいつも上着は必須!
サンフランシスコの夏、さきほどご紹介したように、温度は最高気温で20~22度前後。けして暑いといはいえませんよね?そこで夏に旅行する場合は、必ず長袖のものや長ズボンは持って行った方がいいです。そして一日の間にも天気がすぐ変わったり、気温の変化が激しいサンフランシスコ。夜には海からの風も吹いてきて肌寒く感じることもあります。重ね着は基本、ストールなどちょっとっした時に巻くものを持って行くのもよいでしょう。
せっかくの旅行で風邪引いて寝込むなんて、もったいないことですよね?服装には充分に気をつけ、その日その日で天気予報は随時チェックして下さい。万が一サンフランシスコで服を買いたい!そんな時は、サンフランシスコは全米で最もショッピングしやすい街としても知られるほど、ユニオンスクエアというエリアを中心ににデパートや有名ブランドが集中しています。ぜひこちらにも足を運んでみてください。
3. 霧の街サンフランシスコ
実は霧の街で有名なサンフランシスコ。太平洋を北上する暖流の湿気を強い西風が取り込み、サンフランシスコの山をぶつかって生じます。そこらへんの霧とはわけが違います。特に夏の間は毎日と言っていいほど、朝と夕方近くに霧に覆われます。そんな霧が多いサンフランシスコ。夕暮れ時に見る霧に覆われたゴールデンゲートブリッジは観光客にも人気で本当に心奪われます。でもそんなにいいことばかりではありません。湿気で髪の毛は濡れるし、観光もままならないそんな時もあります。それでは次に霧の時に便利な、サンフランシスコ市内の交通機関をご紹介します。
4. 霧でも便利なサンフランシスコの交通手段!
◆ケーブルカー
1873年サンフランシスコの丘にはじめてケーブルカーが出来てから、140年来市民の足として活躍しています。坂が多いサンフランシスコですのでケーブルカーが必須です。記憶に新しいのは全米そして日本でも大人気だっドラマ、フルハウス。その一家が住むのはここサンフランシスコだったのです。ドラマの冒頭シーンで、家族全員がケーブルカーに乗ってるシーン覚えていませんでしょうか?このケーブルカーは市民にもそして観光客にも人気で、観光シーズンとなるとケーブルカーの発着所には長蛇の列が並んでいることもあります。そして必ず途中駅から乗りたい場合は、手をあげて合図をして下さい。手をあげないで待ってても止まってくれないケースもあります。日本ではあまり見かけないサンフランシスコ名物、ケーブルカーぜひ体験して下さい!◆ミュニバス
効率よく回るにはやはり市内バスが便利。サンフランシスコ市内だったらどこでも走っています。サンフランシスコのバスは日本と違ってどこにいくのも最初から同じ料金。なのでお金は乗車した時に払います。現在のサンフランシスコのバスの料金は2ドル程度となっています。おつりがでるシステムなどはないので、必ず乗車前に料金分のお金を用意すること。そしてそのあと料金を支払った証明としてトランスファーチケットをもらうのを忘れないで下さい。トランスファーチケットとは、一定の距離と時間内であればバスを乗り換えてもお金を支払ないで大丈夫なシステム。便利かつお金を払ったという証明にもなりますので必ずバス運転手からもらって下さい。そしてこのサンフランシスコの市内バス、ありがたいことに路線によって24時間走ってる区間があります。ぜひご利用ください。◆ミュニメトロ
サンフランシスコのダウンタウンを縦横に走る路面電車。現在は地下を走る部分もあるというが、ミュニメトロもミュニバスと同じで先にお金を払って乗るシステムになってます。◆とってもお得なミュニパスポート
そんなサンフランシスコの三大交通ケーブルカー、ミュニバス、ミュニメトロ。この三つの交通機関を一日大人13ドルで乗り放題のチケットがあるんです。ミュニパスポートと言って観光案内所、空港や駅で買えるチケットになっており、この三つの交通機関であれば一日中どこへでも乗り降り自由の使い放題のチケット。これは買わないのは損ですよね。購入する前に、まず自分はこの観光でどこに行きたいのか、どの範囲を旅行するのかを事前にチェックして購入するのをおすすめします。
5. 雨期のサンフランシスコ
11月から3月までの間、サンフランシスコは長い雨期に入り、雨が多くなります。日本の梅雨に比べるとそこまで降水量は多くありませんが、1月の高数量平均は100ミリを超えます。この時期の旅行は、必ず雨具が必須です!折りたたみ傘など、サンフランシスコは突然雨が降ってくることが多いのでお気をつけ下さい。
6. 山岳地帯での夏
ラスベガスの夏は平均最高気温でも20~22度前後と、暑い夏ではないことをお伝えしました。サンフランシスコ、実は郊外に行くと山がありトレッキングができる場所があるのご存知でしたか?そしてサンフランシスコからも日帰りのツアーが人気なヨセミテ国立公園。サンフランシスコにきたからにはヨセミテに行って、アメリカの壮大な自然や偉大さ、スケールの大きさを生で味わうのはだいたいの人がすることでしょう。ここで注意して頂きたいのが、山岳地帯での夏は30度を超える暑さがあります。ですので水分補給をまめにとるということです。ミネラルウォーターや飲料水は、サンフランシスコ内では近くのコンビニやドラックストアなどどこででも売っています。脱水症状を起こす危険性もあるので、水分補給が必須です!そして、こうゆうところは日差しも強いです。サングラスや日よけ帽子などは必ず持参して下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サンフランシスコはごはんも美味しい、気候も一年を通しておだやか、街もそんなに広くないのでわかりやすい、安全、交通機関も発達。あまり旅行慣れをしていない人にとってもおすすめの場所と言えます。そして今回サンフランシスコの天気を分析しましたが、これさえわかってしまえば良い旅になること間違いなしです!存分に楽しんでいけたらと思います。これであなたもサンフランシスコマスター!良い旅を!Have a nice flight!
サンフランシスコの天気調査!旅行前に知りたい6つの特徴
1. サンフランシスコの四季
2. 夏でもいつも上着は必須!
3. 霧の街サンフランシスコ
4. 霧でも便利なサンフランシスコの交通手段!
5. 雨期のサンフランシスコ
6. 山岳地帯での夏