アメリカの国旗を徹底分析!国旗が持つ6つの秘密とは?

アメリカの国旗を徹底分析!国旗が持つ6つの秘密とは?

一般に星条旗と呼ばれ、今や世界中の人々に親しまれているアメリカの国旗です。オリンピックやスポーツ競技の際には必ず見かけますね。愛国心の強いアメリカ人は、自国の国旗にとても敬意を表します。国旗掲揚の場面では、必ず脱帽し右手を心臓の上に置いて国旗を見上げながら国歌斉唱をします。今回は、そんなアメリカの国旗を徹底分析して、国旗が持つ6つの秘密をご紹介します。




 

アメリカの国旗を徹底分析!国旗が持つ6つの秘密とは?

 

1. 星条旗と呼ばれる理由

一般に星条旗と呼ばれますが、正式にはFlag of US合衆国旗やOld Glory古き栄光と言います。「星条旗」を英語ではthe Stars and Stripes(星とすじ=条)と言います。原題をStar-Spangled Bannerといい「星で飾られた旗」の意味です。旗の色の赤は勇気やたくましさ、白は真実や純粋、青は正義や忍耐を表します。13本のすじ(横線)はイギリスから最初に独立宣言をした13州を表し、左上部分(カントン)の50個の星は現在の50州を表します。

 

2. 国旗の始まり

独立戦争の時に、フィラデルフィアのベッツィー・ロスが裁縫したのが始まりです。初めは星が13個でしたが、連邦に州が加わるごとに星が増やされました。その都度翌年の独立記念日7月4日に星の配置変更をしてきました。

現在のデザインは27代目ですから、これまでに26回デザインが変更されたことになり、これは世界中で一番変更回数が多いことになります。現在の50星デザインは1960年にハワイ州の昇格に伴い変更されたもので、これまでの中で最も長く使われているデザインです。

当初、星の数とともにすじの本数も増やされましたが、すじの本数が多くなるにつれて不格好で見づらくなり遠くから見るとピンクに見えだしたので、いつの間にか元の13本線に戻しました。

 

3. 国旗掲揚の国際ルールにこだわらない大らかさ

アメリカでは国旗を縦に流して掲揚している場面を見かけますね。国際ルールによれば、国旗を縦掲揚するときはそのまま時計回りに90度まわすことになっています。ところがアメリカの星条旗は例外で、星の部分が常に左上に来るよう時計回りに90度まわしてから「裏返す」のが正式な揚げ方です。国際ルールに反していることなど礼儀上考えられないことですが、小さいこと?にはこだわらないアメリカンの数ある失態のひとつかもしれません。

大らかなアメリカンと言えば、国旗に敬意を示すのが元来の姿なので、それを服にして着たり穿いたりするのはマナー違反だ、けしからん!というところですが、実際はあまり気にしていない様子です。巷ではアメリカン・フラッグのTシャツやパンツ果ては下着に至るまで出回っていますし、それを身に着けることが愛国心を表すことにもなっています。更に観光客のお土産には欠かせないものとなっています。

 

4. 緊急事態の時だけ許される縦掲揚!

特別な場合を除きますが、アメリカの法律では「生命や財産に極度の危険が迫っている際、その危険を伝える目的を除き下方に傾けて掲揚してはならない」という記述があります。つまり、危険なことを知らせるときだけ縦に掲げましょうとなっています。

 

5. そろそろ51星の国旗の準備を?!

アメリカ陸軍が提案した国旗改正案には、現在の50州に加えてもしかしたら51番目の州ができる場合のことを想定した51星の星条旗があります。それはすでに民間で試作されています。国旗の左上部分を、①現在のものに近いデザインにする、②独立時の旗のように円形に星が並ぶデザインにする、と2種類が提案されていますが、どちらを使用するかは51番目の州の発足時に決まります。

用意周到なアメリカの国旗はとてもカッコいいだけあって、海外21ヶ国にも影響を与えています。リベリア(星の数が1つ)アメリカ連合国(シンプル化)ブラジル(色違い)エルサルバドル(配色違い)マレーシア(+月)などの国旗は星条旗によく似ています。

 

6. ドナルド・トランプ現大統領の失言?!

大統領選前に、トランプ氏の「国旗を燃やした者は、市民権を失うか刑務所に送られるべき」というツイッター発言が議論をかもし出しました。

「言論の自由や表現の自由はあって当然だが、国旗を燃やす行為は国家反逆罪に等しい」と賛成派や「トランプ氏の考えるペナルティは独裁政権のそれだ」と反対派もいて、なかなか面白い討論になりました。

賛否両論ある中、結局連邦最高裁は「表現の自由の名のもとに許容される」と判断しました。「自国の国旗を燃やすという行為は愛国心に背く愚かなことではあるが、市民権剥奪や刑務所送りは行き過ぎかも」というところでしょうか? 20~30年前にあるコミュニティーでは、国旗を燃やした人を殴るなど罰した人に対して罰金を徴収していたと言います。

 

まとめ

いかがでしたか?
アメリカの国旗一つでアメリカンの気質が分かるような気がしますね。大陸的な性格の大らかさからくる国際的な失態の数々、それを気にしないで我が道を行くアメリカンに脱帽です!とにかくアメリカンは明るいのです。何をしても受け入れてくれる腹の太さを持っている気がします。もう一度じっくりとアメリカの星条旗を眺めてみませんか?GOD BLESS!!

 

アメリカの国旗を徹底分析!国旗が持つ6つの秘密とは?

1. 星条旗と呼ばれる理由
2. 国旗の始まり
3. 国旗掲揚の国際ルールにこだわらない大らかさ
4. 緊急事態の時だけ許される縦掲揚!
5. そろそろ51星の国旗の準備を?!
6. ドナルド・トランプ現大統領の失言?!

 



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