ドイツで絶対食べたい現地おすすめ人気お菓子10選!

ドイツで絶対食べたい現地おすすめ人気お菓子10選!

日本で一番有名なドイツのお菓子といえば、もちろんバームクーヘンですよね。最近では味のバリエーションも増え、贈り物などにも重宝される、日本人に愛されているお菓子の一つです。すっかり日本のお菓子文化に仲間入りしたバームクーヘンですが、実はドイツではそれほど多く見かけるお菓子ではないということをあなたはご存知でしたか?

ドイツには、バームクーヘン以外にも沢山のお菓子が存在します。ここ何年かで日本でも販売されるようになったクリスマスケーキのシュトレンもその一つですが、そのほかにも日本ではあまり知られていない、美味しいお菓子が沢山あります。

今回は、ドイツ旅行の際に是非食べていただきたいおすすめお菓子を厳選してご紹介します。

 

ドイツで絶対食べたい現地おすすめ人気お菓子10選!

 

1. Lebkuchen / レープクーヘン

ドイツで絶対食べたい現地おすすめ人気お菓子10選!

ドイツ人が一番多くお菓子を食べるのは、クリスマスの時期です。クリスマスの4週間前からアドベントと呼ばれる準備期間に入ります。この期間中、町の広場にはクリスマスマーケットが建ち、いたるところで、クリスマスに関する焼き菓子が売られています。ドイツ人家庭ではこの時期に、クリスマス用の焼き菓子を手作りするのも、イベントの一つです。その中でも一番クリスマスらしく、なおかつ日本人の口に合うであろうお菓子が、このレープクーヘン(Lebkuchen)です。

ケーキとクッキーの中間のような焼き菓子で、特徴的なのは、生地に様々な香辛料(シナモン、カルダモン、ナツメグ、コリアンダー等)を混ぜ合わせて作られた専用の香辛料が使われているところです。形や大きさは様々で、大きなハート形のレープクーヘンにアイシングで飾りや文字を入れたもの、それからヘクセンハウス(魔女の家)という名前で売られている家の形をしたものなど様々ですが、最もその美味しさを実感できるのが、ポピュラーな丸い形をしたレープクーヘンです。

一番有名なのはニュルンベルグ産のレープクーヘンですが、筆者のおすすめは、クリスマス時期にカフェやパン屋で売られている、手作りレープクーヘンです。市販のものよりも厚みがあり、味付けも深みがあり、レープクーヘンの伝統を感じられることと思います。

何百年も前からクリスマスのお菓子として愛されてきたレープクーヘン。砂糖が一般的に使用される以前は、天然の蜂蜜と香辛料で作られていたそうです。当時の子供たちにとって、どれほど魅力的なお菓子だったことでしょう。

なお、ドイツのクリスマスについては、以下の記事で特集していますので、合わせて読んでみてください。

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2. Gummi / グミ

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_ハリボー

すでに日本でもハリボーは有名になりつつありますが、ドイツのグミはハリボー社のもの以外にもレベルの高いものが沢山あります。街中にはグミ専門店も存在し、その鮮やかでバラエディーに富んだ品ぞろえには目を奪われてしまいます。

定番の熊形グミを筆頭に、ハート型、動物型、フルーツ型などのかわいらしいものから、紐状のグミ、魔女型のグミ、サッカー大国のドイツらしく、サッカー選手を模ったグミなども売られていたりします。

子供だけでなく、大人向けのカクテル味グミや、チリ味のグミなどの珍しいグミも存在します。お土産にもおすすめです。

 

3. Dampfnudel / ダンプフヌーデル

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_ダンプフヌーデル

見かけは日本人にもなじみのあるあんまんのような、白いふわふわした蒸しまんじゅうです。南ドイツのお菓子の一つで、日本のおまんじゅうと違い、中に何かを入れるのではなく、上に温かいバニラソースをかけていただきます。ドイツの寒い冬にはピッタリのあったかスイーツです。

特にレーゲンスブルグという南ドイツの町には、美味しいダンプフヌーデルの有名店があり、筆者も以前旅行の際に食べた経験があります。かなりボリュームのあるものなので、小食の方は二人でシェアしてもいいかもしれません。

なお、現地でおすすめのドイツ料理について以下で特集していますので、旅行前にぜひチェックしてみてください。

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4. Schneeball / シュネーバル

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_シュネーバル

フランケン地方にあるローテンブルグという街の名物である冬のお菓子、シュネーバル。スノーボールという意味で、雪の玉をイメージして作られています

きしめんのような生地を丸くボール状にし、油で揚げたお菓子です。スタンダードなものには、雪を彷彿とさせる粉砂糖がまぶしてありますが、味のバリエーションは豊富で、チョコレートがかかっていたり、ピスタチオがまぶしてあるものもあります。

かなりボリュームのあるお菓子なのですが、割と日持ちしますので、無理して一気に食べようとしない方がいいかもしれません。

 

5. Gebrannte Mandeln / 焼きアーモンド

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_焼きアーモンド

ドイツのお祭り屋台で売られている、焼きアーモンド(Gebrannte Mandeln)は、子供たちに大人気のお菓子です。大きな鍋でぐるぐる回しながら砂糖と混ぜ合わせて作られています。運が良ければ作りたての温かい焼きアーモンドが買えることも。

アーモンド以外にも、くるみ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツなどもあり、いくつか買っていろいろ試してみるのもいいかもしれません。砂糖の甘さとアーモンドの香ばしさのコンビネーションが抜群です。

 

6. Marzipan / マジパン

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_ジャガイモマジパン

ドイツでは、チョコレートやグミと並ぶぐらい多用されているお菓子です。アーモンドと砂糖を練り合わせて作られています。練り物なので形も色付けも多種多様、味がとても素朴なことから、日本の生和菓子に少々似ているところがあります。チョコレートの中に入れられていたり、ケーキの飾りにされていたり、とにかくドイツでは頻繁に出会うお菓子の一つです。

筆者のおすすめマジパンはジャガイモマジパン(Marzipankartoffeln)です。ジャガイモ~といっても別にジャガイモの味がするわけではなく、ただ単に見かけがジャガイモにそっくりだから、そう呼ばれているそうです。

直径約2センチくらいの小さいマジパン玉にココアとシナモンのパウダーがまぶしてあるという、いたってシンプルなものですが、これがまた絶妙で、一度食べたら止まらない美味しさです。スーパー、デパートなどでも購入できますので、お土産にも最適です。

なお、ドイツに来たらぜひお土産にもこだわってください。以下の記事で詳しく紹介していますので、旅行前にチェックしてみてください。

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7. Mohnkuchen / モーンクーヘン

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_モーンクーヘン

日本語で言うと「ケシの実ケーキ」という意味のモーンクーヘン(Mohnkuchen)です。このモーンクーヘン、大きく3つのスタイルに分かれているそうで、ケシの実が生地に練りこまれているもの、ロールケーキの中身がケシの実ペーストのもの、そしてケーキ生地とケシの実の層が分かれているものがあります。

ポーランドやチェコでも有名だそうですが、ドイツのケーキ屋さんで良く見るのは、三つの層が分かれているタイプのもの。初めて食べる人は、そのケシの実の黒さに戸惑ってしまうかもしれませんが、是非思い切って挑戦してみてください。見た目とのギャップにハマってしまうかもしれません。ドイツのケーキは割と濃い味のものが多い中、こちらはあっさりしていて食べやすいです。

なお、ドイツの家庭料理も美味しいものがたくさんあります。以下の記事で特集していますので、ぜひ読んでみてください。

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8. Streuselkuchen / シュトロイゼルクーヘン

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_シュトロイゼルクーヘン

シュトロイゼルクーヘンというのは、小麦粉と砂糖などから作られた生地のそぼろが乗っているケーキの総称です

よく見るタイプは層に分かれているもので、一番下のケーキ生地の上にメインのフルーツやクリームの層、そして一番上に、このそぼろがちりばめられている3層ケーキです。

前述のモーンクーヘンも、そぼろがちりばめられている3層タイプのものがドイツでは主流ですが、ほかにリンゴ、チェリー、ブルーベリーなど、間の層に入っているものは様々です。季節は関係なく、年中ケーキ屋さんやカフェで注文することが出来ます。サクサクのそぼろ生地がなんとも病みつきになるケーキです。

 

9. Schnecke / シュネッケ

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_シュネッケ

シュネッケ(カタツムリ)の甲羅のように渦を巻いていることからこのような名前になったというドイツの菓子パンです。ぐるぐると渦巻いている生地の間にトッピングを入れて焼き上げられています。場合によってはアイシングをかけられていたり、ジャムがかけられていたりすることもあります。

中でもハーゼルナッツペーストがたっぷり入ったヌスシュネッケ(Nussschnecke)はコーヒーにぴったりの程よい甘さで、万人受けするスイーツです。

 

10. Blockmalz / ブロックマルツ

ドイツへ行ったら絶対食べたい超おすすめお菓子10選_ブロックマルツ

10個めに筆者がおすすめするのは、ちょっと変わったドイツの飴、バイエルン州のブロックマルツ(Bayrisch Blockmalz)です。せっかくドイツに来たわけですから、レアなものも試してみたい方におすすめ。

というのもこちらの飴、麦芽入りの飴で、もともとは薬局でのど飴として売られていたそうなのですが、最近ではスーパーなどでも普通に手に入れることが出来ます。ドイツ人から言わせると、健康に良い上に、美味しいそうですが、日本人には味わったことのない不思議な甘さを味わうことが出来ます。いくつかなめているうちに意外とハマってしまうこともあるかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたか?
ドイツのお菓子は、隣国フランスやイタリアに比べてまだまだ無名なものも多いですが、素朴で温かい味がきっとあなたにも気に入っていただけることと思います。

今回ご紹介したお菓子はドイツの味を堪能するには最適なものばかりです。あなたのドイツ旅行の楽しみの1つに追加いただけたら幸いです。

 

ドイツで絶対食べたい現地おすすめ人気お菓子10選!

1. Lebkuchen / レープクーヘン
2. Gummi / グミ
3. Dampfnudel / ダンプフヌーデル
4. Schneeball / シュネーバル
5. Gebrannte Mandeln / 焼きアーモンド
6. Marzipan / マジパン
7. Mohnkuchen / モーンクーヘン
8. Streuselkuchen / シュトロイゼルクーヘン
9. Schnecke / シュネッケ
10. Blockmalz / ブロックマルツ

 


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