クロアチアの治安を徹底特集!気をつけるべき7つの特徴

クロアチアの治安を徹底特集!気をつけるべき7つの特徴

(参考文献:www.croatietourisme.com)

クロアチアは周辺の諸国と比べても比較的治安がよい国です。ですが、旅行する上で政治情勢や国民性からクロアチア特有の気をつけるべきことがあります。そこで今回は、クロアチアを旅する上でトラブルに巻き込まれないよう注意すべきことを7つにまとめてご紹介します。

 

クロアチアの治安を徹底特集!気をつけるべき7つの特徴

 

1. サッカーチーム関連グッズ

服装において気をつけるべき点はいくつかありますが、まずはサッカーチーム関連のTシャツやマフラー等についてです。クロアチアはサッカーが盛んで、観光地の土産物屋などでさえサッカーチーム関連のグッズが置いてあるような場合もあります。チームの本拠地ではその服装やグッズが現地の人々との交流に役立つかもしれませんが、他の都市ではサッカーチーム関連のTシャツやマフラー等を着用しない方がトラブルを避けるためにも賢明です。特にザグレブを本拠地とするディナモ・ザグレブとスプリットを本拠地とするハイドゥク・スプリットはライバル関係にあり、ディナモ関連のグッズをスプリットがあるダルマチア地方で着用したりハイドゥク関連のグッズをザグレブやその周辺で着用することは避けてください。

 

2. 服装

クロアチアでは1990年代にユーゴスラヴィア紛争があったことや旧ユーゴスラヴィアから独立した諸国の間で新たに設定された国境をめぐる問題がまだ残っていることから、クロアチアと他の旧ユーゴスラヴィアから独立した諸国の関係は微妙であり、クロアチアとの間で特に問題のないマケドニア関連なら問題ないかもしれませんが、他の旧ユーゴ諸国関連の服装、例えば国旗をモチーフにしたTシャツなどは、クロアチアで着用せず、他の旧ユーゴ諸国関連のグッズも使用しない方がいいでしょう。逆にクロアチアから隣国に移動した場合もクロアチアの国旗や紋章をモチーフとしたTシャツや財布などは使用しない方がいいと思います。旧ユーゴ諸国以外の国々、例えばクロアチアとイタリアやクロアチアとハンガリーの間とも、第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけてイストラ半島やザダルなどはイタリア領であったり、オーストリア=ハンガリー二重帝国の時代にクロアチアの相当の部分がハンガリー側であったような歴史からわかるように、全く問題が存在しないわけでもありませんので、事情を全く知らない人は国旗をモチーフにしたTシャツなどを着ないというのが正解だと思います。他に服装で注意すべき点としては、教会を見学する際は水着で入らないなどがありますが、一般的な服装に関する注意を守っていれば特に問題はないと思います。

 

3. 物乞い

ザグレブのバスステーションなどに物乞いがいます。物乞いはロマ(いわゆるジプシー。クロアチアではCigani(ツィガニ)と呼ばれる)の人々も多いようです。小銭を要求してきますが盗んできたりすることはありません。現地の人々は小銭を与える場合が多いようです。

 

4. 民族問題

周辺国との関係やロマ(ツィガニ)の物乞いからもわかる通り、クロアチアでも民族問題が存在します。クロアチアにはセルビア系やハンガリー系、イタリア系、ロマ系などの少数民族もいますので、民族問題に関わるような事柄、例えば1990年代のユーゴスラヴィア紛争や第二次世界大戦に関する話題はあまりしない方がいいでしょう。観光地とは全く関係ないことですが、以前よりは激減したとはいえ、ユーゴスラヴィア紛争の影響で未だに地雷が埋設されている場所が存在します。外務省危険情報等を参考に、もし該当する地域を訪問するのであれば注意してください。

 

5. サッカー観戦

ゴール裏の席は熱狂的なサポーターが陣取っており、席はぼろぼろで、発煙筒が焚かれるので、席でゆっくり観戦するのに向いていません。もしあなたに現地にサポーターの友人がおり、サポーターの友人と観戦する場合などを除いて、ゴール裏の席は避けてください。貴重品はできるだけ持っていかないことや事前にトイレを済ませておくことも重要です。

 

6. トイレ

クロアチアではバスでの移動も多くなると思われます。バスでの移動の際には、バスの運行に迷惑がかからないように出発前にトイレを済ませておき、サービスエリアでのトイレ休憩の時間には乗り遅れないよう出発予定時間を確認してください。電車での移動の際には自分の荷物に気をつけてください。

 

7. 基本的な注意を怠らない

クロアチアは比較的治安がよい国でありますが、トラブルを避けようとする基本的な努力を怠らないようにしてください。これが今まで挙げたものの中で最も重要な事柄です。例えばカフェから出るときやホテルから出るとき、バスから下車するときに忘れ物をしない、治安の悪い街区へ行かない、大金を持ち歩かない、深夜に極力外出しない、タクシーを利用する際はどのくらいかかるか事前に尋ねる、デモに近寄らないなどのようなことです。これはクロアチアに限らず、どの国を旅行するにせよ重要なことです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
クロアチア旅行でのトラブルはあまりありませんが、この7つの事項に気をつけてください。サッカー観戦をしたい場合は特に気をつけてください。クロアチアは比較的治安が良いですが、そうであるからこそ、最後の「基本的な注意を怠らない」ことを忘れないようにしてください。何か問題が起きた時やわからないことがある時などは周囲の人々や日本大使館などに助けを求めてください。今回紹介した7つの事項に気をつけつつ、クロアチア旅行を満喫してください。

 

クロアチアの治安を徹底特集!気をつけるべき7つの特徴

1. サッカーチーム関連グッズ
2. 服装
3. 物乞い
4. 民族問題
5. サッカー観戦
6. トイレ
7. 基本的な注意を怠らない

 


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