現地で絶対食べたいおすすめクロアチア料理10選

現地で絶対食べたいおすすめクロアチア料理10選

(flickr By sailn1 Lamb Peka)

「クロアチア料理ってどんな料理?」この質問に答えるのは、実はすごく難しいんです。というのも、クロアチアは非常に複雑な歴史を辿ってきた国。アドリア海沿岸部は長くイタリアやフランスなど西の支配を経験したのに対し、内陸部はハンガリーやオーストリアといった北の支配を受け続けました。さらにユーゴスラビア時代にはオスマントルコに支配された地域と一つの国家になったため、それら全ての国の食文化が混ざり合ったのが現在のクロアチア料理なのです。「クロアチアといえば○○!」という有名料理はありませんが、その分、クロアチア一国で様々な味わいの料理が楽しめるのが大きな魅力。そこで今回は、クロアチア旅行へ行く際、日替わりで多彩な料理を満喫できるよう、おすすめ料理をご紹介します。



 

現地で絶対食べたいおすすめクロアチア料理10選

 

1. ブロデット(Brodet)

まずは魚介ジャンル代表の「プロデット」をご紹介。ダルマチア地方(アドリア海沿岸地域)の伝統的な料理で、シーフードに野菜とハーブを加え、トマトベースのスープで煮込んだものです。「パレンタ」というコーンミールを茹でたものと一緒に食べるのがクロアチアの定番で、具はその日捕れた魚やエビ、ムール貝など店によっても季節によっても様々。魚介の味が溶け込んだスープが日本人の口に良く合いますよ。(参考文献:Gourmed.com

 

2. ブザラ(Buzara)

「ブザラ」とはクロアチア語で「シチュー」の意味。とはいえ日本のシチューのイメージとは違い、魚貝を白ワイン、ニンニク、オリーブオイルで煮込んだ料理で、イタリア料理の影響を強く受けていることがよく分かる一品です。ブサラの中でも特にオススメなのが、「シュカンピ(手長エビ)のブザラ」と「ムール貝のブザラ」。エビや貝の身を楽しむだけでなく、付け合せのパンを煮汁に浸して食べるのが最高! ワインがすすみ過ぎて困ります。

 

3. タコサラダ(Salata od hobotnice)

よく「欧米人はタコを食べない」なんて言いますが、クロアチアの人々は日本人と同じでタコが大好き! アドリア海沿岸の町のレストランには、必ずと言っていいほどタコサラダがメニューに並びます。味付けは店によって微妙に違いますが、ベースは茹でたタコをオリーブオイルとニンニクでマリネしたもの。驚くほどタコが柔らかくて、ワインのつまみにぺろっと一皿いけちゃいます。

 

4. ペカ(Peka)

「ペカ」という伝統的な鉄鍋の中に食材を入れ、下からも上からも炭火を当てて長時間蒸し焼きにした素朴な料理。内陸部では肉(子牛やラムなど)を、沿岸部では魚貝を入れることが多く、シンプルゆえに素材そのものの味がしっかり感じられるのがペカの魅力です。残念ながら、今、ペカを提供するレストランは少なくなっています。しかも調理に時間がかかるため、ほとんどのレストランで前日までの予約が必須。「絶対に食べたい」という人は、旅行前にしっかり下調べをして予約をしてから行きましょう。

 

5. サルマ(Sarma)

クロアチアの冬の定番料理。ひと言で表すなら「クロアチア風ロールキャベツ」でしょうか。日本のロールキャベツとの違いは、中の具がお米を混ぜた肉団子だということと、「キセロクプス」という発酵させたキャベツの葉で包んでいること。味付けはそれぞれの家庭で違い、いわばクロアチアの“お袋の味”です。クロアチア料理を提供するレストランならほぼメニューにありますが、残念ながら冬しか提供しない店がほとんど。その代わり夏には、サルマの夏版「プニェニャ・パプリカ」というパプリカの肉詰めが登場するので、夏に行く人はそちらをご賞味あれ。

 

6. ザグレブ風カツレツ(Zagrebacki odrezak)

首都ザグレブを中心とした内陸部では、オーストリアやハンガリーの影響を受けた肉料理がよく食べられます。その代表が、ザグレブ風カツレツ。薄い肉でチーズやハムを巻きカリッと揚げたカツレツで、ウィーン名物ウィンナー・シュニッツェルのクロアチア版といったところ。ナイフを入れた瞬間、とろっと溶け出すチーズがたまりません。

 

7. シュトゥルクリ(Strukli)

ユネスコの無形文化遺産に登録されているほどの伝統料理。別名を「ザグレブ風ラザニア」と言うようにパスタ料理の一種ですが、薄く延ばしたパスタ生地でチーズを包んで焼いたその見た目はパイにも似ています。ザグレブとその周辺地域でよく食べられ、クロアチア料理レストランのほか、ザグレブ市内にはシュトゥルクリの専門店もあります。一皿500円前後くらいと手ごろな値段なので、こ腹がすいたときや、散策の途中のオヤツにぴったり。結構、クセになる味です!

 

8. フジ(Fuzi)

「食材の宝庫」とも称されるイストラ地方に足を伸ばしたなら、ぜひ味わいたいのがトリュフ。イストラ地方は知る人ぞ知るトリュフの産地で、秋のトリュフ狩りシーズンになると、多くのトリュフハンターが愛犬を連れて森に入ります。そのトリュフを使った料理の中でも是非オススメしたいのが、イストラ伝統のパスタであるフジ。うすーく延ばした生地をくるりと巻いた筒状のパスタで、ふわっと軽い食感が特徴。トリュフソースが筒状のパスタによく絡み、ひと口食べればトリュフの香りが広がり幸せな気分に浸れます。

 

9. パラチンケ(Palacinke)

お腹がいっぱいになってもベツバラで食べられちゃうのがデザート。クロアチア料理を堪能した後のシメにオススメなのが「パラチンケ」です。名前からはどんなデザートかまったく想像できませんが、小麦粉を牛乳と水で溶いたものを薄く焼いた、ようはクレープみたいなもの。ママレードなどのジャムを塗って食べるのがベーシックですが、レストランによっては生クリームやフルーツをふんだんにあしらったゴージャスなものが出てくることもあります。

 

10. クレムシュニテ(Kremsnita)

パイ生地でカスタードクリームをはさんだシンプルなケーキですが、何に驚くってその大きさ! 日本のケーキと比較するとゆうに2つ分はあるそのサイズは、一瞬、食べるのをためらうほど。ですが見た目に反してカスタードクリームがふわっふわで軽いため、胃にもたれずぺろりと1つ食べられちゃいます。ザグレブでもドブロブニクでも食べられますが、クレムシュニテの本場はザグレブからローカルバスで40分ほど行った「サモバル」という小さな町。クレムシュニテを食べるためだけに小さな旅をする価値があるほどおいしいので、時間があれば是非足を伸ばしてみて。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
クロアチアのレストランは、西ヨーロッパの国々と比較すると総じてカジュアル。ガイドブックに必ず載っているような有名店でも、ドレスコードやマナーをあまり気にしなくていいのがうれしいところ。お値段も驚くほど高くはありませんが、ドブロブニクでは、メインストリートであるプラツァ通りに面した店と、そこから一歩道を入ったところにある店では、コーヒーの値段が倍以上違うことも。ほとんどのお店が外にメニュー表を出していますし、お店をちょっと覗けば店員さんが出てきてメニューを見せてくれるので、遠慮せずメニューをチェックしてから入りましょう。バラエティに富んだクロアチアの食ですが、どれを選んでもわりと日本人の口に合います。日本ではなかなか食べられないクロアチア伝統料理にぜひチャレンジしてください。

 

現地で絶対食べたいおすすめクロアチア料理10選

1. ブロデット(Brodet)
2. ブザラ(Buzara)
3. タコサラダ(Salata od hobotnice)
4. ペカ(Peka)
5. サルマ(Sarma)
6. ザグレブ風カツレツ(Zagrebacki odrezak)
7. シュトゥルクリ(Strukli)
8. フジ(Fuzi)
9. パラチンケ(Palacinke)
10. クレムシュニテ(Kremsnita)

 


あなたにおすすめの記事!



この記事をみんなにも知らせよう!