スイスの結婚式で知っておくべき7つの豆知識!

スイスの結婚式で知っておくべき7つの豆知識!

(Davide Vosti)

様々な言語が飛び交い、異なる文化が交わる多様性の国、スイス。スイス人の結婚式も多様性富んでおり、新郎新婦がオリジナリティー溢れる世界にひとつだけの自分流結婚式を計画します。そこで今回は、スイスのドイツ語圏に住む筆者が、スイス人の結婚式の様子ついてご紹介します。

 

スイスの結婚式で知っておくべき7つの豆知識!

 

1. お役所婚、Standesamt

結婚を決めたらまず、Standesamt(出生、結婚、離婚、死亡の届出をする場所)という戸籍役場に書類を提出し、お役所婚の日取りを決めます。実際のお役所婚では、新郎新婦の他にそれぞれ1人ずつ立会人が必要になります。立会人は、親友や兄弟など自分に近い人にお願いすることが多いようです。新郎新婦、2人の立会人の合計4人が必要書類にサインをすると法的な婚姻は成立します。国際結婚の場合は、お役所婚の日程をリクエストする際前に、様々な準備と手続きが必要になります。

 

2. 日本でいう結婚披露宴

お役所婚の後に、教会でセレモニーをしてから(最近は教会でセレモニーをしない場合も多いようです。)結婚披露宴が行われます。披露宴中はお食事を楽しみながら、歌を披露したり、ダンスをしたりと結婚式によって様々です。

 

3. トータル披露宴費用

挙式は、日本のようにホテルで行うよりもレストランや山小屋、ガーデンスタイルで行われることが多いようです。ウェディングプランナーにお願いするよりも仲の良いお友達や家族の協力の下、オリジナリティー溢れる手作りの披露宴が多いので、披露宴費用はだいぶ抑えられていると思います。費用の負担は、家族に頼らずにカップルで負担するケースが多いように感じます。

 

4. お呼ばれされたら?服装編

男性はおしゃれなスーツ、女性は華やかな色合いのイブニングドレスなどで参加されることが多いようです。日本からの参加でしたら、日本伝統の着物で参加すると新郎新婦や他の参加者に喜ばれると思います。

 

5. お呼ばれされたら?ご祝儀編

よくあるケースは、新郎新婦の欲しい物リストがインターネットのサイト上にアップされ、各自参加者がチェックを入れます。新郎新婦側が同じ物や希望ではない物を受け取らずにすむので、非常に合理的だと思います。また、参加者にとってもお祝儀に悩まなくてすむのでお互いにとって良いシステムですね。日本のようにお金を渡すケースもありますが、金額は招待客と新郎新婦との関係性、披露宴会場にもよるのでケイスバイケースです。

 

6. カップル新聞

新郎新婦の誕生からのヒストリーを新聞仕立てにした冊子を作成し、披露宴の前に配布することが多々あります。日本の結婚式の定番のスライドショーの紙面バージョンです。新郎新婦の幼少期の写真や出会いの馴れ初めなど、2人にまつわる興味深い情報が満載です。

 

7. 明け方までパーティ!

スイスの結婚披露宴はひとことで言うと長い!深夜0時をまわることはよくあることで、明け方まで新郎新婦と踊り明かす、ということもあります。招待客の帰るタイミングも人それぞれです。披露宴翌日には予定を入れないことを強くお勧めします。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は、日本のスタイルとはだいぶ異なるスイスの結婚式と披露宴、をご紹介しました。もしあなたが新郎新婦のオリジナリティー溢れる披露宴に参加されることがあれば、上記の知識を考慮しながら日本との違いを存分に楽しんでください。

 

スイスの結婚式で知っておくべき7つの豆知識!

1. お役所婚、Standesamt
2. 日本でいう結婚披露宴
3. トータル披露宴費用
4. お呼ばれされたら?服装編
5. お呼ばれされたら?ご祝儀編
6. カップル新聞
7. 明け方までパーティ!

 


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