国際結婚カップルの離婚がこんなに大変な8つの理由

国際結婚カップルの離婚がこんなに大変な8つの理由

日本国内でも年々増えている国際結婚カップルですが、その一方で国際結婚カップルの離婚の数ももちろん増加しています。国際結婚に比べて国際離婚の情報は少なく、やはり日本人同士の離婚と比べても色々と大変な事が多いです。そこで今回は、「国際結婚カップルの離婚がこんなに大変な8つの理由」をご紹介します。



 

国際結婚カップルの離婚がこんなに大変な8つの理由

 

1. 離婚に至るまでの意思確認が大変

同じ日本人同士でもなかなか大変な離婚。それが相手が外国人となれば、言語の違いや根本的な考え方の違いなども加わり、なかなかお互いの意思確認をするのも大変です。こちらが本気で離婚しようと言っても取り合ってもらえなかったり、逆に離婚の意思表示も何もなく突然相手が母国に帰ってしまった…なんて話もあります。さらに離婚の条件でもめて調停や裁判になった際にも、日本語が分からない故に裁判所に来ない・話し合いが進まない等もよくある事なので、お互いの離婚の意思確認をするのも国際結婚だとひと苦労です。

 

2. 離婚手続きが大変

いざ離婚が決まって離婚届を提出する際にも、やはり国際結婚だと通常より書類が多く必要となります。日本人同士なら離婚届1枚のみで済む場合もありますが、相手が外国人の場合は提出先の役所や相手の国籍によって必要な書類が異なってくる場合もあるので、無駄足を踏まない為にもまずは役所に問い合わせてみてください。そして書類不備があってもすぐ対応できるよう、出来る事なら相手と一緒に提出に行く事が好ましいです。

 

3. 相手国での離婚手続きも必要

無事日本の役所に離婚届を提出して離婚が成立しても、それはあくまで日本国内での話。相手の国でも結婚の手続きをしているなら、もちろん離婚の手続きもする必要があります。手続きの方法や必要書類は国によって異なるので一概には言えませんが、日本国内にある相手国の大使館で済む場合と、相手国まで行かないと離婚手続きが出来ない場合があります。また宗教上の理由でそもそも離婚が認められていない国もあります。なので相手に任せっきりにせずにきちんと調べて出来るだけ一緒に手続きを進めないと、相手国での離婚が成立していなかったという場合も多々見受けられます。

 

4. ビザの問題が浮上

相手が結婚によりビザを取得していた場合、離婚後の相手のビザの問題が出てくる事があります。現在取得しているビザが離婚と同時に使えなくなる訳ではありませんが、離婚成立後はビザの更新が出来なくなってしまいます。それまでに相手が母国に帰るのであれば問題はないですが、離婚後も日本に滞在するのであれば、ビザが切れてしまう前に在留資格の変更の手続きが必要になります。ビザを失うのが嫌で離婚が成立する前に逃げてしまったり、定住ビザ目当てで子供の親権を奪おうとするケース等もありますので、よく話し合いが必要でしょう。

 

5. 慰謝料問題

国際結婚でも日本に住んでいた場合は、離婚の際の慰謝料の決定には日本の法律が適用されます。ところが慰謝料の支払いが決定していても、なかなかその決定通りに支払ってもらえないのが国際離婚。相手が母国に戻ってしまうと、慰謝料の請求はかなり難しくなってしまうからです。調停や裁判の資料を基に相手国で弁護士に依頼する事もできますが、費用もかさみますし、ほぼ絶望的と言えるでしょう。

 

6. 養育費問題

上記の慰謝料と同じく、養育費も国際離婚だとなかなか支払ってもらえない事が多いです。こちらも相手が母国に帰ってしまった場合はほぼ絶望的と言えるでしょう。可能であれば日本にいる内に出来る限り前払いしてもらっておいた方が良いかもしれません。

 

7. 親権で揉める

離婚する際に未成年の子供がいる場合は、どちらか一方が親権者となる必要があります。子供が相手国に行ってしまうとなかなか会えなくなってしまう事や、未成年の子供がいるとビザの取得が容易な事などから、国際離婚の際には親権でもめる事がとても多いです。親のエゴではなく、子供の幸せを一番に考えて親権を決めるられるよう、冷静な話し合いを心掛けましょう。

 

8. 子供の連れ去り

離婚調停や裁判が長引き親権者がなかなか決まらない内に相手が子供を母国に連れ帰ってしまったり、また親権者になれなかった外国人が子供を母国に連れ去ってしまう場合もあります。その際には外務省を通じて相手国に子供の返還を要求する事も出来ますが、子供が相手国にいる限りは相手国の法律に基づいて裁判が行われる事になってしまいますので、連れ戻すのは難しいかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
日本人同士でもなかなか大変な離婚ですが、やはり国際離婚となると大変さも比ではありません。特に未成年の子供がいる場合は2人だけの問題ではなく、子供達の事も考えてあげなくてはいけません。もちろん離婚しないで済むならそれに越したことはありませんが、どうしても離婚となってしまった場合には無駄な揉め事や最悪の事態を避ける為にも、本記事をお役立ていただけたら幸いです。

 

国際結婚カップルの離婚がこんなに大変な8つの理由

1. 離婚に至るまでの意思確認が大変
2. 離婚手続きが大変
3. 相手国での離婚手続きも必要
4. ビザの問題が浮上
5. 慰謝料問題
6. 養育費問題
7. 親権で揉める
8. 子供の連れ去り

 


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