ロシアで花粉症は?ロシア人の6つのアレルギー事情!

ロシアで花粉症は?ロシア人の6つのアレルギー事情!

「はっくしょん!」とくしゃみをしたり、目をこすったり…ロシアでも、毎年雪解けとともに「поллиноз(ポリノース)花粉症」の季節がやってきます。様々な世代のロシア人が、このやっかいな花粉症を含む何らかのアレルギーに悩まされています。彼らはどんな症状を持ち、どのような対策をしているのでしょうか。今回は、ロシアのアレルギー事情についてご紹介します。

 

ロシアで花粉症は?ロシア人の6つのアレルギー事情!

 

1. ロシアの花粉症の時期と原因

ロシアの花粉症のアレルゲン(原因物質)としては、「берёза(ベリョーザ)白樺」が有名です。ロシアで白樺は、樹液をジュースとして飲んだり、樹皮を伝統工芸品の素材にしたりするくらい身近な植物です。

そんな白樺が原因の花粉症は、4月から5月上旬にピークを迎えます。花粉の飛散が多い日は、空気が黄色っぽく見えるほどです。

続いて、5月から6月には、「тополь(トーポリ)ポプラ」のアレルギーに悩まされる人が多いです。ロシアの街角では、この時期にポプラの白い綿毛が、雪のように積もる光景がよく見られます。この綿毛が多くのアレルゲンを町中にばらまきます。

そして、7月から9月にかけてはブタクサなど雑草のアレルギーが流行ります。日本人の花粉症の原因の多くは、スギだと言われていますが、ロシアのスギの生息量は日本に比べてずっと少ないです。だから、日本でスギ花粉に毎年悩んでいる人にとって、ロシアの春は過ごしやすいものになるかもしれません。

 

2. ロシアの花粉症の症状と対策

ロシアの花粉症の症状は、鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、皮膚炎などで、日本のものとほぼ同じです。これらの症状に悩んでいる人向けに、ロシアの健康番組「Жить здорово(ジッチ ズドーラヴァ)素晴らしきかな人生」でも、春の花粉症というテーマが何度か取り上げられてきました。

このテレビ番組でおすすめされていた花粉症対策は、とにかく原因物質から遠ざかる、家に帰ったらすぐシャワーを浴びる、部屋の湿気を多くするなどでした。日本人にとって、花粉のブロックと言えばマスクですが、ロシア人は外でほとんどマスクをつけません。だから、あなたが花粉症対策にロシアの屋外でマスクを付けようとするとき、ちょっとした思い切りが必要になるでしょう。

 

3. ロシアの花粉症の薬

ロシアでも、血液検査でアレルゲンを特定してもらったり、医師に抗ヒスタミン剤を処方してもらったりすることができます。民間療法としては、特定の草の葉や根っこを煎じて飲んだり、汁を鼻に入れたりしている人もいるようです。もちろん花粉症向けの飲み薬や、鼻のスプレーも市販されています。

もしあなたが、ロシアの滞在時にどうしようもなくなったときは、「аптека(アプチエーカ)薬局」で薬を購入してください。そんな時は、「У меня аллергия на пыльцу.(ウ ミニャー アレルギーヤ ナ プゥリツー)私は花粉症です」と店員に伝えてくださいね。

 

4. 食べ物のアレルギー

花粉症の他に、ロシアのアレルギーの代表的なものをいくつかご紹介します。まず、食べ物のアレルギーです。これは、特に12歳以下の子どもに見られます。

アレルギーの原因としてよく挙げられる食物は、ハチミツ、卵、海産物、乳製品、ナッツや豆などです。中には、みかんなどの柑橘類のアレルギーの人もいます。一方、日本の食物アレルギーでよくある蕎麦アレルギーの人は、ロシアではごく少ないようです。

ロシア人は蕎麦を食べないからじゃないかと思った人もいるかもしれませんが、そうじゃありません。麺の形の蕎麦料理こそないものの、ロシア人は、蕎麦の実のお粥や蕎麦の実入りのスープを好んで食べます。蕎麦アレルギーの人は、ロシアで外食する際に「гречневый(グレーチュネヴィー)蕎麦の」という文字が入ったメニューを頼まないようにしてくださいね。

 

5. ホコリのアレルギー

ロシアでは、ホコリのアレルギーを持つ人もいます。アレルギー源は、家の中のホコリや、ダニのフン、ペットのフケなどです。このアレルギーの人は、かゆくなったり、目が赤くなったり、気分が悪くなったりします。拭き掃除や換気、絨毯やソファーの掃除をするのが予防になるそうです。

その他にも、蜂や蟻などの虫に刺されて発症するアレルギーがあります。頭が痛くなったり、血圧が急激に下がったりします。ひどいときには、アナフィラキシーショックを呼び起こします。夏にロシアを訪れると、自然の多い場所にある「дача(ダーチャ)別荘」に誘われたり、川岸でバーベキューをしたりと、野外での活動が多くなると思いますが、蜂や蟻にはくれぐれも気をつけましょう。

 

6. 飲食店やスーパーでのアレルギー表示

筆者や筆者の周りのロシア人は、ロシアのレストランやカフェで、アレルギー対策のために材料の表示がなされているのを見たことがありません。

普通は、自分で店員に次のように聞きます。

「Здесь есть ○○? У меня аллергия на ○○.(ズジエーシ イエスチ ○○? ウ ミニャー アレルギーヤ ナ ○○)ここには○○はありますか?私は○○のアレルギーなんです」

○○の所に、「яйцо(イイツォー)卵」、「молоко(マラコー)牛乳」などの食品名を入れて尋ねましょう。スーパーで売られている加工食品には、法に則って原材料が書かれています。

気になる人は、「состав(サスターフ)原材料」の所を見てみてくださいね。

 

まとめ

花粉が飛び交う5月から9月は、ロシアでは最高の旅行シーズンです。スギ花粉は少なくても、ロシアで何らかのアレルゲンに反応してしまう可能性もあります。この時期の渡航では特に、使い慣れたアレルギーの薬を持参してくださいね。日本人もロシア人も、花粉症に苦しんでいる者同士です。旅行中、日本の最新花粉対策グッズを紹介したら、現地のロシア人と話に花が咲くかもしれませんよ!

 

ロシアで花粉症は?ロシア人の6つのアレルギー事情!

1. ロシアの花粉症の時期と原因
2. ロシアの花粉症の症状と対策
3. ロシアの花粉症の薬
4. 食べ物のアレルギー
5. ホコリのアレルギー
6. 飲食店やスーパーでのアレルギー表示

 


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