サッカーブラジル代表ユニフォームに隠された6つの国民の思い

サッカーブラジル代表ユニフォームに隠された6つの国民の思い

(flickr by Antonio Thomás Koenigka)

サッカー大国ブラジルのユニフォームは、誰もが知っているカラーとデザインですね!ブラジル代表は世界で唯一ワールドカップ全大会に出場し、最多の5大会優勝を果たしています。サッカーに命をかけているブラジル人にとっての代表とはどういったものなのでしょうか?今回は、サッカーブラジル代表ユニフォームに隠された6つの国民の思いにスポットを当てます!

 

サッカーブラジル代表ユニフォームに隠された6つの国民の思い

 

1. チームの呼称

ブラジル代表は日本ではセレソンと呼ばれていますが正確にはポルトガル語で、セレサォン【seleção (代表)】やチームカラーのカナリアにちなんで【Os Canarinhos (カナリア軍団)】と呼ばれています。監督は日本でもジュビロ磐田で活躍し、その後もチームアドバイザーを務めたドゥンガ氏が現在の代表監督を務めています。

 

2. ユニフォーム

現在のユニフォームはホーム時は上が黄色、下が青でアウェイ時は上が青で下が白のユニフォームとなっており、胸元にはブラジル国旗のマークと『CBF=Confederação Brasileira de Futebol(ブラジルサッカー連盟) 』の文字が入っています。マークの上の星の数は優勝回数を表しています。

 

3. ユニフォームの由来

そもそもブラジル代表のユニフォームは白でした。しかし、1950年ワールドカップブラジル大会で行われた第三戦でウルグアイに1対2で敗北、2人がその場で自殺し2人がショック死、20人以上が失神するという事件が起き【マラカナンの悲劇】と呼ばれ、それ以降は事件を忘れるため現在の黄色のユニフォームに変更されたというエピソードがあります。

 

4. ブラジル代表の試合

ブラジルではワールドカップなどブラジル代表の試合があるときは、日本では信じられないことですがブラジルの街の機能はすべてストップします。試合前には会社を退社し、街の商店やショッピングモールは閉店しバスなどの交通機関も本数が減り、銀行や公共機関などもすべて閉まってしまいます。それほどに国民にとってのサッカーがどれほど大切かがわかりますね。

 

5. 国民にとってのユニフォーム

ブラジル人にとってユニフォームは代表試合があるときだけに着るものではありません。もちろん試合の時よりも着用している人は少ないですが、普段の日でも着ている人をよく見かけます。ユニフォームだけでなく普段にも着られるTシャツのモデルも販売されています。男性用だけでなく女性用や子供用もちゃんとありますよ!ブラジル人にとってのユニフォームはブラジルの誇りでもあるんですね。

 

6. 世界で愛されるブラジルユニフォーム

サッカー好きやユニフォームをコレクションしている方にもブラジルのユニフォームは大人気ですよね!強豪国なのでみんなの憧れというのもありますが、ひと目でブラジル代表とわかる黄色のユニフォームは世界中の人を魅了してやみません。そんな筆者ももちろん持っていますよ!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ブラジル代表のユニフォームに隠された悲しい歴史、もうそれを繰り返さないと黄色になったわけですが、惜しくも2014年のワールドカップでも敗北という屈辱を味わいました。しかし、ブラジル人はやはりサッカーが好きなのです。デモがあって一時は危ぶまれたワールドカップも始まってしまえば国民みんなが応援していましたからね。またやはり世界最強だと思わせるようなブラジル代表が活躍するところを見たいです!

 

サッカーブラジル代表ユニフォームに隠された6つの国民の思い

1. チームの呼称
2. ユニフォーム
3. ユニフォームの由来
4. ブラジル代表の試合
5. 国民にとってのユニフォーム
6. 世界で愛されるブラジルユニフォーム

 


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