オーストラリアの10月、11月、12月おすすめイベント行事特集!

南半球のオーストラリアでは10月で春に終わりを告げ、11月、12月からオーストラリア人の一番好きな季節、夏に入ります。そんな夏を待ちきれないように全国で様々なイベントが催され、クリスマスや年末など一年の中で最も行事の多い季節です。

今回は、そんなオーストラリアの春夏に開催するとっておきのおすすめイベントをご紹介しましょう。

 

オーストラリアの10月、11月、12月おすすめイベント行事特集!

 

1. Floriade/フロリアード (オーストラリア最大の花の祭典)

シドニーから車で3時間ほどの首都キャンベラで毎年9月~10月にかけて開かれるフロリアードは南半球最大の花の祭典です。2011年にはエリザベス女王夫妻も会場を訪れて話題になりました。

1988年に始まって以来、毎年50万人が訪れるという会場では約100万本のチューリップやバラはもちろん、オーストラリア固有の珍しい花などが出迎えてくれます。会場では音楽イベントやショーの他に花の種、Tシャツなどのお土産品もあります。

日中は入場無料ですが、夜はNightfest(ナイトフェスト)と呼ばれる有料のイルミネーションイベントが日数限定で行われます。このチケットは8月から販売されるので売りきれる前に早めにゲットしましょう。

庭に並々ならぬ情熱を注ぐオーストラリア人にとって、フロリアードはその年のガーデンデザインのトレンドが分かるワークショップや、有名デザイナーが手がけた庭が見られる一大イベント。会場には子ども向けの工作体験ワークショップやミニ動物園などもあり、ファミリーのお出かけにもぴったりです。

 

2. Melbourne Cup/メルボルンカップ (オーストラリア最大の競馬レース)

メルボルンカップは11月にオーストラリア第二の都市メルボルンで約1週間に渡って行われる国内最大の競馬レースです。競馬発祥の地イギリスでは競馬は貴族階級の遊びとされ、その流れからここオーストラリアでも競馬場は紳士淑女の集まる社交の場。男性はタキシードかスーツ、女性はファシネーターやつば付きの帽子に華やかなドレスで正装するドレスコードがあります。

会場には歌手、俳優、女優やスーパーモデルなど様々な有名人が訪れて、パーティ会場で著名シェフの手がけたフードやシャンパン片手に優雅にレースを楽しむ姿も。もちろん国内トップレベルの騎手が登場するレースも見所の一つ。

ちなみにメルボルンカップ初日はメルボルンのあるビクトリア州は祝日になり、期間中は、街中でも競馬にちなんだ街頭パレードやファッションショー、音楽イベントが盛りだくさん、まさにお祭り騒ぎのメルボルンが楽しめます。

大人気イベントなので、チケットは即ゲットがおすすめです。入場料のみのチケットから様々なオプション付きのパッケージまで、予算に合わせてセレクトできます。思いっきりお洒落して出かけましょう!

なお、オーストラリアの祝日については以下にまとめていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

オーストラリアの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!
オーストラリアは日本から見るとリゾートイメージが強い国ですが、実は意外にも日本より祝日が少ない国です。しかも、州ごとに違う祝日があったり、内容も日本とはかなり異なっています。今回は、オーストラリアにどんな祝日があるのか、そして国民がどういう風に過ごすのかをご紹介します。

 

3. Sculpture by the Sea/スカルプチャー・バイ・ザ・シー (ボンダイビーチの彫刻展示イベント)

10月、シドニーNo.1ビーチと名高いボンダイビーチそばの遊歩道を使って行われるスカルプチャー・バイ・ザ・シーは、国内外のアーティストの作品を屋外展示する現代アートイベントです。美しく透き通るボンダイビーチの海を背景に遊歩道に並ぶ100を超えるアートを眺めるもよし、触るもよしの体験型イベントは、ローカルに大人気です。

いかにも現代アートらしい奇妙でカラフルで目に楽しい作品たちをまるで波打ち際に放置したかのような無造作な展示でカジュアルに楽しめるので、アートが敷居の高いものと思っている人こそおすすめです。帰りにはボンダイの街のお洒落なカフェやレストランを覗くのも楽しいですよ。

 

4. 12/26 Sydney Hobart Yacht Race/シドニーホバートヨットレース (世界的ヨットレース)


毎年クリスマス翌日の12月26日のボクシングデーにシドニーを出発して約1200km先のタスマニア州都ホバートを目指すヨット大会です。ニュージーランド、アメリカ、スウェーデン、デンマークなど世界中からトップチームが参加するこのレースは、荒波と複雑な地形で難所として有名なバス海峡を越えなければならない、世界でも最も難しいレースの一つとされ、オーストラリアではTV中継される人気イベントです。

1945年に9艇でスタートした大会も今や約10倍のエントリーが当たり前の世界的な大会になりました。1999年に初めて2日を切る大会記録をマークしてから、現在の大会記録は1日9時間とスピード勝負なのも見所の一つ。地元の人はオーストラリアの常勝チーム、ワイルドオーツを応援するために見ているといわれ、クリスマス休暇中の定番スポーツイベントとしては、日本でいうお正月の箱根駅伝のような存在のようです。地元のパブやバーなどのTVでオーストラリア人に混じって応援してみるのはいかがですか?

 

5. 12/31 New Years Eve/ニューイヤーズイブ (大晦日大花火)


シドニーを始めとしたオーストラリアの大都市では、新しい年を迎える大晦日の夜に大花火大会が開かれます。TVを通じて世界中で10億人以上が見るといわれ、シドニーのハーバーブリッジが舞台になったこの豪華絢爛な花火を見た事のある方もいるかもしれませんね。オペラハウスやハーバーブリッジを望むシドニー湾エリアには当日100万人以上が殺到するといわれ、前日からテントで場所取りする人もいれば、クルーザーを湾内に泊めて優雅に楽しむリッチな人も。もちろん大晦日特番で生中継されているので、TVの前で楽しむこともOK。

シドニーではこの日2種類の花火が上がります。まず1回目は夜9時のファミリー向け花火から。この日だけはいつもより夜更かしを許される子どもたちは、これを見終わってからベッドに入って寝るのです。

次は新年のカウントダウンと共にいよいよ真打登場、新年の大花火が始まります。毎年この花火にはテーマがあり、その年を代表するトピックスが花火とイルミネーションの中に取り入れられています。2017年は同姓婚の合法化とゲイレズビアンパレードの40周年を祝ってレインボーカラーのイルミネーションが使われました。

この日にオーストラリアにいるなら、是非その目で大花火を見てその圧倒的な美しさを体感してみてくださいね。

 

6. Field of Light/フィールド・オブ・ライト (エアーズロックライトアップショー)


2020年末までの期間限定イベントですが、エアーズロック周辺で人気のライトアップイベント、フィールド・オブ・ライトをご紹介します。

イギリスの有名アーティスト、ブルース・マンロー氏が手がけた50万個の太陽発電球を使った光のインスタレーションで、エアーズロックの漆黒の闇の中でまるで生きているかのように刻々と色を変えていく電球たちの景色は幻想的で圧巻です。

2016年から始まって以来あまりの人気に期間延長を繰り返し、現在2020年末まで開催される事が決まっています。もしこの間にエアーズロックを訪れることがあったら絶対におすすえのイベントです。

なお、チケットは各種用意されていますがツアーでのみ参加可能なので、エアーズロックへ出発する前に予約しておくのがベストです。

 

まとめ

いかがでしたか?
10月から12月のオーストラリアのおすすめイベントを6つご紹介しました。この時期は間違いなくオーストラリア旅行のベストシーズンです。ご紹介したイベントはいずれも自信を持ってオススメできるので、ぜひオーストラリアを訪れた時の参考にしてみてくださいね。

 

オーストラリアの10月、11月、12月おすすめイベント行事特集!

1. Floriade/フロリアード (オーストラリア最大の花の祭典)

2. Melbourne Cup/メルボルンカップ (オーストラリア最大の競馬レース)

3. Sculpture by the Sea/スカルプチャー・バイ・ザ・シー (ボンダイビーチの彫刻展示イベント)

4. 12/26 Sydney Hobart Yacht Race/シドニーホバートヨットレース (世界的ヨットレース)

5. 12/31 New Years Eve/ニューイヤーズイブ (大晦日大花火)

6. Field of Light/フィールド・オブ・ライト (エアーズロックライトアップショー)

 

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