ドバイの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

ドバイの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

中東最大の都市、ドバイ。世界一の高層ビル「ブルジュ・カリファ」や7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」など、富の象徴とも言えるような超豪華な見どころが目白押しです。また、成田空港、羽田空港からはエミレーツ航空をはじめとしてドバイを経由してヨーロッパなどの各都市へ向かう便も数多く、トランジットで空港を利用する方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、旅行前に知っておくと便利なドバイの空港の特徴、過ごし方についてご紹介します。

 

ドバイの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

 

1. ドバイ空港、3つのターミナル

ドバイ空港はターミナル1から3までに分かれています。ターミナル3はエミレーツ航空専用、ターミナル1はエミレーツ航空以外の主要な航空会社、そしてターミナル2はフライドバイ等のLCCが発着しています。ターミナル1と3には地下鉄が直結しており市街地へのアクセスも簡単な他、相互の移動も可能。次の項目からは、各ターミナルについて詳しく見てみましょう。

 

2. ターミナル3の施設

ドバイの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴_ドバイ空港ターミナル3

エミレーツ航空の専用ターミナルです。エミレーツ航空ではエコノミークラスでもセルフチェックインが可能で、早めに出国手続きを済ませてゲート内の免税店やレストラン、ラウンジなどでゆっくり過ごすのもおすすめです。2013年にはエミレーツA380航空機専用のゲートもオープン。トランジットエリア内にはドバイ・インターナショナル・ホテルも入っており、1時間単位での利用が可能です。地下鉄レッドラインの駅がターミナル2階、出発ロビーから直結しており、市街地への移動も簡単です。

 

3. ターミナル1の施設

ドバイの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴_ドバイ空港ターミナル1

ターミナル3からは地下鉄もしくは連絡通路から徒歩での移動が可能ですが、徒歩だと20~25分くらいかかるので荷物が多い場合は地下鉄を使ったほうが良いかもしれません。地下鉄はターミナル3と同じく出発ロビーに直結。ターミナル1にもラウンジ、カフェ、レストラン、土産物屋などの各商業施設が入っている他、ターミナル3のドバイ・インターナショナル・ホテルもターミナル1から入ることができます。また独立したレストランの多いターミナル3に比べてターミナル1はフードコートが充実しているので、ファストフードなどで軽く食事を済ませたい方にはありがたいです。

 

4. ターミナル2は陸の孤島

ドバイの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴_ドバイ空港ターミナル2

中東諸国やCIS諸国へのLCCが主に発着するターミナル2。初めて足を踏み入れると、「あれ、ここが本当にドバイ空港?」と戸惑ってしまうくらい小規模。このターミナルは1や3と飛行場を挟んだ反対側に位置しており、地下鉄も通っておらず、ターミナル間を結ぶシャトルバスもありません。市街地への路線バスはありますがこのチケットは街中か地下鉄の駅でしか買えないそうで、従ってターミナル2からの移動は基本的にはタクシーのみということになります。

 

5. タクシー移動に注意

ドバイのタクシーは初乗り料金も安く、近年はぼったくりなどもなく安全と言われていますが、空港からの移動は注意が必要です。まず、街中でタクシーを拾った場合初乗り料金は3ディルハムですが、空港からの場合は最低でも20ディルハム。更に、空港に乗り入れいているタクシーには3種類あり、普通車が初乗り20ディルハム、大型車が25ディルハム。そして黒塗りのVIPタクシーは50ディルハムです。乗り場にいるタクシー会社の職員は日本人と見ると勝手にVIPタクシーに荷物を運んでしまうので、初乗り料金の安いタクシーに乗りたい場合ははっきりと告げましょう。また、ぼったくりが減ったとはいえ中には前の乗客のメーターをクリアしていなかったりわざと遠回りする運転手もいるので、事前におおよその料金を空港職員と運転手に確認して大きく違いがないかチェックしてから乗った方が良いでしょう。

 

6. エミレーツ航空とフライドバイの乗り継ぎ

ドバイの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴_エミレーツ航空

ターミナル2に発着しているフライドバイはエミレーツ航空の子会社です。日本から出発の場合は、エミレーツ航空のカウンターで最終目的地までのチェックインが可能で、その場合預けた手荷物は自動的に最終目的地での受け取りになります。しかし、復路でフライドバイが先になる場合は適用されません。チェックインはフライドバイ便のみになり、ドバイに到着時に改めてエミレーツ航空のチェックインが必要な他、その際に手荷物預かり票を提示しないと情報の共有ができず、荷物はエミレーツ航空便に受け渡されません。不安な方は、時間があれば一度入国し手荷物を受け取ったほうが無難です。

 

7. 空港内のシャワー

炎天下のドバイを歩き続け汗だくになってしまった、砂漠ツアーで砂まみれになってしまった、そんな方には空港内の有料シャワーをおすすめします。ターミナル3の5階、出国審査を済ませた先にドバイ・インターナショナル・ホテルに併設されたスパがあり、宿泊客以外でも1時間14USドルで利用可能です。搭乗時刻が近いと利用を断られる場合があるので余裕を持って出国し、さっぱりしてから日本へ向かいましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
近未来都市ドバイは市街地だけでなく空港も豪華で便利。英語もよく通じ、わからないことは尋ねれば丁寧に対応してくれます。ターミナル2を利用される場合は移動方法についての記事を参考にしていただき、なるべくターミナル1か3で時間を潰すようにした方が良いかもしれません。裕福な国だけに物価はとても高く、空港内Wi-Fiの無料使用が30分限定だったり、フリースペースにコンセントが少なかったりと節約したい旅行者には少々不便なところもありますが、せっかくですから旅の最後、帰りの飛行機に乗る瞬間まで空港を満喫しましょう!

 

ドバイの空港を徹底調査!旅行前に知るべき7つの特徴

1. ドバイ空港、3つのターミナル
2. ターミナル3の施設
3. ターミナル1の施設
4. ターミナル2は陸の孤島
5. タクシー移動に注意
6. エミレーツ航空とフライドバイの乗り継ぎ
7. 空港内のシャワー

 


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