ベトナムの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!

ベトナムの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!

(Jérémi Joslin)

あなたは、ベトナムにはどのような祝日があるか知っていますか?世界幸福度ランキング2位に輝いたベトナム。なんとなくのんびりとした雰囲気もある国なので、さぞかしお休みの日も多いことでしょう。と思っていたら、意外や意外、なんとアジアで最も祝日が少ない国なのです。ベトナムの祝日は年間10日ほどですが、少ない中でもベトナムの歴史や文化が垣間見れます。

長い間外国からの侵略を受けていた歴史があり、それに関係した祝日も多いのが特徴です。ハノイ在住の筆者からすると、日本の祝日以上に行事などを大切にしているような印象も受けます。そこで今回は、ベトナムには実際にどのような祝日があるか、また国民は祝日をどのように過ごすのか、そのすべてをご紹介したいと思います。




 

ベトナムの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!

 

1. 1月1日 元旦

日本と同じく新暦の1年の最初の日です。後ほどご紹介しますが、ベトナムでは旧暦のお正月を盛大に祝う文化があるため、新暦の元旦はあっけなく終わります。12月31日の大晦日は祝日ではありませんが、日系企業などではお休みにするところも多いです。近年では欧米の文化も入ってきており、街中で「Happy New Year」という垂れ幕や、挨拶を交わす人々も増えてきました。翌日の1月2日からは平日となり、どこも通常業務が始まります。

 

2. Tet(テト)

旧暦の12月29日〜1月3日で、旧正月のことです。ベトナム人が1年の中で最も重要視する祝日です。祝日は5日間ですが、1週間程度お休みする人が多いです。(※2015年より、4日間から5日間に増えました。)テト期間中はほとんどのお店がお休みになるので、普段賑やかな街も静まりかえります。交通機関やホテルも混雑し、数ヶ月前からの予約が必須です。ベトナムは長年中国に支配されていた歴史があり、テトは中国文化が強く感じられます。テトが近づくと、キンカンの木や桃の花(南部では梅の花)を用意し、玄関などに飾ります。また、ベトナムではどの家にも神棚があり、正月飾り(赤と金のもの)などできれいに飾り付けます。

一昔前の日本のように、親戚やお世話になった方々とのつながりを大切にするベトナム人なので、テトギフト(日本でいうお歳暮)は非常に重要です。お酒やお菓子、フルーツなどが一般的で、とにかく派手にラッピングします。年末になると、お付き合いのある会社や友人などへの挨拶まわりが盛んになります。旧暦の1月1日になると、li xi(リーシー=お年玉)を渡したり、banh chung(バインチュン=ベトナムちまき)などの正月料理を食べてお祝いします。テト期間前後はどこか浮ついた雰囲気になり、仕事は進みません。一緒にお仕事をされる場合は気をつけましょう。

 

3. 3月10日 (旧暦) フン王の命日

2007年に制定された新しい祝日です。フン王は文郎国(ぶんろうこく)と呼ばれるベトナム国家の礎を築いたとされています。毎年この日になると、北部にあるPhu Tho(フートー)省のフン神殿に集まり、フン王を祀ります。しかし、文郎国やフン王に関する記録や遺跡などは一切見つかっておらず、伝説の国家とも言われています。

 

4. 4月30日 南部解放記念日

別名「戦勝記念日」とも呼ばれ、1975年4月30日にベトナム戦争が終結したことを記念した祝日です。フランス軍の支配や、日本・ドイツなどからの侵略を経て、ソ連・アメリカの介入により本格化したベトナム戦争。北部ベトナムが次第に勢力を強め、最終的に南部ベトナムを吸収した形で南北統一されました。毎年4月30日には街中に国旗を掲げてお祝いムードになるのですが、人によっては(特に南部の年配の方)、内戦に負けた日としてあまり好まれない方もいます。もしもあなたがこの時期にベトナムにいる場合、祝福の気持ちを表すのは相手の様子を見てからのほうが無難です。

 

5. 5月1日 メーデー

国際労働日です。日本にはないですが、世界各地で祝日となっている日です。この日になると、教会や広場などで様々なイベントが開催されます。ベトナムでは前日の南部解放記念日との連休になるため、旅行に出かけたり遠出する人も多いです。テト(旧正月)以外では唯一の連休となります。

 

6. 9月2日 独立記念日(国慶節)

1945年、当時のホーチミン主席がフランスから独立宣言をした日です。中国の影響もあり、「国慶節」とも言われます。この日が近づくと、国旗や独立を記念した旗が街中に掲げられます。当日は記念イベントや花火などで盛り上がります。1年の最後の祝日なだけあって、思いっきり楽しむベトナム人も多いです。2015年には建国70年を迎え、ベトナム国内はもちろん、日本で行われるベトナムフェスティバルでも大いに盛り上がりました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
日本にはあまり馴染みのない祝日が多かったのではないでしょうか。そこには数々の国から侵略され、打ち勝ってきたベトナムの歴史と強さが見て取れます。あなたがこれらの祝日をベトナムで過ごすことになったら、少し歴史を振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

 

ベトナムの祝日を徹底分析!どんな日があるか全部教えます!

1. 1月1日 元旦
2. Tet(テト)
3. 3月10日 (旧暦) フン王の命日
4. 4月30日 南部解放記念日
5. 5月1日 メーデー
6. 9月2日 独立記念日(国慶節)

 



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