ベトナムへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

ベトナムへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

ベトナム移住を考えているあなた!移住する前に準備するべきことは何か把握できていますか?また、外国人としてベトナムで暮らしていくには、何をしなければいけないかちゃんと計画していますか?今回は、ベトナム在住の筆者がベトナムへ移住するときに知っていると役立つ情報を詳しくご紹介します。

 

ベトナムへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

 

1. ベトナムのどこに住むか?

a) ハノイ(北部)
ベトナムの首都・ハノイ。ホーチミン市ほど栄えてはいないものの、政治の中心地のため国家機関が多いのが特徴です。古い街並みや異国感は残しつつ発展しているのが、ハノイの魅力です。国家機関や製造業系の企業に勤めたい人はハノイがオススメです。気候は四季がありますが、春と秋は短いです。冬は雪こそ降らないものの、ダウンコートが必要なほど寒くなります。南国を求めて移住したい場合にはお勧めしません。また、1年中曇っていることが多く、湿度も高いです。

b) ダナン(中部)
近年、日系企業の進出も増加してきたダナン。ベトナム在住者がリゾート目的で滞在する人気ナンバーワンの都市です。ダナン在住の日本人はまだ少ないですが、世界遺産の都市ホイアンやフエにも近く、気候の良さや海の綺麗さはのんびり暮らしたい人にオススメです。気候は年中暖かく、カラッとしています。ただし9月頃には台風や洪水になることもあります。

c) ホーチミン(南部)
ベトナム最大の経済都市・ホーチミン。在住日本人が最も多く、高島屋やイオン、ファミリーマートなどもあるため、海外に慣れていなくても住みやすいです。日本からの直行便も多いので、一時帰国もラクです。サービス業や繊維系の企業に勤めたい人はホーチミン市がオススメです。気候は年中暑く、雨季と乾季があります。雨季でもスコールで終わることが多く、1日中降っていることはほぼありません。

 

2. ビザを取得するには?

日本国籍の人がビザなしでベトナムに滞在できるのは、15日以内です。それ以上の滞在にはビザが必要なのですが、ベトナムビザは頻繁に規則が変更されるため、都度確認が必要です。筆者も何度も取得していますが、毎回何かしら変更があり複雑です。現地の勤務先や旅行会社を通じて取得するほうが確実です。

一般的には観光ビザ、ビジネスビザがあり、1ヶ月〜1年のシングル・マルチビザがあります。現地からの招聘状(インビテーション)が必要な場合もありますので、現地勤務先の企業などにサポートしてもらいましょう。人材派遣会社を通している場合は、そこでサポートしてもらえることが多いです。他に労働許可証(ワークパーミット)や一時滞在許可証(レジデンスカード)の取得もありますが、勤務先の会社のサポートが必須となりますので、勤務先や人材派遣会社へ問い合わせてください。

 

3. 家の探し方と住居トラブル

移住するにあたってまず最初にすることは家探しです。日系の不動産会社も多いので、まずはそちらへ相談するのが無難です。サービスアパート、アパート、一軒家を借りるのが一般的ですが、サービスアパートが最も手軽です。家具一式(お皿や布団なども)が付いていて、スーツケース1つで即移住が可能です。掃除や洗濯のサービスが付く場合がほとんどです。家賃はピンキリですが、大体500ドル前後でも十分にきれいなサービスアパートに住むことができます。(ハノイの場合。家賃相場はハノイが最も高く、続いてホーチミン、ダナン。)

住む家が見つかったからといって、すぐに安心はできません。住居トラブルで多いのは、入居後に判明した水漏れや家電故障、鍵の故障などですが、これは大家さんに言えば無料で修理してくれます。高額な工事費を請求された場合は、まずは仲介業者へ相談しましょう

次に多いトラブルは、掃除・洗濯のお手伝いさんによる盗難被害です。外国人はお金を持っているというイメージもあり、現金やパスポート、日本製のデジカメなども盗難されることがよくあります。貴重品は必ず目に付かない場所へ、鍵をかけて保管しておきましょう。

 

4. 最も多い死因・交通事故

ベトナムはバイク大国です。信号は増えてきたものの、バイクの多さに加え車も増えてきたため、すぐ渋滞も起こります。マナーの悪いドライバーも多いため、交通事故で命を落とす人はかなり多いです。タクシーも安いので、自分で運転しないことが一番ですが、道路を渡る時や歩道を歩く時でも十分に注意しましょう。特にバスは突っ込んでくるので、必ずバスが通り過ぎてから道を渡るようにしましょう。

 

5. 病気になったら?

近年は日系のクリニックも増えてきたので、まずはそちらにかかってもいいでしょう。入院が必要になった場合や、緊急時、専門的な検査が必要な場合などはインターナショナルホスピタルにかかるのが一般的です。基本的には外国人か、裕福なベトナム人が通う病院なので、海外旅行保険は必須です。加入していればキャッシュレスで受診できます。日本語の通訳がいる病院も多いので、安心してください。高度な手術が必要になった場合は、タイやシンガポールに搬送されることもあります。

 

6. 家族を大切に

ベトナム人は非常に家族を大切にします。日系企業に勤務する場合、ベトナム人の同僚や部下をもつと思いますが、家庭の事情は極力優先させてあげるのがうまく付き合うコツです。実家に友人を招くのもよくある話です。とてもホスピタリティー溢れているので、どっぷりと現地の文化に浸かって、さらに親交が深くなること間違いなしです。日本ではタブーとされている、給料や家賃、家族の収入なども遠慮なく質問されるので、文化の違いとして受け入れ、気を悪くしないようにしましょう。もちろん、答えたくないことははっきり言っても大丈夫です。

 

7. 社会主義国ということ

親日でフレンドリーな国なので忘れがちなのですが、ベトナムは社会主義国です。公安や国家機関の力が強く、トラブルを起こしたりして公安と揉めると、最悪の場合死刑もありえます。必要以上に気にすることはないですが、何事も羽目は外しすぎないようにしましょう。意図せぬトラブルに巻き込まれた場合は、賄賂を払って見逃してもらうのも一つの手です。あまり良くない話ですが、命を守る手段として覚えておいてください。

 

まとめ

いかがでしたか?
外国人として異国に暮らす以上、注意するべきことはたくさんありますし、不便なことも多いです。しかしそれ以上に、人の優しさや異文化とのふれあいによって、刺激的な毎日になること間違いなしです!この記事が、ベトナム好きのあなたの移住の手助けになれば嬉しいです。

 

ベトナムへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

1. ベトナムのどこに住むか?
2. ビザを取得するには?
3. 家の探し方と住居トラブル
4. 最も多い死因・交通事故
5. 病気になったら?
6. 家族を大切に
7. 社会主義国ということ

 


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