イギリスへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

イギリスへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

日本人の移住が6万人以上いるイギリス。EU離脱により変わりゆく国ではありますが、もしイギリスに移住するならビザはどうなるのか、何か注意することがあるのかという不安がありますね。今回は、イギリスに移住する前に知ってほしい7つのポイントをご紹介します。

 

イギリスへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

 

1. イギリスのビザについて

イギリスには旅行ビザの他に、訪問者ビザ、短期商用ビザ、学生ビザ、ワーキングホリデービザ、就労ビザ、アカデミックビジタービザ、企業家ビザ、永住ビザがあります。学生ビザでは学部の場合5年、ワーキングホリデーでは1年、アカデミックビジタービザは主に研究機関にお勤めの方対象なので、その研究機関によって変わってきます。また就労ビザは5年ごとに発行となっています。

 

2. ビザを取得するには

学生ビザは、英語学校などに行く場合は、学生ビジター・ビザで11か月まで滞在可能です。しかし、長期ビザになると申請自体の時間がかかるうえに、UKVIに登録されている学校でないとビザは取れません。

また、就労ビザは、日本企業内での転勤以外では、かなり時間と手間がかかります。イギリス企業に就職する場合は、雇用先の身元引受書類、賃金が手取り20500ポンド以上、学位レベルの語学力、Secure English Language TestでのB1レベル相当、資金としてビザ申請前の31日以内までの連続90日間、本人名義の銀行口座に945ポンド以上の預金をしておくことなどがあります。

他にも企業家ビザなどもありますが、EC離脱後のイギリスでは今後変わってくる可能性が高いので、日々の変更は、UKV (https://www.gov.uk/check-uk-visa) で確認していく必要があります。

 

3. 日本の生活面との違いはある?

イギリスは、水道、ガス、電気が通っていますし、スーパーマーケットもありますので生活面での不便さはないでしょう。ただし24時間営業の店はほとんどなく、遊びに行くところといえばパブだけというところがほとんどです。公共トイレは駅やデパート、ショッピングモールにはありますが、急なときなどはパブなどに入ってトイレを利用することしかありません。日本のようなこと細やかなサービスがないですから、ちょっとさびしさがあるかもしれません。

 

4. 病気になったときは?

イギリスには、1948年よりNHS(National Health Service、国民健康保険)があります。これは、6か月以上滞在の外国人も加入することができます。これは診察代がなんと無料になる制度で、かかりつけ医を決めてからの加入になります。他には、海外保険に入っている場合は、海外保険での適用される病院で診察できます。

かかりつけ医はとても便利な制度ですが、体調が悪く、かかりつけ医に行ったとき「悪いけれどわからないから日本に帰って診断を受けて」と言われた人もいます。

 

5. イギリス人との付き合いに注意点は

イギリス人は、付き合いが長くても本当のことを本人に言わないことが結構あります。例えば、「イギリス人の誕生日ではカードだけでOK」ということがガイドブックで書いてあってそのままカードだけ持っていったら、パーティー会場で冷たい視線を浴びた、また「イギリスではどこに車を駐車してもいいって言ってから開いているスペースに置いたら、近所の人たちがこそこそ話をしていていやだ」という話。これらは、実は日本人がみんな勝手に動いてしまった結果です。

例えばパーティーなら「何もいらないわよ」と言われても、チョコレート(箱入りのちょっと高めの)やワインを持っていく、車をどこに置けばいいかみんなに聞く、もしかするとその下に消防栓があるところなのかもしれません。

または、友達の家に子供を連れて遊びに行ったとき、招かれた家の中をごちゃごちゃにしたままそのまま帰る、というのはマナー違反です。「イギリス人は細かなことにこだわらないから」と言う人がいますが、それはまた別の話。実際にあった恐ろしい話ですが、自分がされたらと嫌なことはしないようにしましょう。逆に、心細やかなことを相手にするとそれに感動してくれるのもイギリス人です。ぜひ、日本の心を忘れずに人との付き合いをしていってください。かならず「say hello」は忘れずに。

 

6. おすすめの街はどこ?

移住ともなれば大きな街が主でしょう。ロンドンやイギリス南東部などは、豊かな自然と経済的にも余裕のある人たちが暮らしているリゾート地もあり、見どころ沢山な街が多いです。ぜひ、人の多い街の方をおすすめします。

 

7. 自分の国籍を考えましょう

イギリスに住んでいても、永住権を得ることができてもイギリス人にはなれるわけではありません。自分は、日本人であるということを改めて感じさせられることが多いと思います。自国ではないということ、イギリスでビザを発行してもらい、この国に住んでいること、様々な人と出会うことできっと自分の中のアイデンティティというものが目覚めていくことを感じられるでしょう。イギリス人は、ほとんどの人が中国人、韓国人と日本人の違いがわかりません。それにいきり立つ前に、自分が日本人としてきちっと生活することが大切です。

 

まとめ

いかがでしょうか?
EUから離脱した後のイギリスは、今変革期を迎えています。その中でも外国人の受け入れの拒否といったものが目立っており、それに対する対策はまだまだなされていないのが現状です。今後、ヨーロッパの中でイギリスはどういった立ち位置になるのか、それらによってビザ関係は変わってきますから、移住を計画されている方は早めに用意をする必要があります。また、学生ビザは年々、取得が難しくなっており、最近ではサッカー選手のビザが下りなかったという問題も発生しています。ぜひ、イギリスの移住を考えられる方、今から移住される方は、ビザの変更などに注意をしてください。

 

イギリスへ移住するあなたに知ってほしい7つのお話!

1. イギリスのビザについて
2. ビザを取得するには
3. 日本の生活面との違いはある?
4. 病気になったときは?
5. イギリス人との付き合いに注意点は
6. おすすめの街はどこ?
7. 自分の国籍を考えましょう

 


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