シンガポールの治安調査!旅行前に知るべき7つのポイント!

(Tanti Ruwani)

世界平和度指数で常に上位にランクインしている日本と比べて、シンガポールの治安はどうでしょうか。犯罪は多いのでしょうか。観光中に被害にあうことはあるのでしょうか。現地の治安、そして観光客に対してそのような注意が必要なのか。今回は、シンガポールへの旅行や出張、留学などで安心して過ごせるよう現地の治安についてご紹介します。

 

シンガポールの治安調査!旅行前に知るべき7つのポイント!

 

1. シンガポールの現地の治安について

あなたはここシンガポールの世界平和度指数をご存知ですか?2014年の発表によると世界第25位。様々な要素から算出されている指数ですが、世界的に見て非常に高いランクといえるでしょう。外務省の海外安全ホームページにおいても危険とは無縁の国となっています。現在のところテロなどもなく、誘拐事件に関しても2014年以降は一件も発生していません。犯罪発生率も10万人に対し606人と日本よりもかなり低い発生率となっています。これは、政府が犯罪を厳しく取り締まっていることも影響しているようです。

 

2. 気をつけるべきこと

危険の少ないシンガポールですが、それでも気をつけなければならないことがあります。日本と同じ感覚では犯罪に出くわすこともありますので、お気をつけください。まず、犯罪を誘発するような行動はしないということを心がけて下さい。空港やショッピングモールなど混雑しているところでは、特に犯罪に巻き込まれやすいので注意が必要です。

・貴重品、多額の現金は持ち歩かない

・自分の荷物、持ち物に関しては目を離さない

・財布や携帯などの貴重品はポケットや盗まれやすいところに入れて持ち歩かない

・夜間の一人歩きには十分注意する

・混雑したところではバックや荷物は自分の前に抱える

・パスポートは安易に扱わず、慎重に保管、提示する

・プールなどでの遊泳中は、プールサイドに貴重品を持っていかない

 

3. シンガポール特有のトラブル

シンガポールならではの気をつけたいポイントをご紹介します。スマートフォンなどを購入するときに、小売店とトラブルになることがあるようです。小売店で購入したい携帯の機種を選んだ後で、先に現金、もしくはクレジットカードで支払わせます。その後、事前に説明のなかったSIMカード代、保証料、インストール費用、付属品の代金など追加請求がされます。この支払いを拒否した場合、支払い済みの携帯端末の引渡しを断られたり、購入のキャンセルに応じないというトラブルが後を絶ちません。購入の際は、支払いをする前に説明をよく確かめてトラブルに巻き込まれないように注意しましょう。

もうひとつ、シンガポールに来たなら楽しみたいシーフード。特にチリクラブは本当に美味しいですよね。ただ、一部のお店では金額が記載されておらず、法外な金額を請求するところもあるようです。特にボートキーではこういった被害が後を絶ちません。これらを防ぐためには、まず注文の際に値段を確かめること。グラムあたりの料金表示のお店がありますので、あなたが注文したものは何グラムになるのかきちんと確認してください。大きさは人数に対して適当かということもあわせて確認することも大切です。怪しいと思ったら違うお店に移動する勇気も必要です。せっかくのおいしい食事を楽しむためにトラブル回避をしていきましょう。

 

4. 置き引きやスリの盗難被害

海外でよく聞く被害にパスポートや金品の盗難被害が挙げられますが、シンガポールでも例外にもれません。空港や混雑したショッピングモール、レストラン、ホテル、観光地、様々なところで被害にあう人が後を絶ちません。いくら安全とはいえ被害にあわないように自己管理を怠らないことが大切です。

 

5. 移動のときに気をつけることは?

あなたは移動のときにどんな手段で移動しますか。快適にそして安全に移動できるよう以下のことを頭に入れておくといいかもしれません。シンガポールのタクシーはメーター式です。一部の悪質なタクシードライバーはメーターを上げずに走ったり、通常料金の数倍もの金額を請求したりしますので、特に外国人である私たちは気をつけなければいけません。もしも万が一、タクシーのトラブルに巻き込まれたら、助手席の前方にドライバー情報が表示してありますので、タクシー会社にタクシー番号とタクシードライバーの名前を伝えるようにしましょう。

タクシー以外にも気をつけてほしいことがあります。それは歩行についてです。シンガポールでは交通規則を守らない車両を見かけることも珍しくありません。歩行についてはこういった車両の被害にあわないように、よく確かめてから道路の横断をして下さい。特に小さいお子さん連れの方は注意してください。また、移動時にMRTを利用される方もいると思いますが、罰金の対象になることも多いですので、気をつけるようにしましょう。

 

6. シンガポールでもおこった暴動

記憶に新しい2013年の12月。リトルインディアで外国人労働者による暴動がおきました。これは44年ぶりにシンガポールで発生した暴動ですが、その後のシンガポールの規制に大きくかかわることとなりました。シンガポールで犯罪者にならないよう禁止事項については気をつけたいですね。

 

7. 禁止事項

主な禁止事項は以下のとおりです。これらには十分気をつけましょう。

・2015年4月より、シンガポール国内の公共の場における飲酒が法律で禁止となりました。時間帯は午後10時30分から午前7時までとなっています。その間は販売もありません。最高$10000の罰金

・ゴミやタバコの「ポイ捨て」は最高で$5000の罰金

・横断禁止場所での道路横断にも最高で$5000の罰金

・禁煙運動が盛んなシンガポールでは、公共施設内はすべて禁煙となっています。特にレストランでは、違反すると客と店の双方が処罰の対象となります。

・わいせつ行為は厳しく取り締まられています。すべてのわいせつ行為は犯罪として警察に通報、逮捕された上で裁判を経て罰金、禁固等の刑罰が科されます。

・万引き行為に対する処罰は厳しくなっています。万引きを行った者は警察に通報、逮捕、裁判を経て罰金,禁固等の刑罰となります。

・麻薬の所持、密売等につき厳しい取締りが行われています。麻薬等の「運び屋」に仕立てられることを避けるためにも、自分の荷物は責任を持って携行するとともに、他人の荷物を安易に預からないようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
シンガポールは主に3つの人種からなる国。人種を超えて仲良く暮らすことがひとつのテーマとなっているここシンガポール。仲良く暮らすためことに努めた結果と厳しい国の政策の結果、治安はきわめて良いといえるでしょう。あなたも規律を守ってもうひとつの人種として仲良しの仲間入りをしてみてはいかがでしょうか。

 

シンガポールの治安調査!旅行前に知るべき7つのポイント!

1. シンガポールの現地の治安について
2. 気をつけるべきこと
3. シンガポール特有のトラブル
4. 置き引きやスリの盗難被害
5. 移動のときに気をつけることは?
6. シンガポールでもおこった暴動
7. 禁止事項

 


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