タイの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!

タイの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!

(Takeaway)

あなたはタイの葬式・葬儀がどのようなものかご存知ですか?日本とは大きく異なるタイのお葬式、突然の訃報時にも粗相のないようマナーを守って対応したいですよね。そこで今回は、90%以上のタイ人が信仰する上座部仏教に焦点をあて、タイの葬式・葬儀がどのような形式で執り行われるのかをご紹介します。

参列する際に気をつけたい服装やマナー、なかなか聞けないお香典のことなど、詳しく解説していきます。それではご覧ください。




 

タイの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!

 

1. タイのお葬式、ご葬儀の流れ

タイにはイスラム教やキリスト教を信仰している人もいますが、国民の大部分が信仰している上座部仏教についてのお葬式、ご葬儀の流れを紹介します。タイで故人の冥福を祈る場所は、火葬場も備えているお寺です。このお寺でお通夜から火葬まで、多くの人は納骨までが執り行われますが、一部の人はお通夜のみをご自宅で行うこともあります。

お通夜は、故人の社会的地位や裕福度で日数が変わってきますが、少なくとも3日間、毎晩僧侶にお経をあげてもらいます。それ以上の場合は、奇数日での設定とし、5日間、7日間…となり、故人が富裕層や地位が高い場合、何カ月かに渡って執り行われることもあります。年中温暖な気候のタイでこれだけの日数のお通夜が執り行われますので、ご遺体は冷蔵機能の付いたお棺に入れられます。また、主催者は毎晩変わり、遺族だけではなく、故人や遺族の所属していた、または所属している団体が務めることもあり、費用は主催者が負担します。お経は間隔を空け3度あげられ、その後遺族からお食事、デザートが毎晩振舞われます。その後もう1度お経をあげ、解散になります。

お経以外に、故人の冥福を祈り、タイ伝統音楽を生で演奏したりすることもあります。また、お経が終わった後も、親族、親しい友人などはお寺でお酒を飲んだり、時には博打をして、明るく故人を偲び、夜を明かすことも多くみられます。この明るくというのは、タイに深く根付いている上座部仏教の教えである輪廻転生と強く結びついており、現世の様々なしがらみ、苦しみから解放され、新たにより良い生を受けると信じられているからです。

お通夜が終わると、火葬を行う告別式が執り行われます。華僑など極々一部のタイ人を除き、現在は土葬ではなく、火葬が主流になっています。一般的に、告別式は昼間に行われ、最後にお経をあげ、荼毘に付されます。火が入れられる際には音だけの花火を鳴らすこともあります。

 

2. 参列する際のマナー

お通夜から告別式まで毎日参列できるに越したことはありませんが、お通夜中に1日と告別式に参列できれば良いでしょう。遠方などで、それも叶わない場合には、お通夜か告別式のどちらかに参列できれば問題ありません。

 

3. 参列する際の服装

基本的に黒白の服、男性は襟つきのシャツが良いでしょう。ジャケットやネクタイ、黒いストッキング、ヒールある靴の着用はしない場合も多くあります。タイ人は純金のアクセサリーを好みますが、お葬式の際にも普段通り着用しています。外国人であるわたしたちも華美でなければ、着用して問題ありません。

故人の階級によっては、色は黒でもカジュアルな服装であったり、逆に日本のようにきっちりと喪服に身を包んでいたりと多種多様ですが、基本的に黒白の服で、失礼のない身なりであれば問題ないと思って良いでしょう。

 

4. お香典

タイにも日本と同様にお香典があります。社会的な地位や収入、また故人との関わりや故人との関わりはなくともご遺族との関わりの深さに応じてお香典を包みます。一般的には、200バーツから1,000バーツ程です。日本で言う香典返しの習慣はありませんが、告別式の際には小さな記念品、コップであったり、ヤードムと呼ばれる嗅ぎ薬であったりが配られます。

お香典の他には、献花をする場合もあります。どこのお寺の近くにも花輪屋がありますので、頼むとお寺まで届けてくれます。花輪は500バーツ程からあり、会社単位など何名一緒の連名でも構いません。筆者は花輪以外にも、扇風機やタオルケットなど実用的なものを花輪の代わりとしているのを見たことがあります。

 

5. お墓

タイには一部の中国人用のものを除き、墓地がありません。お寺の通路の壁や納骨堂の壁や、お寺の敷地内に仏塔を立て、日本と同様にご先祖様と遺骨を安置します。前述の通り、輪廻転生が信じられていることからお墓という概念は重要なことではなく、海や川、山間部などに散骨することも決して珍しいことではありません。

 

6. 火葬後の供養

荼毘に付された後には、7日、100日の節目、1年、2年、3年…と毎年供養をします。お寺で行うこともあれば、自宅での場合もあります。お料理からデザートまでを用意し、故人とお釈迦様に先ずお供えをし、お経をあげてもらい、その後僧侶に振舞い、またお経をあげてもらいます。お経をあげ終わった後、集まった遺族や友人でいただきます。お料理やデザートは故人の好きだったものが用意されることが多いです。

 



まとめ

いかがでしたか?
日本と似ている部分もありますが、タイでは不慮の事故など場合は例外としても、一般的に拍子抜けする程に明るく見送る傾向があります。90%以上の国民が信仰する上座部仏教の根付くタイという国での、一般的な死生観が垣間見えると思います。

日本人には驚くことが多いですが、宗教や文化的背景を知ることで、しっかりマナーを守って振る舞えるでしょう。異なる文化、価値観にもしっかり対応できる柔軟な国際人になってください!

 

タイの葬式・葬儀にまつわる6つの豆知識!

1. タイのお葬式、ご葬儀の流れ
2. 参列する際のマナー
3. 参列する際の服装
4. お香典
5. お墓
6. 火葬後の供養

 



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