スペイン語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

スペイン語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

(Jessy Land)

スペイン語を話せると世界の約4分の1の人と会話できると言われています。筆者はスペイン語圏での生活が10年目になりますが、スペイン語は「ざじずぜぞ」の濁音がないので、世界でも最も美しい言葉の1つとされていて、とても好きな言語です。そんなスペイン語において、月や曜日を何と言うかは必ず押さえたい知識ですよね。

そこで今回は、スペイン語で月、曜日を何と発音するのか、さらにどうやって覚えたらいいかを詳しくご紹介します。

 

スペイン語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

 

1. スペイン語はローマ字読みだから発音は簡単!

スペイン語の楽な点として、発音が基本的にローマ字読みすればよいという点です。英語を勉強するときは、その通りに発音してははならないと学びますが、スペイン語は書いてあるままそのまま読めばいいので、とっかかりやすい言語です。では、実際に月は何と発音するのか、次の項で解説していきます。

 

2. 月は何と発音するの?

スペイン語の月の言い方は以下の通りです。
1月 / エネーロ / enero
2月 / フェブレーロ / febrero
3月 / マルソ / marzo
4月 / アブリール / abril
5月 / マジョ / mayo
6月 / フニオ / junio
7月 / フリオ / julio
8月 / アゴスト / agosto
9月 / セプティエンブレ / septiembre
10月 / オクトゥブレ / octubre
11月 / ノビエンブレ / novirmbre
12月 / ディスィエンブレ / diciembre

 

3. 月をどうやって覚える?

どうでしたか?発音はなんとなく英語に似ていませんか?1月は全く違いますが、2月のFはじまり、3月がマルソで、マーチに似ていませんか?4月がアブリール、エイプリルに似ていますよね?スペイン語の場合、Jの読み方は特殊で「フ」と読みますが、6月のjunioは英語のジューンに書き方が似ていますよね。8月からも同様です。アゴストと英語のオーガスト、これなら激似ですぐに覚えられそうですね!9月から12月はほぼ同じです。9月のセプティエンブレのように、語尾が「ブレ」となるのが特徴ですが、出だしは英語と同じですね。セプテンバーがセプティエンブレと変わります。覚えられなくても、ローマ字読みすればよいので、暗記しなくても大丈夫です。

 

4. 月の名前の由来はローマ神話から

それぞれの月の名前は、古代ローマ神話の神々の名前や、ローマ皇帝の名前からとられています。1月エネーロは、門の守護神ヤヌスから、2月フェブレーロは月の神フェブルスから来ています。3月マルソは軍隊の神マルスからきています。

4月のアブリールはちょっと特殊で、abrir 、始めるという動詞から来ています。一年の始まりの月ということですね。5月マジョは、豊穣の女神マイアから、6月フニオは最高神ジュピターの妻ユノから来ています。6月は日本でもジューンブライドという言葉があり、6月に結婚したカップルは幸せになるといいますが、これはユノが結婚の女神であるため、そのように言われるようになりました。

7月フリオは、ユリウスカエサルというローマ皇帝の名前が由来です。8月アゴストも、別のローマ皇帝、カエサル アウグストゥスの名前が使われています。8月は彼の誕生日だそうで、自分の名前を誕生月に使わせたようです。9月からはそれぞれ、序数が使われています。

月の呼び方の由来を知ると、記憶するのに助けになりますね。

 

5. 曜日はなんていうの?

スペイン語の曜日はどんなふうに発音するのでしょうか。答えは以下の通りです。
月曜日 / ルーネス / lunes
火曜日 / マルテス / martes
水曜日 / ミエルコレス / miercoles
木曜日 / フエベス / jueves
金曜日 / ビエルネス / viernes
土曜日 / サバド / sabado
日曜日 / ドミンゴ / domingo

 

6. 曜日をどうやって覚える?

曜日になると、この辺は英語とだいぶ違ってきますね。どうすればいいでしょうか?

まず覚えておきたいのは、曜日の語源は月と同じで、ローマ神話の神々などにちなんでつけられている、ということです。また、月と同じく実際に存在したラテン名での有名な人の名前がもとになっているものもあります。たとえば、日本語で月曜日は「月」と書きますね。スペイン語で月は「ルナ」です。つまり、月の女神ルナから引っ張ってきたのが月曜日で、ルーネスです。ルナとルーネス、似てますよね?

同じように、火曜日のマルテスは、軍の神マルスからとられたものです。水曜日のミエルコレスは、商売の神メルクリウスから来ています。木曜日のフエベスは、最高神ジュピターに基づいています。金曜日のビエルネスは、愛の女神ビーナスです。聞いたことありますよね?

土曜日はサバドですが、サバドというのは安息日のことです。聖書では週に一度、お休みの日があり、仕事はせずに自分の教養を高める日、つまりサバドの教えがあります。実際今でも安息派の人たちは、土曜日はお休みの日です。

そして日曜日のドミンゴ、これは一番親しみのある言葉ではないでしょうか?きっとどこかで聞いたことがあるような言葉ですよね。そういえば、ドミニカという国がありますよね。あれは、コロンブスが日曜日、つまりドミンゴに初めて到着したので、それにちなんでドミニカと呼ばれるようになったといわれています。

 

まとめ

いかがでしたか?
月と曜日、覚えられそうですね!日常会話では毎日のように使いますので、覚えていると本当に便利です。こういった単語は名前の由来から覚えることでより体に染み込んで習得できますし、ローマ神話から来ているといった不思議な歴史もちょっとした現地での会話ネタになることでしょう。月や曜日はスペイン語を話す上で大切な単語ですので、ぜひ最初のうちに覚えてしまいましょう!

 

スペイン語の月・曜日を簡単にマスターする6つの法則!

1. スペイン語はローマ字読みだから発音は簡単!
2. 月は何と発音するの?
3. 月をどうやって覚える?
4. 月の名前の由来はローマ神話から
5. 曜日はなんていうの?
6. 曜日をどうやって覚える?

 


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