現地で絶対食べたい人気おすすめポーランド料理15選!

楽しい海外旅行、観光はもちろんですが現地の料理をたべることも楽しみの一つですね。では東欧の国ポーランドではどんな料理が食べられているのでしょうか?スープや煮込み料理など、手をかけた昔ながらの家庭料理がポーランド料理の特徴です。素朴ながら野菜やお肉の味が生かされて美味しいポーランド料理は、私達日本人の口にもあうことと思います。

そこで今回は、沢山あるポーランド料理の中でも、特に食べて欲しいおすすめの料理をご紹介いたします。

 

現地で絶対食べたい人気おすすめポーランド料理15選!

 

1. 赤ビーツの酸味がくせになる!barszcz(バルシチ)


鮮やかな赤色が特徴的なポーランドのスープ「バルシチ」。赤ビーツを使ったスープでお肉や野菜の旨味がギュッとつまっており、飲むと少し甘酸っぱいのが特徴です。そのため、こってりとしたお肉料理との相性は最高です。

家庭によって作り方は異なりますが、なかにはサワークリームを浮かべたり、「ウシュカ」と呼ばれる水餃子を浮かべて食べる場合もあります。ポーランドのクリスマス料理にはこのバルシチは欠かせないという家庭も多くある、伝統的なポーランドの料理です。

2. 健康的な白いスープ!Żurek(ジュレック)

ポーランドでよく食べられるスープといえば、このジュレックです。「zakwas(ザクファス)」と呼ばれる発酵させたライ麦を使った酸味のあるまろやかなスープで、中にソーセージや卵が入っている場合もあります。

レストランなどではくり抜いたパンの中にこのジュレックが入っており、それだけでお腹いっぱいになってしまうのでは。ポーランド人が大好きな家庭料理の味、ジュレックはぜひ一度試してみる価値ありですよ。

3. 夏に食べたいあっさりスープ!ogórkowa(オグルコヴァ)


ポーランド語できゅうりという意味の「オグレク」。このきゅうりを使ったスープが「オグルコヴァ」です。きゅうりといっても生のきゅうりを使うわけではなく、ピクルスなどを使って作られます。飲むとさっぱりした酸味とハーブが口の中に広がり、食欲のない時でも食べることができます。

家庭ごとに異なり、ライスやじゃが芋などの野菜を入れる場合も。ポーランドでは特に夏の味として好まれている料理オグルコヴァ、日本では食べられないきゅうりのスープをぜひ味わって下さいね。

4. これは絶対に食べたいポーランドの水餃子!pierogi(ピエロギ)

ポーランド料理でこれははずせないという料理、それがピエロギです。日本の水餃子と似ていますが、皮は日本の物より厚くもちもちとした感触がたまりません!中身も様々でひき肉だけではなく、ジャガイモとチーズ、ザワークラウトやキノコなどいくつも試してみたくなるはず。

また、イチゴやブルーベリーなど果物を入れたピエロギもデザート感覚で楽しめます。ポーランドの国民食ピエロギ、ぜひ食べて欲しい1品です。

5. カリカリがくせになる!placki ziemniaczane(プラツキ ジェムニャチャネ)


ポーランドの主食といえばじゃが芋、このじゃが芋を使った料理がプラツキ・ジェムニャチャネです。作り方は簡単で、すりおろしたじゃが芋に小麦粉・卵を加え塩コショウで味付けしてから両面をカリッと焼くだけのシンプルな料理です。じゃが芋をおろす時に目の粗いおろし器を使うと、サクサクとしたハッシュポテトのような歯ごたえになります。

また、これにサワークリームや砂糖をかけたり、グヤーシュをかけて食べます。ポーランド人の多くに愛されているプラツキは、私達の口にも合うと思いますよ。

6. いろいろな味を試してみよう!キェウバサ(kiełbasa)


ポーランド人は肉が大好きで、ソーセージやハムなども好んでよく食べます。そうキェウバサとはソーセージのこと。そしてキェウバサにはいろいろな種類があるんです。ビィアワ・キェウバサ (biała kiełbasa)という香辛料が入った白ソーセージはスパイシーで、イースター料理には欠かせません。

他にもカシャンカ(kaszanka)という豚の血が入った黒いソーセージや、羊や七面鳥を使った変わり種ソーセージまで。お肉類は日本に持ち帰れませんので、ポーランドでしっかり味わって下さいね!

7. 野菜もたくさん食べよう!sałatka jarzynowa(サワトカ ヤジノヴァ)


サワトカ・ヤジノヴァとは「野菜サラダ」という意味ですが、日本のような生野菜のサラダではありません。茹でたじゃが芋、セロリの根、人参、玉ねぎ、グリーンピース、りんご、ピクルス、ゆで卵などを全て小さく賽の目切りにし、マヨネーズと塩コショウで味付けをするというシンプルなサラダです。筆者の義理の両親もこのサラダを大きなボールいっぱいに作り、朝・昼・晩と食べています。

なお、各家庭により入れる物が異なり、マスタードを入れることもあります。これだけでお腹いっぱいになりそうな、具だくさんポーランド風サラダです。

8. ご飯いりロールキャベツ?gołąbki(ゴウォンプキ)


ポーランド版ロールキャベツ、それがゴウォンプキです。日本と同じようにひき肉をキャベツで包み、トマトソースなどで煮込んだ料理。日本と違うところは中身がお肉よりもお米や麦などを多く入れることです。お肉が少ない分、あっさりと食べられますので日本のロールキャベツよりも美味しいという人もいます。ぜひ、レシピを覚えて日本でも作りたいポーランド料理ですね。

9. 家庭の味はいろいろ?bigos(ビゴス)


ポーランドの家庭料理といえば、ビゴスと答える人が多いのではないでしょうか?ビゴスは牛や豚などの数種類の肉とザワークラウトやキャベツの千切りをローリエなどのスパイスと一緒に長時間煮込み、最後にトマトピューレで味付けをします。煮込めば煮込むほど美味しくなると言われており、2,3日は煮たり冷ましたりを繰り返します。

このビゴスは家庭や地方によって様々。リテフスキ(リトアニア風)やミシリフスキ(漁師風)、フルタイスキ(ならず者風)などいろいろなバリエーションもありますよ!

10. 日本とは少し違う!krokiety(クロケッティ)


個人的にも大好きなポーランド料理、クロケッティ。日本のコロッケのようですが、ザワークラウトとひき肉などお好みの具をクレープの生地に包み、コロッケのように小麦粉・卵・パン粉をつけて揚げます。外側はカリッと香ばしく、中はフワッとやわらかいクレープ生地がベストマッチ!ボルシチなどのちょっと酸っぱいスープとの相性も抜群です。

手間暇かかって作られたクロケッティ、とっても美味しいのでぜひポーランド旅行の際には食べて下さいね!

11. 日本の名前を持つ料理!Śledź po japońsku(シレジ ポ ヤポンスク)


肉を食べるイメージが多いポーランド料理ですが、もちろん魚料理もあります。その中でも特にポーランド人が好んで食べる料理がシレジです。シレジとはニシンのことで、酢漬けやオイル漬け、サワークリーム漬けなど様々な味があります。

その中でも酢漬けニシンを玉ねぎ・ゆで卵と一緒にマヨネーズであえたものを「シレジ・ポ・ヤポンスク」、日本風ニシンと呼びます。ポーランド料理に日本風の味があるなんて、ちょっと食べてみたくなりませんか?

12. サクサクの衣がたまらない!kotlet schabowy(コトレト スハボウヴェ)


口に入れるとジューシーな肉の味が広がるコトレト。叩いて薄くした豚肉に小麦粉・卵・パン粉をつけてあげる料理ですが、日本のトンカツと似ていますね。パン粉が日本よりもサラサラとしており、口当たりは日本のトンカツより滑らかです。豚肉も叩いて薄くしてあるので、大きなコトレトでもペロリと食べられます。

コトレトはマッシュポテトや茹でたじゃが芋と一緒に食べるのが一般的。コトレトはポーランドを代表する最も有名な家庭料理の一つですよ。

13. シチューでお腹の中から温まろう!gulasz(グヤーシュ)


グヤーシュは元々ハンガリー発祥の料理ですが、ポーランドやドイツなど周辺諸国でも食べられている人気のある料理です。

ハンガリーのグヤーシュはあっさりとしたスープですが、ポーランドのグヤーシュは肉や野菜がたくさん入っており日本のビーフシチューに似ています。また、ポーランドではこのグヤーシュをポテトパンケーキ(プラツキ)と一緒に食べることが多いです。野菜や肉の旨味がつまったグヤーシュで心もお腹もポカポカになって下さいね。

14. 肉をしっかり味わおう!tatar(タタール)


モンゴル系のタタール人が起源と言われている料理、タタール。いわゆるポーランド版ユッケです。日本ではあまり見かけなくなったゆっけですが、ポーランドでは多くのレストランで注文することが出来ます。

このタタールは、日本と同じように新鮮な生肉を添えられたパンなどと一緒に食べます。お店によっては卵の黄身が添えられることも。以前は馬肉が使われていたそうですが、現在では新鮮な牛ひれ肉を使っていることが多いようです。お好みで塩コショウまたはオリーブオイルやレモンで、ガッツリと肉本来の味を楽しんでみませんか?

15. ガブっとかぶりつこう!zapiekanka(ザピェカンカ)


ポーランドのファストフードの代表ともいえる料理、ザピェカンカ。フランスパンのような長いパンを半分に切り、そこにハムやマッシュルーム・チーズなどを乗せてケチャップで味つけしたものです。

細長いピザのような物で値段も安く、町のあちこちにスタンドがありますので小腹が空いた時など気軽に食べられる料理として人気があります。お店によって乗っているトッピングが異なりますので、いろいろ食べ比べしてみてはいかがですか?

 

まとめ

ポーランド料理は普段私達が食べる日本の家庭料理と似た料理が多くあります。そのため、ポーランドに旅行に行ってもあまり料理が不味くて困るということはないと思います。

今回ご紹介した料理以外にもヒラメのソテーや鴨料理、モツ煮込みなど本当にたくさんの美味しい物がポーランドにはあるんです。もちろん美味しいデザートもはずせませんね。ぜひポーランドを訪れて、いろいろな料理を味わって下さいね!

 

現地で絶対食べたい人気おすすめポーランド料理15選!

1. 赤ビーツの酸味がくせになる!barszcz(バルシチ)

2. 健康的な白いスープ!Żurek(ジュレック)

3. 夏に食べたいあっさりスープ!ogórkowa(オグルコヴァ)

4. これは絶対に食べたいポーランドの水餃子!pierogi(ピエロギ)

5. カリカリがくせになる!placki ziemniaczane(プラツキ ジェムニャチャネ)

6. いろいろな味を試してみよう!キェウバサ(kiełbasa)

7. 野菜もたくさん食べよう!sałatka jarzynowa(サワトカ ヤジノヴァ)

8. ご飯いりロールキャベツ?gołąbki(ゴウォンプキ)

9. 家庭の味はいろいろ?bigos(ビゴス)

10. 日本とは少し違う!krokiety(クロケッティ)

11. 日本の名前を持つ料理!Śledź po japońsku(シレジ ポ ヤポンスク)

12. サクサクの衣がたまらない!kotlet schabowy(コトレト スハボウヴェ)

13. シチューでお腹の中から温まろう!gulasz(グヤーシュ)

14. 肉をしっかり味わおう!tatar(タタール)

15. ガブっとかぶりつこう!zapiekanka(ザピェカンカ)

 


あなたにおすすめの記事!