英語の自己紹介センスがぐっと上がる6つのテクニック

英語の自己紹介センスがぐっと上がる6つのテクニック

みなさんは英語での自己紹介、どうやっていますか?「My name is 〜. I’m 〜 years old. I’m from Japan.」なんて学生の頃よく習いましたよね。この自己紹介はもちろん正解です。ですが、社会に出ている方はわざわざ年齢を言う事も少ないでしょうし、もし日本にいるならば「I’m from Japan.」も必要ありませんよね。

突然自己紹介と言われると、なかなかスムーズには出てこないものですよね。そこで今回は、「英語の自己紹介センスがぐっと上がる6つのテクニック」をご紹介します。仕事の顔合わせや飲み会、またプライベートな飲み会など、自己紹介はいつどこで必要になるか分かりません。いざという時の為にぜひ備えておいてくださいね。

 

英語の自己紹介センスがぐっと上がる6つのテクニック

 

1. 自己紹介をする時の心構えを覚えておこう

英語の自己紹介センスがぐっと上がる6つのテクニック1

自己紹介する時に押さえておきたいポイントがあります。それは「周りを反応を見ながら、ゆっくりめに話す」事です。これは日本語で自己紹介する時も同じですが、自己紹介はコミュニケーションの第一歩。すなわちこれからの関係を左右しかねない大切なものなんです。早口で一方的にまくしたてるだけでは相手に好印象は与えられません。

特に英語の場合は相手にきちんと伝わっているかの判断にもなりますし、相手の反応を見ながら言う内容を変えたりする事も可能です。ぜひ自己紹介の前には深呼吸をして、気持ちゆっくりめに「Hello.」などの挨拶から始めましょう。そしてアイコンタクト(目を見て話す事)もお忘れなく!

もうひとつ、たとえ英語が苦手であっても堂々と自己紹介する事はとても大切です。特に相手がビジネス関係であれば、小声でボソボソとした自己紹介では頼りない印象を与えてしまいます。英語が苦手な事を伝えたくて、つい

「I’m sorry. I’m not good at English.」
ごめんなさい。英語は苦手です。

なんて言いたくなってしまうかもしれませんが、そんな弱気な方と一緒にビジネスはしたくないですよね。もしどうしても一言前置きしたい場合は、

「If I make a mistake with my English, please correct me.」
もし間違えていたら直してくださいね。

冗談めかして言うに留めておきましょう

 

2. 基本的な情報は必ず入れよう

それではここから、具体的な自己紹介の内容をご紹介します。まずは基本的な情報からです。

・名前
My name is 〜. / 私の名前は〜です。
I’m 〜. / 私は〜です。(名前)
My name is 〜, please call me 〜. / 私の名前は〜です。〜と呼んでください。
My name is 〜, but most people call me 〜. / 私の名前は〜です。皆から〜と呼ばれています。

 

・仕事
I’m a/an 〜. / 私の職業は〜です。(職業名・teacher,office workerなど)
I work at 〜. / 私は〜で働いています。(会社名)
I do 〜. / 私は〜をやっています。(仕事内容・I teach English.など)

 

・出身地、住んでいる場所
I’m from Tokyo, Japan. / 日本の東京から来ました。
Born and raised. / 生まれも育ちも
I live in Tokyo. / 東京に住んでいます。
I was born in A, but I grew up in B. / Aの生まれで、Bで育ちました。(場所)
I moved to 〜 10 years ago. / 10年前に〜に引っ越しました。(場所)

 

・英語
英語について何か伝えたい場合はぜひ入れてください。
I’m studying English, because 〜. / 〜なので英語を勉強しています
because以降は「I need to use it at work sometimes.(時々仕事で必要だから)」「I like traveling.(旅行が好きだから)」などを入れて使います。

 

・年齢
I’m 〜 years old. / 私は〜歳です。
あまり年齢を言うシチュエーションはないとは思いますが、簡単な表現なので覚えておいて損はないです。

 

・血液型
My blood type is A. / 私はA型です。
あまり自己紹介で血液型は言いません。外国では血液型占いはあまり浸透していないので、何型だから〜〜な性格です。という自己紹介をしてもあまりピンと来ない方が多いと思います。

 

3. 印象に残る何かを入れると覚えてもらえる

英語の自己紹介センスがぐっと上がる6つのテクニック3

ここまで基本的な自己紹介の内容をご紹介してきましたが、はっきり言ってこれだけではつまらないですよね。何か他の人とは違う事、印象に残る事を入れると、相手に覚えてもらいやすくなります。何を入れるかはそれぞれ違うと思いますが、趣味や休日の過ごし方、恋人募集中など、なにか少し面白い事を入れるのもいいですよね。

My hobby is 〜.
私の趣味は〜です(golf, shopping…)

I like to 〜. / I like 〜ing.
〜するのが好きです

My favorite food is 〜.
好きな食べ物は〜です
※foodをmovie,musicなどに変えても使えます

I do 〜 every weekend.
毎週末には〜をしています

I can’t live without 〜.
〜なしでは生きていけません

I’m available.
恋人募集中です

 

4. ビジネスシーンでの自己紹介の基本

ビジネスシーンでの自己紹介の場合、自分の仕事や職歴などがとても重要になってきます。先ほど仕事については簡単に紹介しましたが、ここではさらに詳しく見ていきましょう。

まずはビジネスシーンでの簡単な自己紹介の場合、「名前・勤務会社名・肩書や職種等」がよく使われます。

(例)
My name is 〜.
私の名前は〜です

I’m working for 〜 Co., Ltd.
〜株式会社で働いています

I’m in the Sales Department.
営業部にいます

I’m in charge of our internal systems.
私は社内システム担当です

このように簡潔に大切な事を伝えますが、仕事に関しては表現がたくさんある上に部署名など難しい英語も多く使われます。なので、自分の仕事に合ったものをあらかじめ準備しておくとスムーズに自己紹介できます

なお、英語の部署名や組織名については以下に詳しくまとめていますので、こちらもチェックしておきましょう。

英語で課・部署は?ビジネスでそのまま使える20個の部署名!
ビジネスシーンでは自分の所属部署や課の名前を伝える場面は必ず来るもの。さらにこのグローバル時代、英語でも言えるようになればどんな相手と会う時にももう慌てることはありませんよね。そこで今回は、企業における一般的な部署名を英語で何と言うかを詳しくご紹介します

また、他にも下記のような表現があるので、ぜひ活用してみてください。

I’m a freshman here.
新入社員です

I’ve been with the company for 5 years.
この会社で5年働いています

I’ve been working for this company for 10 years.
この会社で10年働いています

I’m the manager of the Sales Department.
営業部の部長です

役職については以下の記事で解説していますので、こちらも読んでおくと役に立つと思います。ぜひご覧ください。

英語で課長・部長の言い方!ビジネスでそのまま使える役職20フレーズ!
ビジネスシーンもグローバル化する今、自己紹介で部長や課長などの役職を英語で言う場面も多くなっています。でも何て言えばいいか分からない…そんな体験はありませんか?そこで今回は、それぞれの組織における役職を表す代表的な英語フレーズをご紹介します

 

5. 締めの言葉とは?

英語の自己紹介センスがぐっと上がる6つのテクニック5

日本語だと「よろしくお願いします」と締める所ですが、英語ではこのような表現はありません。「Nice to meet you.」で締めるのが一般的でしょう。何か明確な目的を持った集まりであれば、決意表明という形で締めるのも良いかと思います。

Nice to meet you.
はじめまして(よろしく)

I’ll do my best to 〜.
〜にベストを尽くします

I will do my best no matter what happens.
何があってもベストを尽くします

なお、英語の「よろしくお願いします」に近いフレーズは他にもたくさんあります。以下の記事で特集していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

よろしくお願いしますを英語で言おう!場面別10フレーズ!
「よろしくお願いします」は初めて会う人に挨拶する時、必ず使われるといってよい便利な日本語フレーズです。実は英語でも似た表現がありますが、シチュエーションによりかなり変わるので、シーン別に正しく使うのが大切なポイント。そこで今回は、場面に合った英語の「よろしくお願いします」のフレーズをご紹介します

 

6. 相手に質問をしてみよう

こちらが自己紹介をするという事は、必然的に相手も自己紹介をする場面が多いと思われます。お互い自己紹介をしたけれど、その後の会話が続かない。またはもっと相手の事を知りたい。そんな時はまず相手に質問をしてみましょう。

相手の事をよく知る事は、今後のコミュニケーションの上でとても大切です。また相手にとっても、質問をされるという事は興味を持ってくれているという事なので、快く答えてくれるはずです。ぜひ自己紹介をきっかけに、会話のキャッチボールを楽しみましょう。

How can I call you? / What should I call you?
何とお呼びすればいいですか?

What’s your hobby?
趣味は何ですか?

What grade are you in?
何年生ですか?(学生向け)

What do you do?
お仕事は何をしていますか?

What company do you work for?
どちらの会社にお勤めですか?

Have you worked here long?
こちらで長くお勤めですか?

What is your position?
こちらでのあなたの担当は何ですか?(役職など)

 

まとめ

いかがでしたか?
たかが自己紹介と言っても、本当に色々な表現がありますよね。最初にご紹介した通り、自己紹介はコミュニケーションの第一歩です。ほんの短い自己紹介の中で、相手はあなたがどんな人間かを探り当てようとしています。すると必然的に喋っている内容だけでなく、表情、喋り方、話すスピード等色々な事を総合してあなたという人間を見ている事をぜひ覚えておいてください。

例え英語に自信がなくても、ゆっくり堂々と自己紹介する事、相手の目を見て話す事で、相手にしっかりとした印象を与えます。ぜひこちらで紹介した「英語の自己紹介のセンスがぐっと上がる6つのテクニック!」を参考に、あなただけの自己紹介を作り上げてくださいね。そしていつでも自己紹介出来るよう、時々練習してみてください。きっともっと自信が付くはずです。

 

英語の自己紹介センスがぐっと上がる6つのテクニック

1. 自己紹介をする時の心構えを覚えておこう
2. 基本的な情報は必ず入れよう
3. 印象に残る何かを入れると覚えてもらえる
4. ビジネスシーンでの自己紹介の基本
5. 締めの言葉とは?
6. 相手に質問をしてみよう

 


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