ブラジル人にとって音楽とは?現地在住者が感じる7つの事

ブラジル人にとって音楽とは?現地在住者が感じる7つの事

ブラジル音楽といってあなたはどんな音楽が思い浮かぶでしょうか?おしゃれなカフェなどで流れているボサノヴァがブラジル音楽だと知っていますか?ブラジル人にとって音楽は生活にはかかせないものとなっています。そこで今回は今のブラジル音楽事情をお届けします!

 

ブラジル人にとって音楽とは?現地在住者が感じる7つの事

 

1. 音楽のジャンル

昔からの音楽といえばダンスミュージックの【サンバ】、【アシェ】、【フォホー】そしてブラジルのジャズと言われる【ショーロ】、日本でも人気の【ボサノヴァ】、ブラジルのHIPHOP【ファンク】、ブラジルポップ【MPB】、ブラジルのカントリー【セルタネージョ】【パゴージ】など様々で、ブラジル人に親しまれています。

 

2. 人気の音楽

ブラジルは広いので地域によって好まれる音楽が違います。あと最近の若い人たちは昔のサンバやボサノヴァなどはあまり聞きません。若い人たちに人気のブラジル音楽はセルタネージョやファンク、ブラジルのポップなどですが、欧米のロックやポップ、HIPHOPなども人気です。

 

3. ブラジルのバーやクラブ

ブラジルではたくさんバーやクラブがあり、週末には沢山の人で賑わっています。若者だけではありませんよ!おじいさんやおばあさんのクラブもあるぐらいですから!バーでは生バンドがあるのは当たり前といっていいほどで、いつでもどこでも音楽に触れ合えます。

 

4. ブラジルの代表音楽サンバの歴史

サンバなくしてはブラジル音楽を語れません!サンバは昔、奴隷として売られてきた黒人から始まり、畑仕事などをしている彼らの娯楽として始まったとされています。楽器など満足に揃えられなかった彼らは、日常生活品のお皿や鍋、ナイフ、空き箱や空き缶などを使い楽器にして楽しまれていたそうです。そこからバイーアからリオへ移り住んだ黒人たちの子孫はその伝統を残しつつ多様に形を変え現代のサンバへと伝わっているのです。

 

5. 若者に人気!セルタネージョ

セルタネージョとはカントリーのような音楽で田舎から始まった音楽なのですが、それが若者に大人気なんです!『Ai Se Eu Te Pego』という曲で有名になったミッシェル・テロは日本でもご存じの方もいるんじゃないでしょうか?Youtubeの再生回数が当時で5億回を超えたというから驚きです!世界中でカバーされ、ネイマールやクリスティアーノ・ロナウドが踊ったりすることでも有名になりました。若者に人気の秘密はそのキャッチーな音楽とセルタネージョのアーティストは甘いマスクのイケメンとされる人が多いので女性たちに大人気なのです!

 

6. 日本人はボサノヴァ好き

日本では未だにカフェなどでボサノヴァを聞く機会があるかと思いますが、ブラジルではほぼありません。ブラジルでは1950年代後半から60年代にブラジルで流行し、アメリカでも流行しましたが、その後衰退してしまった音楽なんです。あまりの日本人気に、ブラジルでは見つからないCDでも日本では売られていますし、アーティストも来日コンサートを行っているほどです。

 

7. どこでも音楽が聞こえる

バーやクラブ以外の場所でも普段から音楽に親しむ機会が多いです。公園やホールでは毎週末のようにライブやコンサートを無料で行っているところもありますし、シュハスコなど家族や友人が集まれば音楽をかけて踊ったりギターを弾いたり、太鼓を叩いてセッションが始まり、バスに乗ればバスの運転手が好きな音楽をかけながら走っていたりと普段の生活と音楽が密接しています。日本では騒音問題や苦情が来そうですが、ブラジル人は皆寛大で誰も文句を言いません。筆者もそんな生活がほのぼのとしてとても心地よく感じています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ブラジル人にとってどれほど音楽は欠かせないものと言うことがわかりますね!ブラジルにはたくさんの人種がいるように音楽も幅広く存在していて、ブラジルの歴史と共に発展しています。五輪をきっかけにまた世界的大ヒットすることがあるかもしれませんね!これからもブラジル音楽から目が離せません!

 

ブラジル人にとって音楽とは?現地在住者が感じる7つの事

1. 音楽のジャンル
2. 人気の音楽
3. ブラジルのバーやクラブ
4. ブラジルの代表音楽サンバの歴史
5. 若者に人気!セルタネージョ
6. 日本人はボサノヴァ好き
7. どこでも音楽が聞こえる

 


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