オーストラリアの映画館とは?在住者に聞く7つの特徴!

オーストラリアの映画館とは?在住者に聞く7つの特徴!

オーストラリアにもいわゆるシネコンの寡占状態が続き、ミニシアターや個人経営の映画館は廃業に追い込まれるなど、映画館のグローバル化が進んでいます。映画が楽しめるのは映画館だけだった時代はもはや終わり、今はNetflixなどの有料動画サービスに対抗して、様々なイベントや工夫を通して映画館に見に来るお客さんを増やそうと努力しています。

そこで今回は、オーストラリアの映画館事情を現地在住の筆者がご紹介します。

 

オーストラリアの映画館とは?在住者に聞く7つの特徴!

 

1. オーストラリア人の映画の楽しみ方

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オーストラリア人が映画に行くのは、土曜の夜。週末の楽しみとして、友人や家族と毎週のように見に行くスタイルが一般的です。

また、「Late night shopping day / レイトナイトショッピングデー」というデパートやモールが夜遅くまで開いている日に映画を楽しむ人も多く、ハリウッド大作などはこの日に封切りされることが普通です。大抵のシネコン系映画館はショッピングモールの中にあるので、映画の前後にモールのフードコートでごはんを食べたり、ショッピングできるのも魅力ですね。

ちなみに映画チケットは日本とほぼ同じくらいの料金で、チケット購入や座席指定はオンラインからでも、映画館のチケットカウンターでもできます。ただ、よほどの大作か超人気作でない限り満席にならないので、チケットを事前予約する人は少ないようです

 

2. 充実のフードコーナーとノベルティグッズ

いわゆるシネコン系の映画館ではチケットカウンターの近くにフードコーナーがあり、定番のポップコーンやソフトドリンク、アイスクリーム、キャンディ、コーヒーなどをここで買って、席に持ち込んで食べながら見ることができます。

セルフサービスが基本で、自分でカウンターから好きなものを取ってレジで払うスタイル。セットメニューになると映画料金大人1人分くらいの値段になります。さらに公開中の映画のキャラのポップコーン容器やドリンクカップなど、様々なノベルティグッズの新作が並んでおり、ついつい買ってしまう魅惑なコーナーもあります。

 

3. バラエティー豊かな特別サービス

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オーストラリアでは映画料金が高いと感じられているため、各種割引サービスや特典付きのチケットが売り出されています。

会員になると映画を見る度ポイントがたまってチケット1枚無料になるサービス、前売券や回数券、曜日限定の割引券はもちろん、例えば小さな子どもがいる親子向けの上映や、シニア向けのお茶付きの上映、ファミリー向け映画の割引上映なども。こうした割引チケットでは見られる映画や曜日、時間が限定されますが、最大約7割引になるので賢く利用したいですね。

その他にも、もう少しお財布に余裕がある人向けに、3D映画やレザーリクライニングシートでお酒を飲みながらゆったりと映画を楽しめるVIPシートや、カップルシートサービスもあります。このVIPシートやカップルシートオプションでは専用ラウンジバーから席まで食べ物を運んできてくれるスペシャル感が人気の秘密です。

また、多民族国家らしくシネコンで外国語映画の定期上映があり、日本だったらミニシアター系になりそうな中国やインド映画などが人気です。アジア映画枠で日本映画もアニメ系を中心に公開されるので、筆者は映画「君の名は」をほぼリアルタイムで見ることができました。

 

4. 映画のレーティングに注意

オーストラリアでは日本と同じように映画の対象年齢をレーティングで分類しています。大人はどの映画でも自由に選べますが、内容が暴力的などの理由で子どもの年齢で見られない映画があり、映画館に子ども連れで行く時は、年齢に適した映画かどうかチケットカウンターでチェックされます。日本とは少し分類が違うので、以下を参考にしながら事前にレーティングを調べておくとよいでしょう。

・G(General):誰でも鑑賞可
・PG(Parental Guidance):15歳以下は親と見ることが推奨
・M(Mature):13歳以上対象
・MA15+(Mature Audiences):15歳以上対象
・R18+(Restricted):18歳以上対象

なお、18歳未満の子どもは保護者が同席しなければチケットを売ってもらえない場合がありますのでご注意ください。実際に筆者の友人は親がサインした誓約書がなければチケットを買えないことがあったそうです。

 

5. V-MAX体験が簡単に

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今、オーストラリアのシネコンで新しいスタンダードになりつつあるのが「V-MAX」と呼ばれる巨大スクリーンシネマです。

IMAXとほぼ同じコンセプトで、劇場型と呼ばれるアーチ型にゆったりと配置された豪華なシートと、最大幅28mの巨大スクリーンにこだわりの音響システムを備えたこのV-MAXは、最新ハリウッド超大作を最大限楽しめるように作られたものです。

チケットは少し割高ですが、ハリウッドアクション大作で臨場感たっぷりの映画体験をしたい人には人気のオプションです。

 

6. 映画館でパーティー!

日本にも徐々に広まってきましたが、オーストラリアの映画館はパーティ会場としてもよく利用されています

一番多いのは、子ども向けのバースデーパーティー。ロビー近くに用意されたスペースでお友達とお菓子やホットドッグ、バースデーケーキを食べた後、子どもたちはスクリーンへ移動して映画を見たらおしまい。子どもたちは好きな映画をお友達と見られるし、親も手間がかからないので、小学生くらいの子どものいるファミリーに大好評です。

また、会社の貸切パーティ会場として映画館を使うこともあります。こうしたイベント用スクリーンスペースがある映画館を予約すれば、併設のバーで映画の上映前に飲むこともでき、会場ではアテンドしてくれる専用スタッフがつくなどサービスも良いので、プロジェクト打ち上げや年末のパーティシーズンなど人気です。

なお、パーティー大好きオーストラリア人の性格について、以下の記事で特集していますのでこちらもぜひ読んでみてください。

オーストラリア人の性格調査!仲良くなる為に必要な7つのコツ!
豊かな大自然とユニークな動物たちに囲まれてとにかくのびのび明るい性格の人が多いオーストラリア人。どんなトラブルがあってもいつも笑顔ですが、よくよく付きあってみると意外な一面も垣間見ることができます。そこで今回は、単純に見えて実は奥深いオーストラリア人の性格について現地在住10年以上の筆者がご紹介します。

 

7. 特別支援者用の上映会

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オーストラリアでは「Sensory Screening / センソリー スクリーニング」と呼ばれる、障がいのある人向けの上映も積極的に行われています。

自閉症など精神疾患を持つ人の中には光や音の刺激に敏感な人が多く、強い光や音によって痛みを感じたりショックを受けたりしてしまいます。そのため、このイベントでは通常より光量と音量を低い設定で映画を上映することで刺激をできるだけ抑え、またその間は会場内を自由に歩き回ったり声を出したり歌ってもよいのです。周囲に気兼ねなく好きな映画を楽しめる素晴らしいイベントですよね。

今は実施している映画館や時期が限られていますが、今後増えていくことが期待されています。

 

まとめ

いかがでしたか?
オーストラリアでは大型ショッピングモールには必ずといっていいほど映画館があり、週末はもちろん、学校が休みに入れば子ども向け映画が次々公開されて賑わいます。さらにどんな新作や人気作でもまず混むことがないので、とても気軽に楽しめるのもよいところ。あなたもポップコーン片手にオーストラリアで映画館体験してみてはいかがですか?

 

オーストラリアの映画館とは?在住者に聞く7つの特徴!

1. オーストラリア人の映画の楽しみ方

2. 充実のフードコーナーとノベルティグッズ

3. バラエティー豊かな特別サービス

4. 映画のレーティングに注意

5. V-MAX体験が簡単に

6. 映画館でパーティー!

7. 特別支援者用の上映会

 

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