スイス・チューリッヒのタクシー事情やおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

(eisenbahnfans.ch)

スイスの田舎町への中継地であるチューリッヒは、美術館や博物館、シャガールのステンドグラスで有名な教会もあり、観光地としても楽しめる都市です。旅行を快適にする1つの要素がその土地の移動方法や交通事情を知ることですよね。そこで今回は、スイス在住である筆者が、チューリッヒを思う存分観光するためのおすすめ移動手段と旅行前に知るべき交通事情についてご紹介します。

 

スイス・チューリッヒのタクシー事情やおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

 

1. 空港から市内への移動手段

空港から市内への移動手段として、タクシー、トラム、電車があります。タクシーは市内の渋滞事情にもよりますが、約45分100CHF~はみておいて下さい。トラムは市内まで約30分、電車は約10分です。トラム、バス、電車はゾーン制でチケットを購入することになっていますので、目的地とゾーンマップの確認を必ずしてからチケットを購入してください。スイスのゾーンマップはこちらから確認できます。

例えば、チューリッヒ国際空港はゾーン121、チューリッヒ市内中心部はゾーン110(ただし、110は交通密集地帯なので2ゾーン分の料金)なので、このゾーンをカバーするチケットが必要になります。

 

2. 普段の移動手段

チューリッヒ市内の主な移動の手段はトラム、バス、電車です。ボートでチューリッヒ湖の対岸への移動も可能です。1時間有効券、1日有効券、10回券など様々な種類のチケットがあるので必要なゾーンをご確認の上、用途に応じて購入してください。また、チューリッヒのバス、電車、トラムなど公共交通機関が乗り放題で博物館や美術館の入場料が無料または、割引になるチューリッヒカード(ZurichCARD)というチケットもあります。

 

3. スイス国鉄(SBB)のアプリをダウンロードしておきましょう

ほぼスイス全土の交通網を網羅しているスイス国鉄のアプリは、旅行中のお役立ちアイテムです。遅延情報やプラットホーム情報など移動に必要な知りたい情報が簡潔に表示されます。モバイルチケットの購入も可能で、スイス在住者はほぼ全員と言っても過言ではないほどみんなが使っているアプリです。英語版があります。SBBホームページはこちらからどうぞ。

 

4. 電車、クラス(1等席、2等席)の確認は忘れずに!

(Kecko)

チューリッヒの電車は、1等席、2等席があります。電車の車体に1と表示がある車両は1等席、2の表示の車両は2等席となります。1等席は2等席よりも割高になりますが、座席も広く快適なので長距離路線は特に1等席をお勧めします。1等席、2等席の他にもレストラン車両などもありますので、是非お食事をしながら電車の旅を楽しんでみてください。

 

5. 車内の検札があります

スイスでは駅に改札口がない代わりに車内の検札があります。特急列車や長距離列車では、必ずといっていいほど検札がありますが、近距離列車では検札官に切符の提示を求められない限り、ノーチェックです。2017年9月現在、不正乗車時の罰金は100CHF~となっておりますので、切符の購入忘れにはお気をつけ下さい。

 

6. 夜の交通公共事情

(Andrew Nash)

金曜日と土曜日の深夜は、チューリッヒの公共交通機関は朝まで運行されています。ただし、一定の時間を越えると深夜料金として5CHFの追加料金がかかりますので、注意してください。駅の電光掲示板の電車の番号が目印で、黒い表示になっている場合は深夜料金が必要となります。深夜料金のチケットは、駅のチケットマシーンとSBBのモバイルサイトで購入可能です。

 

7. チューリッヒのウーバー事情

最近は、チューリッヒでもウーバーの利用が人気です。タクシーより非常にお手ごろな価格設定なので、夜遅くなってしまった場合など便利です。携帯にウーバーのアプリをダウンロードしておくことをお勧めします。

 

まとめ

いかがでしたか?
チューリッヒは安全且つ、公共交通機関がとても信頼できるので不自由を感じることなく旅行を楽しめます。チューリッヒ観光はもちろんのこと、公共交通機関が発達した日本との違いを感じながら、街中の移動をぜひ楽しんでください。

 

スイス・チューリッヒのタクシー事情やおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

1. 空港から市内への移動手段
2. 普段の移動手段
3. スイス国鉄(SBB)のアプリをダウンロードしておきましょう
4. 電車、クラス(1等席、2等席)の確認は忘れずに!
5. 車内の検札があります
6. 夜の交通公共事情
7. チューリッヒのウーバー事情

 


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