フィリピンの治安調査!旅行前に知るべき7つのポイント

フィリピンの治安調査!気をつけるべき7つのポイント

フィリピンといえば、バナナやマンゴー、陽気な人々などのイメージがありますが、その反面、治安が悪いことも有名です。外務省が発表している危険地域情報でも危険度レベル1~4のうちフィリピン全域にレベル1~3の注意報が出ています。また、フィリピンでは、日本人の危機管理の弱さにつけ込む軽犯罪が多く見られます。しかし、気をつけるポイントさえ知って行動すればとても楽しい国なのです。そこで今回は、フィリピンを安全に安心して楽しむための気を付けるべき7つのポイントをご紹介します。

 

フィリピンの治安調査!旅行前に知るべき7つのポイント

 

1. おしゃれはしないこと

特に日本人は裕福なイメージがあるため、フィリピンでは狙われやすい存在です。カジュアルでシンプルな服装を心がけ、高級品はもちろん、時計やアクセサリーなどは身に付けないようにしましょう。現地で買った服を着たり、日本人とバレないようにサングラスで目元を隠しても良いかもしれません。せっかくの旅行でおしゃれを楽しめないのは残念ですが、ホテルなどの敷地内のみにしておいたほうが良いです。現地の友人や知り合いと一緒で車での移動が可能であれば大丈夫ですが、それでも乗車や降車時には気を付けたほうが良いです。現地で暮らすフィリピン人達もパーティーなどでオシャレする際は車移動をしています。また女性はレイプ被害にあわないために、胸元の開いた服やミニスカートなどの肌の露出にも気を付けて下さい。

 

2. カバンは前に抱き・スマートフォンは外で使わないこと

公共交通機関を利用し路上を歩くときは、スリ被害を防ぐためにカバンは体の前に抱えるように持ちましょう。貴重品は靴の中や下着の中に隠し、できるだけ持ち歩かないようにして下さい。お財布やスマートフォンをズボンのポケット(横や後ろ)に入れることはとても危険です。ポケットに手を入れてくるストリートチルドレンもいますので、何も入れないようにするか、盗られても良い物を入れておきましょう。携帯電話やスマートフォンを外出先で使用する際は、ショッピングモールなどの敷地内で使用するようにしましょう。特にiphoneは高級品で、フィリピン人被害者も多いです。どうしても連絡手段として使用したいという場合は、レンタルすることをおすすめします。またカメラも同じです。記念に写真を撮ったりする際も街中での使用はおすすめしません。またカメラを首から下げておくのも観光客ということが目立ちスリや盗難の被害に遭いやすくなります。

 

3. 一人で歩かないこと

治安の悪い国での鉄則、一人で歩かないこと。フィリピンで犯罪に巻き込まれるときは一人や少人数でいる時のほうが圧倒的に多いです。特に夜の外出は控え、やむ終えず外出する際は複数で出かけましょう。そして、強盗などで狙ってくる相手は大人だけではありません。小さな子供でもナイフや拳銃を使って恐喝してくることもあります。可愛らしい子供だからといって気を許してはいけません。またグループで襲ってくることもあります。タガログ語などの現地の言葉を少し話すだけでも、フィリピンに慣れているとして犯罪のリスクが減ります。タクシーでのぼったくり被害などに遭わないためにも、あらかじめ目的地までの料金を確認しましょう。メーターを使わずに金額を決める手口やメーターをリセットせずに前の乗客のメーターに加算する手口があります。さらにお釣りがないなどといってお釣りを返さない人もいます。メーターを使うこと・リセットされていることを確認し、細かい小銭を持っておくこともおすすめです。または少し高めですが、クーポンタクシーがおすすめです。

 

4. 日本語で話しかけてくるフィリピン人に要注意!

流暢な日本語でフレンドリーに話しかけてくる人に注意して下さい。治安が悪いというのは陰険な雰囲気のものばかりではありません。観光地など日本人が集まる場所で声を掛けられたら狙われています。過去に日本に住んだことがある・日本人と話せて嬉しいなどと言って仲良くなろうとしてきます。もっと話したいからとどこかに誘われても絶対に相手にしないで下さい。フレンドリーといわれるフィリピン人でもさすがにそれだけでは終わりません。犯罪が隠れていますので気を付けて下さい。ついて行かない・物をもらわない・飲み物や食べ物を提供されても絶対に口にしないを徹底して下さい。

 

5. 空港職員や警察を信用しない

フィリピンの空港で不審物の混入被害が発生していますのでスーツケースやバックパックなどの受託手荷物には必ず施錠して下さい。2015年にニノイ・アキノ国際空港で空港職員によって銃弾が入れられるという事件が多発しました。手荷物から銃弾が見つかると空港職員が口止め料を要求するというものです。それを拒否すると逮捕・拘束されるため、外国人旅行者はその被害に遭わないために受託手荷物を隙間なくビニールラップで巻き、混入物が入らないようにするという姿が目立ちました。日本では信用のある仕事の空港職員ですが、銃弾事件のみならず難癖をつけて金銭の要求をします。そういった場面に遭遇した場合は、毅然とした態度で対応して下さい。フィリピンでは警察なども言いがかりをつけて罰金や釈放の代わりに金銭要求をします。ここまでくると治安が悪いだけでは収まらないような気がしますが、疑われない行動を心掛けましょう。

 

6. 危険地域には行かないこと

外務省が指定している危険地域にはよほどの理由がない限り行ってはいけません。フィリピン全域に注意報が出ています。特にミンダナオ島やその周辺はレベル3で渡航中止勧告が出されています2015年1月にはミンダナオ島で警察の特殊部隊と反政府イスラム系武装勢力の衝突が発生して警官49人が死亡する事件がありました。未だ一部の地域では宗教上の対立があります。またフィリピンの首都マニラでもレベル1の注意報が出ています。マニラはで日本では感じられない緊張感のある独特な雰囲気に危機を感じることでしょう。特にマニラ北西部にあるスラム街で有名なトンド(Tondo)地区は立ち入らにようにして下さい。

ちなみにフィリピンでは人が多くいるからといって安全というわけではありません。もちろん人気のない暗いところよりは安全かもしれませんが、フィリピンでは人ごみを狙った犯罪もあります。女性の場合、市場などの道が狭い場所で胸を触られるチカン被害が発生しています。通りすがりに肘などでタッチされます。なんとも幼稚な感じですが、被害を受けないためにカバンなどで胸を守ったりすると良いでしょう。

 

7. ホールドアップされたら…

登録制で銃が認められているフィリピンではホールドアップされる事件もあります。ホールドアップとは頭に銃を突きつけられて金銭を要求されることです。日本で暮らしていると一生出会わないであろうことですが、もしもフィリピン滞在中にホールドアップされたら…抵抗せずに金銭・金品すべて渡しましょう。抵抗すると100パーセント撃たれると思っておいて下さい。やはりこのような被害に遭わないためにも、危険な地域には行かない・高級品を身に付けない・夜は一人で出歩かないなどを心掛けて行動して下さい。

 

まとめ

いかががでしたか?
フィリピン人はカトリック信者が多く基本的にとても優しいですが、フィリピンの治安が悪いことは否定できません。日本人被害者の多くは金銭目的の犯罪に巻き込まれたものがほとんどで気を付けていれば防げることが多いです。治安の良い日本で生活をする私たちは警戒心を持つ習慣があまりないため、特に気を付けていかなければなりません。警戒力を高めて楽しい旅をして下さいね。

 

フィリピンの治安調査!旅行前に知るべき7つのポイント

1. おしゃれはしないこと
2. カバンは前に抱き・スマートフォンは外で使わないこと
3. 一人で歩かないこと
4. 日本語で話しかけてくるフィリピン人に要注意!
5. 空港職員や警察を信用しない
6. 危険地域には行かないこと
7. ホールドアップされたら…

 


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