フィリピンの物価を分析!旅行前に知るべき6つの特徴

みなさんはフィリピンに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。途上国、治安が悪い、汚い、物価が安い、といったところでしょうか。そんなイメージも間違いではありませんが、誤解もあります。確かに安いものも沢山ありますが、日本のクオリティをこちらでも求めてしまうと、かえって日本より高くつきます。何が高くて、何が安いか、しっかり見極める知識が必要なのです。そこで、今回はフィリピン滞在経験を持つ筆者が、旅行前に知っておいてほしいフィリピンの物価について、6つのポイントに絞ってご案内します。旅行前にしっかり理解いただいてから、こちらで楽しい時間を過ごしてくださいね。

 

フィリピンの物価を分析!旅行前に知るべき6つの特徴

 

1. ホテル代は日本より安いがケチると痛い目に合う可能性あり

物価の安いフィリピンでは、日本では手の出ないような高級ホテルでも比較的安く宿泊することができます。5つ星ホテルにも、1泊1部屋10000円台で宿泊できるものもあります。また、安いホテルですと1000円~2000円程度で宿泊できる場所もあります。しかし、宿泊代の過度な節約にはご注意ください。あくまでもフィリピンは発展途上国で、日本のような治安の良さはありません。お湯が出ないシャワーもありますし、日本人の強盗被害が多発する地域もあります。日本のように安くても安全で快適とは限りませんので、ホテルを選びには慎重に行いましょう。

 

2. 外食にかかるお金はいくらでも節約できる

歩きながら食べるとお行儀が悪いとされる日本と違い、フィリピンは買い食い天国です。ショッピングモールや街の中にもちょっと買い食いしたくなるようなドリンクスタンドやお店があふれており、100円~200円と値段も安価です。レストランは、高級の部類であっても1000円~3000円くらいで済みます。また、学生さんや長期滞在で外食費を抑えたい人は、フィリピンのローカルフードに挑戦してみてはいかがでしょうか。フードコートや屋台は100円~200円で食事ができ、フィリピンの雰囲気を存分に味わえます。ただし、衛生面はレストランより劣りますのでご留意ください。

 

3. フィリピン産食材は安価で自炊派の味方

自炊派はスーパーやマーケットのフィリピン産の食材を使えば食費をぐっと抑えることができます。野菜や肉はローカルのものだと日本の半額程度で購入することができます。フィリピン産コシヒカリも日本より安い値段で購入できますので和食好きにも安心です。また、日本食材店に行けば、醤油やみそなど日本の食材も手に入ります。ですが、フィリピンで手に入る日本食材は日本で買う値段の約2倍です。長期滞在の方は予算に合わせて日本食材を持参するか現地購入するのかをご検討ください。

 

4. 交通費は安いが安全面に注意を

物価の点での日本との大きな違いは交通費でしょう。例えば、庶民の味方の移動手段はジープニーという乗り合いバスで20円弱から、タクシーは初乗り100円程度です。しかし、強盗事件やぼったくりもありますので、フィリピン初心者は特に注意が必要です。そこで安全面から、短期滞在者の中には運転手付きレンタカーを使う人も多く、安いものですと1日6000円程度から利用できます。

 

5. 紙製品は低品質で高価格

日本に比べると、フィリピンの紙製品は値段が高い上に、残念ながらクオリティもいまひとつです。例えば、ノートは日本の2倍の値段のものであってもペンが紙の裏面に透けたり、おむつは日本の2倍の値段なのに通気性が悪かったりごわごわしています。ですので、たいていの紙製品はフィリピンでも購入できますが、長期滞在の方は、ノート、ポケットティッシュ、生理用品等、かさばらない紙製品は日本から持参されることもご検討されてはいかがでしょうか。

 

6. お土産の値段は工夫次第

フィリピンのお土産といえば、ドライマンゴーが一般的でしょうか。ドライマンゴーは日本より安価に手に入りますが、それでも1袋200円程度で、数がかさむと大きな出費となります。ですが、工夫によって費用は抑えられます。例えば女性に人気のパパイヤ石鹸は1つ100円以下で買うこともできます。また、フィリピンでは真珠も安く購入でき、小さいピアスですと100円台のものもあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
フィリピンは発展途上国ですので、工夫によっては滞在コストを安く抑えることも可能です。ただ、その際には安全面、衛生面、品質面において日本の常識は通じず、中流のフィリピン人のような生活をする覚悟が必要です。お金をかけることができれば安全で快適に過ごすことができる国ですが、せっかくのフィリピン滞在の機会なので、あえてフードコートで食事をする等、現地の一般人の生活を覗いてみるのも面白いかもしれません。安全面だけは注意の上、予算に合わせて上手に行動プランを立てて、フィリピン滞在をお楽しみください!

 

フィリピンの物価を分析!旅行前に知るべき6つの特徴

1. ホテル代は日本より安いがケチると痛い目に合う可能性あり
2. 外食にかかるお金はいくらでも節約できる
3. フィリピン産食材は安価で自炊派の味方
4. 交通費は安いが安全面に注意を
5. 紙製品は低品質で高価格
6. お土産はお手頃価格でそろえられる


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