ギリシャの地図ガイドにないマニアック旅行7スポット

ギリシャの地図ガイドにもないマニアック旅行7スポット

紺碧のエーゲ海やロマンあふれる神話の世界に惹かれ、一度はギリシャを旅行してみたいと思ったことがありませんか?そんなあなたのために、今回は観光案内や地図ガイドではあまり紹介されていない穴場スポットや一癖あるマニアックな旅行スポットをお教えします!

 

ギリシャの地図ガイドにないマニアック旅行7スポット

 

1. 島まで足を延ばそう

ギリシャの地図ガイドにもないマニアック旅行7スポット サントリーニ島

国土の2割を島が占めるギリシャ。大小2500以上の島々があり、人の住む島はその中の227ほどといわれています。ガイドブックで紹介される島々はそのなかの半分以下。それぞれの島に独自の伝統文化があり、エーゲ海の歴史と人々の生活を垣間みることができます。ギリシャは船の交通網が発達しているため、日帰りで行ける島もあります。どんなに小さい島にも最低限の宿泊施設と飲食店はあります。地図を開いてお気に入りの島を見つけてみませんか?あなただけのギリシャに出会えるはずです。

 

2. いざエーゲ海へ:ハルキ島

ギリシャの地図ガイドにもないマニアック旅行7スポット ハルキ島

(flickr By Red Rose Exile)

「もしあなたと同じ名前のついた小さな島がエーゲ海にあったとしたら、あなただって一度はそこに行ってみたいと思うでしょ?」と綴るのは作家の村上春樹さん。自書「遠い太鼓」の中で実際にその島を訪れた様子を描いています。その島こそ、エーゲ海南東部のドデカニサ諸島にあるハルキ島(ギリシャ語表記はΧάλκη)です。一番最寄りのロードス島から船で約1時間のところにある人口が500人に満たない小さな島ですが、ヨット寄港でも人気のスポットです。イタリア式建築のカラフルな建物が造り出す個性的な町並みも魅力の一つ。これはこの地域が1947年までイタリアの占領下にあったことに由来します。食事の際には、近海で獲れる鮮魚は是非試しておきたいところ。島の伝統料理であるマカルニアやと呼ばれる手打ちの生パスタは、イタリア文化の強い影響を色濃く残しています。美味しいものを食べ静かなビーチで本を片手にリラックス、なんていうのも旅行の醍醐味ではないでしょうか。

 

3. 壮大なパワースポット、イピロス

ギリシャの地図ガイドにもないマニアック旅行7スポット ヴィコス渓谷

(flickr By pmandrav)

ギリシャ北西部にあるイピロス地方は西をイオニア海、北をアルバニアに接する山岳地帯です。アテネから電車かバスで8時間ほどかかるため穴場スポットですが、アテネから飛行機もあります。少し無理してでも行ってみたい理由がその雄大な自然です!ギネス認定の世界一深いヴィコス渓谷では、ギリシャ神話の舞台を想像するような絶景が広がります。実際に、この地方を流れるアケローン川は古代神話で死者の魂を冥界へと渡す地下世界の川の支流と信じられていました。現在ではスイミングスポットとして地元の人にも愛されています。絵画のような素朴な農村の風景や南仏のようなチャーミングな町並みも満喫でき、心も体もリフレッシュできます。またこの地域では羊やヤギの牧畜が重要な産業であり、ギリシャが世界に誇るフェタチーズの生産も盛んなため、地元の羊やヤギの肉を使った伝統料理や新鮮なフェタチーズも味わえます。

 

4. 意外!?スキーが楽しめる!

ギリシャの地図ガイドにもないマニアック旅行7スポット パルナソス

(flickr By MCAD Library)

夏のイメージが強いギリシャですが、実はスキー場が25つもあるのをご存知でしたか?ヴォラス山の麓にあるカイマチャランスキー場はヨーロッパ屈指のスキー場。広いゲレンデと上質の雪で知られ、11月の終わりから5月の始めまでのシーズン中多くの利用客が集まります。首都アテネから一番近いスキー場のパルナソスは、車で2時間ほどで行ける交通の便のよさが魅力。バーやナイトクラブが充実していることから、別名「冬のミコノス」と呼ばれています。また、冬は遺跡などの観光名所も夏ほど混雑していなく、ゆっくり落ち着いて回りたい遺跡・歴史マニアには冬がおすすめです。

 

5. ぶら下がる肉の塊は圧巻!市場へ行こう

ギリシャの地図ガイドにもないマニアック旅行7スポット オモニア広場近くの市場

(flickr By Dimitris Kamaras)

アテネ中心部オモニア広場の近くにある中央市場は、ギリシャの豊かな食文化を支える活気のある市場です。新鮮で安い生鮮食料品から乾物まで、なんでも揃うと言っても過言ではありません。高く積み上げられた果物や肉や魚の豪快なディスプレイなど、日本では見慣れないものばかり。見ているだけでも面白いですし、量り売りで買えるハーブやスパイスはお土産にも◎。食事をとれるタヴェルナ(レストランよりもカジュアルな小規模の飲食店)や軽食店もところどころにあります。定番のスヴラキ(肉の串焼き)なども食べられますが、マニアックでイチオシなのがパッツァと呼ばれる内蔵のスープ。伝統料理でもあり、春の復活祭には欠かせない一品です。ニンニクとお酢で味付けされたパンチのある味は満足間違いなしです。

 

6. 奥が深いコーヒーの世界

ギリシャの地図ガイドにもないマニアック旅行7スポット ギリシャコーヒー

(flickr By Nicole Bratt)

コーヒーとカフェ文化が根付いているギリシャ。粉状のコーヒーと水をブリキと呼ばれる小さな鍋で沸騰させて作る伝統的なギリシャコーヒーは、長生きの秘訣との研究結果もあり、最近注目を集めています。上澄みを飲み、カップの底に残った沈殿物で将来を占ってくれるちょっと変わったサービスをしてくれるカフェもあります。インスタントコーヒーと水を泡立てて作るアイスコーヒー・フラッペは暑い日にぴったり。また経済危機の今日においてもギリシャはカフェの激戦区。あるカフェは豆の種類を、あるカフェはミルクへのこだわりをと、美味しさを追求して新しいカフェのチェーンが次々に展開されています。ギリシャ人のコーヒーへの執着はとどまるところを知らないようです。買い物や観光の一息のついでに、色々なコーヒーにチャレンジしてみるのもいいですね。

 

7. こだわりの一品、100%ギリシャ製Tシャツ

ギリシャの地図ガイドにもないマニアック旅行7スポット Tシャツ

(flickr By Sharon Mollerus)

旅行にいけば必ずといっていいほど買うお土産。2013年から発売されているLOVE GREECEのTシャツはいかがですか?これ、実は原料となるコットンの生産から包装まですべての過程がギリシャ国内で行われている、珍しい正真正銘ギリシャ製Tシャツなんです。ギリシャ中部テッサリア地方で丁寧に栽培された上質のコットンは、春に植えられ秋には収穫を迎えます。晩秋には紡糸、布織りから染めの行程が行われます。冬の間に縫製から包装が終了し、春を迎える頃にはその年の製品が売り出されます。滑らかな肌触りと絶妙な色合いでシックに着こなせるTシャツはメンズ、レディース、キッズで展開しており、お土産はもちろん自分用にも是非欲しい一品。帽子やトートバッグもあります。オンラインショップ・またはギリシャ全国のセレクトショップで手に入ります。

 

まとめ

いかがでしたか?
年間1500万人以上の観光客を魅了するギリシャ、その知られざるマニアックな一面を垣間みる事ができたでしょうか?ギリシャには古くからフィロクセニアという、外から来た人をもてなす習慣があります。あまり知られていないマニアックなスポットだからこそ、現地の人のおもてなし精神がより感じられるかもしれません。では、カロ・タクシディ(よい旅を)!

 

ギリシャの地図ガイドにないマニアック旅行7スポット

1. 島まで足を延ばそう
2. いざエーゲ海へ:ハルキ島
3. 壮大なパワースポット、イピロス
4. 意外!?スキーが楽しめる!
5. ぶら下がる肉の塊は圧巻!市場へ行こう
6. 奥が深いコーヒーの世界
7. こだわりの一品、100%ギリシャ製Tシャツ

 


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