中国の世界遺産を巡る前に絶対知りたい9つのポイント

世界で四番目に広い国、中国。そして悠久の歴史を持つ国。世界遺産がたくさんあるだろう事は容易に想像つきます。どこに行くかはあなた次第ですが、折角世界遺産に訪れるのならば、失敗の無い旅にしたいですよね。そこで今回は、中国で世界遺産を巡る旅行に役立つ情報を9つのポイントにまとめてご紹介します。

 

中国の世界遺産を巡る前に絶対知りたい9つのポイント

 

1. 中国の世界遺産登録地の数

まずは、中国内の世界遺産の登録地をご紹介します。

◆文化遺産
1. 万里の長城(1987年)
2. 北京と瀋陽の明・清王朝皇宮(1987年、2004年拡大)
3. 莫高窟(1987年)
4. 秦始皇帝陵及び兵馬俑坑(1987年)
5. 周口店の北京原人遺跡(1987年)
6. 承徳の避暑山荘と外八廟(1994年)
7. 曲阜の孔廟、孔林、孔府(1994年)
8. 武当山古建築(1994年)
9. ラサのポタラ宮の歴史的遺跡群(1994年、2000年・2001年拡大)
10. 廬山国立公園(1996年)
11. 麗江旧市街(1997年)
12. 平遥古城(1997年)
13. 蘇州古典園林(1997年、2000年拡大)
14. 頤和園(1998年)
15. 天壇(1998年)
16. 大足石刻(1999年)
17. 青城山と都江堰(2000年)
18. 安徽南部の古村落—西逓と宏村(2000年)
19. 龍門石窟(2000年)
20. 明・清王朝の皇帝墓群(2000年、2003年・2004年拡大)
21. 雲崗石窟(2001年)
22. 高句麗前期の都城と古墳(2004年)
23. マカオ歴史地区(2005年)
24. 殷墟(2006年)
25. 開平楼閣と村落(2007年)
26. 福建土楼(2008年)
27. 五台山(2009年)
28. 「天地の中央」にある登封の史跡群(2010年)
29. 杭州西湖の文化的景観(2011年)
30. 上都遺跡(2012年)
31. 紅河哈尼棚田群の文化的景観(2013年)
32. シルクロード : 長安-天山回廊の交易路網(2014年)
33. 大運河(2014年)
34. 土司の遺跡群(2015年)

◆自然遺産
1. 九寨溝の渓谷の景観と歴史地域(1992年)
2. 黄龍の景観と歴史地域(1992年)
3. 武陵源の景観と歴史地域(1992年)
4. 雲南の三江併流保護区(2003年)
5. 四川ジャイアントパンダ保護区群(2006年)
6. 中国南方カルスト(2007年・2014年拡大)
7. 三清山国立公園(2008年)
8. 中国丹霞(2010年)
9. 澄江の化石出土地域(2012年)
10. 新疆天山(2013年)

◆複合遺産
1. 泰山(1987年)
2. 黄山(1990年)
3. 峨眉山と楽山大仏(1996年)
4. 武夷山(1999年)

◆文化的景観
1. 廬山国立公園
2. 五台山
3. 杭州西湖の文化的景観
4. 紅河哈尼棚田群の文化的景観

合計52箇所が世界遺産に登録されています。流石にたくさんありますね。

 

2. 中国内世界遺産の所在地域

吉林省・一箇所
遼寧省・四箇所
内モンゴル自治区・二箇所
河北省・四箇所
天津市・二箇所
北京市・七箇所
山西省・三箇所
山東省・三箇所
江蘇省・三箇所
安徽省・三箇所
浙江省・三箇所
江西省・三箇所
福建省・三箇所
河南省・五箇所
湖北省・三箇所
湖南省・三箇所
広東省・二箇所
広西チワン族自治区・一箇所
マカオ特別行政区・一箇所
陝西省・二箇所
寧夏回族自治区・一箇所
甘粛省・三箇所
重慶市・二箇所
四川省・五箇所
貴州省・三箇所
雲南省・五箇所
青海省・一箇所
チベット自治区・一箇所
新疆ウイグル自治区・二箇所

登録地は52箇所なんですが、広域に亘っている場合があるので81の地域に所在しています。

 

3. 地域情報を綿密に調べましょう

想像した通りだと思いますが、中国の世界遺産は数が多く、広域に亘っています。行きたい場所が明確ならばいいのですが、そうでない場合は、その地域について綿密に調べて下さい。その1のトップに記載されている「万里の長城」で例えると、宇宙から肉眼で見える唯一の建造物と言われている程に長大な建造物として世界に知られています。この長大な「万里の長城」をどこで観光するのかということです。わかりやすく言うと、富士山を河口湖から見るのか、山梨県側から見るのか、箱根から見るのかということです。その場所によって、利用する交通機関、宿泊先、規制条件などの検討が必要になります。

 

4. 共産主義国という認識を持ちましょう

自由にどこにでも行ける日本と違って、表面上自由に見える中国ですが、共産主義国家ということを留意しておきましょう。基本的には問題はありませんが、政治的に規制されている地域もあります。例えば、チベット自治区へ行くには入蔵証と言う入域許可書が必要になります。入蔵証は、現地ホテル、送迎車、ガイド等を、政府に認可された旅行会社を通して手配し、 日程や名前などを申請して取得しなければなりません。チベット自治区は政治的にナーバスな地域の為、現地情勢によっては、一時的に入蔵証の発給が停止されたり、入境が制限される場合もある事を留意しておいて下さい。

 

5. 中国語の対応

世界遺産と一口に言っても、大都市の観光地もあれば、辺鄙な地方もありますから、その全ての状況を同一視して語れませんが、どの国でも都市部より地方の方が外国語が通じにくいものです。訪中する前に少しは中国語を勉強して行かれる事をお勧めします。付け焼刃だとしても、知らないより少しでも知っていた方が良いです。特に中国の地方では、日本語や英語は通じないと思って頂いた方が宜しいです。但し救いがありまして、中国は漢字の国なので、紙に漢字を書いて見せると、かなり通じます。中国の現代漢字は簡体字と言う簡略な漢字ですが、日本語の漢字でも読めるので、何かあったら紙に書いてみる事をお勧め致します。

 

6. ミネラルウォーター

中国には基本的には自動販売機はありません。世界遺産を訪れる観光と言うと、大都市よりも地方色豊かな地域に行かれる事が多いと思います。観光地には当然ながらお土産物屋さんがあって、飲料も販売していますが、地域と場合によってはお店が無い場所もあります。水道水を飲めませんから、出かける前にミネラルウォーターを買い求めて持参する事をお勧め致します。

 

7. トイレに対する備え

男性はまだ良いのですが、女性の場合はトイレの備えをされた方が良い場所があります。都市部のトイレは日本と何も変わりませんが、地方の観光地では、扉が無かったり、トイレットペーパーが無かったりする場所もあります。衛生製品を忘れない事と、ある程度羞恥心を耐える必要もある場面もあるかもしれないので、心しておいて下さい。

 

8. タクシーを一日貸切

中国のタクシーの運転手さんは、割とフランクで形式ばっていないので、一日貸切で行きたい場所を言えば、貸切で走ってくれます。お値段は交渉次第としか言えませんが、当然ながら日本のタクシーと比べたら破格に安い料金で走ってくれます。中国語ができなくても、行きたい場所を紙に書いて料金を尋ねれば料金を提示してくれます。中国では、何でも料金の交渉が可能なので、相談してみて下さい。余りに値切り過ぎるのは禁物ですよ。目的地に連れて行ってくれないかもしれませんから。

 

9. ツアーに参加

これまで申し上げて来た事を総合すると、一番安心なのはツアーに参加して行くという事になります。個人旅行で行ける場所もありますが、個人では行きづらい場所や、ツアーでは無いと行けない場所もあります。中国語に堪能ならば個人旅行がお勧めですが、中国語がままならない場合は、やはり日本語ができるツアコンの同行するツアーに参加するのが一番です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
広大でしかも悠久の歴史国である中国。歴史と伝統に裏打ちされた世界遺産はどこも一見の価値ありです。安全で楽しい世界遺産の旅になることを希望しております。

 

中国の世界遺産を巡る前に絶対知りたい9つのポイント

1. 中国の世界遺産登録地の数
2. 中国内世界遺産の所在地域
3. 地域情報を綿密に調べましょう
4. 共産主義国という認識を持ちましょう
5. 中国語の対応
6. ミネラルウォーター
7. トイレに対する備え
8. タクシーを一日貸切
9. ツアーに参加

 


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