スリランカの治安は大丈夫?現地で気をつけるべき7つの事!

スリランカの治安は大丈夫?現地で気をつけるべき7つの事!

(Andy Nobes)

あなたはスリランカの治安についてどんなイメージを持っていますか?旅行を計画する上で、現地の安全はしっかり把握しておきたいところ。そこで今回は、スリランカ大好き筆者が、現地の治安状況、そしてスリランカでよくある犯罪傾向などをご紹介します。

 

スリランカの治安は大丈夫?現地で気をつけるべき7つの事!

 

1. 治安はそんなに悪くない

イギリスによる100年以上の植民地化後、1948年にイギリス連邦自治領セイロンとして独立しました。2009年にようやく25年続いた内戦が終わり、外国人も一部の地域を除きスリランカ国内を自由に旅行できるようになりました。親日家の人が多く、困ったことがあれば助けてくれる国民性です。ですので、他の諸外国と比べ比較的治安が良いと言われますが、夜遅くは出歩かないようにしましょう。

 

2. 過度の露出は控えましょう

スリランカは仏教の国です。寺院や仏教遺跡に入る際には入口で靴を脱ぎ脱帽するのがマナー。裸足になるので足の裏が汚れます。足を洗う場所は特にないので、ウェットティッシュを持参しておくと便利です。ノースリーブやショートパンツ、ミニスカート等露出した服装は控え、肌を覆った服装にしましょう。

入口で服装のチェックをしているので露出した服装では中に入れさせてもらえないので気を付けてください。仏陀は白が好きという説からスリランカ人は白い服を着て参拝していることが多いです。現地人になりきるなら白い服を着ていくのもいいかもしれません。

なお、キャンディなどの標高が高い場所にある街は寒暖の差が激しく、日中は暑くても夜冷えることがあります。カーディガンやジャケットなどの羽織りものがあると便利です。

 

3. 蚊には要注意!

デング熱感染者数は2017年1月から7月の間に8万人を突破し、250人以上の死者数が出ています。過去最大規模といわれているので旅行者の私たちも注意が必要です。雨季後の4月後半に蚊が大量発生し、5月~7月が最も感染者が増える時期といわれています。この時期に訪れる旅行者は特に注意してください。

また、日本ではなくなった狂犬病ですが、スリランカではまだ発症するケースがあります。道端で放し飼いにされている犬・野良犬が多いスリランカではエサを与えたり、むやみに近づかないことが大切です。狂犬病が発症したら致死率が100%ですので、噛まれたら直ちに病院へ行ってください。

なお、スリランカは日本に比べ蚊やハエが多い地域が多く刺されやすいです。虫よけスプレーや蚊取り線香を持っていくと安心です。中級クラスのホテルだと虫が発生しにくいよう管理されているところが多いので、できれば3000円以上のところに泊まりましょう。

バックパッカー向けの安めの宿だと管理が行き届いておらず蚊が発生するところが多いです。蚊帳がついているところもあるので、宿泊費を抑えたい方は蚊帳つきの宿を選びましょう。

 

4. 詐欺からのぼったくり

フレンドリーで人懐っこいスリランカ人ですが、必要以上に親切な人には注意してください。自らガイドを申し出たり、自分のオススメのレストランへ連れて行ったりしてぼったくりに遭うケースが多発しています。後で支払うといって食事代をおごらされそのまま姿を消されたり、宝石店など買い物をする予定ではない場所へ連れて行かれ、高い商品を買わされることも。

英語や日本語が堪能な人、身内に日本人の知り合いがいる、自分の子供のために援助してほしいといったセリフを聞いたら用心してください。自分がお願いしていないことに関して、向こうから何か提案をしてきた際には怪しいと疑う必要があります。

 

5. 痴漢は要注意

街中を歩いていると私たち日本人は目立つので、周囲からの視線を感じることもしばしばあります。現地で知り合った人から自宅へ招待されたり、スリーウィーラーのドライバーからセクハラされたとの被害報告もあがっています。女性の一人旅は特に気を付けましょう。なかには、ローカルバスで隣に座った男性が必要以上に距離を縮めてきたり、体を触られることがあります。

被害に遭った際にははっきりNOと断り、周りの人へ助けを求めてください。女性に人気のアーユルヴェーダ施設では男性が女性に施術することはまずないので、受付の際に女性の担当者がいるかどうか確認しましょう。

 

6. 飲酒する時は場所に気をつけて

スリランカでは宗教上の理由で人前での飲酒がよくない行為とみなされています。外国人向けのレストランではアルコールが提供されていますが、現地の人が利用する一般的な飲食店では置いていないことが多いです。街中にあるワインストアと書かれた看板の酒屋やスーパーの片隅で販売されているのでそちらで購入しましょう。ただし公の場で飲むことはできないので、宿へ持ち帰ってから飲みましょう。

 

7. 写真撮影

軍関係の施設を写真は禁じられていることが多いので注意してください。街中には自動小銃等の武器を持った警察官や兵士がいますが、もし彼らを撮りたい場合は、了承を得てから撮りましょう。また、仏像を背に写真撮影するのも禁じられているので注意が必要です。

 

まとめ

いかがでしたか?
スリランカの人は温厚で親切な人が多く、また来たいと思えるような魅力ある国です。英語も話せる人が多いので、何か困ったことがあれば周りの人に訪ねてみたり、宿泊先のスタッフに相談してみてください。筆者も旅行中に問題が起きたことがあり、現地の人に助けてもらいました。

スリランカは基本的には治安のいい安全な国です。上記のことに気を付けていれば、きっと素敵な思い出に残る旅になることでしょう。

 

スリランカの治安は大丈夫?現地で気をつけるべき7つの事!

1. 治安はそんなに悪くない
2. 過度の露出は控えましょう
3. 蚊には要注意!
4. 詐欺からのぼったくり
5. 痴漢は要注意
6. 飲酒する時は場所に気をつけて
7. 写真撮影

 


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