現地で絶対食べたいおすすめスリランカ料理10選!

(ultraBobban)

インド料理のお店は日本にも多く浸透してきていますが、スリランカ料理のお店はそれほどまだ多くありません。日本人にとってはなじみの薄いイメージがありますが、どんな料理があるのでしょうか?そこで今回は、現地へ行ったらぜひ食べていただきたいおすすめスリランカ料理をご紹介します。

 

現地で絶対食べたいおすすめスリランカ料理10選!

 

1. スリランカカレー (Sri Lankan Curry)

(sea turtle)

スリランカ料理で真っ先に思い浮かぶのがカレー。それではインドカレーとはどう違うのでしょうか?

まず、スリランカでは使われているスパイスがインドとは違います。スリランカ独自のスパイスを使い、同じスパイスでも作り方や分量が異なります。また、カレーはスープカレーのように水っぽく、油分が少なく野菜をたくさん使っているのがスリランカカレー。お店でカレーを注文すると2-3種類のカレーがついてきます。

場所によってはビュッフェ形式のお店もあり、お皿の真ん中にライスを盛り、周りに好きなカレーや付け合せを選んでのせていく場合もあります。旅行者にとっては色々な料理を一度に楽しめるので嬉しいですね。スプーンやフォークを使わず手で食べるのが現地式。スリランカ人になりきってみてぜひトライしてみましょう。

 

2. ロティー (Roti)

(Garrett Ziegler)

スリランカ人の主食はパン生地でつくられたロティーです。現地の食堂に行くと必ずあり、スリランカ人にとっては欠かせない料理になります。種類はいろいろあり、魚が入ったものや卵、野菜が入ったものまでバリエーションが豊富です。どれもスパイスがきいておりカレーベースの味がします。

キャンディにあるThe Kandy Garden Cafe (キャンディガーデンカフェ)はロティが有名なお店で、スリランカ人だけでなく外国人にも人気のあるお店でいつもにぎわっています。

 

3. ワタラッパン (Watalappan)

(Ankur P)

黒砂糖、ココナツミルク、ナツメグ、が入ったスリランカ版のプリンです。元々マレー系の移民が生み出したスイーツでスリランカ在住のイスラム教徒がラマダンの時期に食べます。使われている食材が日本になじみのあるものが多く、どこか懐かしい味がします。

 

4. ホッパー (Hoppers)

(deirdren)

おふくろの味といわれているホッパー。朝食にお母さんがつくる定番料理です。お椀型にクレープのような薄い米粉でつくられた生地は少し塩味とココナッツの香りがします。外側はパリパリ、内側はモチっとして食感も日本人好みです。

カレーにつけて食べたり、卵と混ぜたエッグホッパーも存在します。

 

5. インディアッパ (Idiyappam)

(Ramesh NG)

米粉でつくった麺で主食として別皿に盛ったカレーにつけて食べます。見た目は日本のそうめんと似ています。南インドでもよく食べられストリングホッパーという名前で呼ばれています。チキンカレーやレンズマメのカレーにつけて食べることが多いです。

 

6. アンブルティヤル (Ambul Thiyal)

(serandib.co.nz)

ゴラカ (またはガルシニアともいいます)という植物の実のスパイスを使った魚の煮物です。魚は主にマグロを使いこのゴラカで臭みを消します。マグロはスリランカの産地でよく食べられる魚です。マグロカレーもポピュラーなカレー料理として有名です。

ゴラカをすりつぶしでペースト状にし、同じくすりつぶしたにんにくやしょうが、シナモンと一緒に混ぜます。スリランカ南部の郷土料理で胃腸を整える効果があるので、胃腸が弱っているときに食べます。酸っぱ辛く日本の魚料理とかなり違う味ですがやみつきになります。

 

7. パパダム (Pappadum)

(Jessica and Lon Binder)

カレーの付け合せとしてよく出されるパパダム。豆粉をベースにした生地を揚げたものでパリっとした食感がたまりません。揚げる前は丸く平べったい生地ですが揚げると大きく膨らみます。日本の揚げせんべいのような感じで日本人にとっても食べやすいです。おつまみ感覚としても食べられるのでお酒にも合いますし、スーパーで簡単に手に入ります。

メーカーによって味付けが異なるので複数買って食べ比べしてみるのもいいかもしれません。

 

8. カニ料理 (Sri Lankan Crab)

(Matt Dodd)

カニが豊富に取れるスリランカ。ぎっしり詰まった身にチリソースやバター、カレー、ジンジャーソースなどお好みのソースをかけて食べます。中でもコロンボのダッチホスピタルにあるMinistry Of Crab (ミニストリーオブクラブ)はカニ料理のお店として有名です。お値段は張りますがその分食べごたえがあり行く価値があります。

 

9. サンボール (Sambol)

(Dennis S. Hurd)

スリランカのふりかけです。鰹節のような、カツオを加工したモルディブフィッシュと呼ばれるものを削り、ココナッツ、玉ねぎ、ライム、スパイスを混ぜたものです。日本の鰹節もこのサンボールから来ているという説もあります。酸味と辛みがマッチしごはんによく合います。

 

10. キリバット (Kiribath)

(hare)

ココナッツミルクで炊いた米料理のことでミルクライスとも呼ばれます。スリランカの言語、シンハラ語でキリはミルク、バットは炊いた米のことを表します。ゴマやカシューナッツと合わせて炊いたり、家庭によって作り方はさまざま。月のはじめやお正月、お祝い事の際に食べます。

 

まとめ

いかがでしたか?
紅茶のイメージが強いスリランカですが、実はお米の生産量が最も多い国なんです。お米を主食として食べるところは日本と同じですので、日本人の口に合う食べ物が多いと思います。低カロリーでヘルシーな料理が多いので健康に気遣っている方にもおすすめです。

スリランカを訪れた際にはぜひ色々な料理にトライしてみてください。

 

現地で絶対食べたいおすすめスリランカ料理10選!

1. スリランカカレー (Sri Lankan Curry)
2. ロティー (Roti)
3. ワタラッパン (Watalappan)
4. ホッパー (Hoppers)
5. インディアッパ (Idiyappam)
6. アンブルティヤル (Ambul Thiyal)
7. パパダム (Pappadum)
8. カニ料理 (Sri Lankan Crab)
9. サンボール (Sambol)
10. キリバット (Kiribath)

 


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