イースターは日本でも文化が浸透してきたイベントですが、ミャンマーもキリスト教徒中心にイースターのイベントを楽しんでいます。ミャンマー在住の外国人も増えてきたので、スーパーなどもイースター関連の商品を置くようになってきました。それではいったいミャンマーではイースターをどのように捉えているのでしょうか?
今回は、ミャンマーにおけるイースターの実情をお伝えします!
ミャンマーのイースター特集!在住者に聞く7つのおもしろ特徴!
1. イースターの認知度は?
ここ十数年でミャンマーは外国資本が入ってきたので、海外で盛んに行われている行事も少しずつ認知度が上がってきました。スーパーもイベント毎に行事に必要なグッズのフェアも行われるようになりましたし、なんといってもビザの緩和で海外に遊びに行くミャンマー人も増えてきている印象です。
今までは自分の国の文化のみで発展してきたので、まだまだイースターを含めたイベントは認知度はそこまで高くありませんが、年々知名度が上がってきています。
2. ミャンマーのキリスト教信者のイースターの祝い方とは?
ミャンマーではキリスト教を信仰しているミャンマー人の間で、キリストの生誕祭としてイースターをお祝いすることは一部行っているそうです。イースター行事でポピュラーなイースターエッグハントを楽しむ人や、ゆで卵に色を塗ったりデザインを描いたりするエッグペイントを行うこともあります。
ただ、イースターの日程は3月末から4月で行われるのに対し、ミャンマーでは仏教の最大のお祭り「水かけ祭り」が同時期にあるため、イベントが重なることが多々あります。水かけ祭りが行われる4月は学校も企業も数日お休みになることもあり、道路を歩いていると水をかけられることも多々あるので、買い物やお出かけするには日によっては難しくなります。
さらに4月はミャンマーで一番暑い季節「暑期」にあたります。日中は暑いのであまり外出する人は少なくなる時期です。イースターのイベントにもし現地で参加する場合は注意が必要です。
3. 部落ごとに違うキリスト教
ミャンマーではキリスト教を信仰している人も多くいますが、地方都市では部落ごとに信じている宗教が違うため、多民族国家のミャンマーでは出身の部落を聞くと信じている宗教もわかることがあります。
また、キリスト教にもいろいろな種類があるので、実際にイースターを祝うかどうかはそれぞれ違います。ミャンマーではそれぞれの宗教で休日が違っていることもあり、異宗教徒同士で批判的になることは少ないです。なので、イースターを含めて各宗教のイベントで盛り上がることはタブーではありません。
4. 在住の外国人が楽しむイースター
外国人が住むコンドミニアムなどもイースターのイベントが開かれたり、インターナショナルスクールでもイースターイベントが定着しています。
ミャンマーにはキリスト教の布教活動で来ている外国人も多くいます。教会でも外国人の姿が見られるようになりました。イースターなどのキリスト教の宗教的行事も布教活動の一環ということで、徐々にイースター文化が広がりつつあります。
また、ミャンマーには教会も数多くあるので、集会が開かれることもあります。キリスト教を信仰していない人でも参加できるものもありますので、訪れてみるのもおすすめです。
5. スーパーではイースターグッズ販売増加中!
外国人がよく行くスーパーでは、イースターグッズが数多く販売されるようになりました。卵型のオーナメントやペイントされたイースターグッズが並んでいます。現地で楽しむ以外にもお土産に買う人や、カラフルな色彩の雑貨は普段使いでも購入する人も多いとか。
また、ニワトリやウサギの形をしたかわいいチョコもあります。もちろん卵の形のチョコもあるので、お友達へのちょっとしたプレゼントにも最適ですね。よくミャンマー人の知人から「イースタってどんなお祭りなの?」と聞かれることがあるので、地元の人も興味があるようです。
ミャンマーでもこういったグッズは毎年増えていくのではないでしょうか?
6. ミャンマーとイースターの融合雑貨
ミャンマーにはお土産を扱うお店が増え、センスの良い雑貨を置いてあるところも見かけるようになりました。ミャンマーでは女性の伝統的民族衣装「ロンジー」を始めとして、色とりどりの布が豊富にあります。それらの布を卵型に縫ってオーナメントにして販売しているところもあります。外国人からも好評で、お土産でも人気があるそうです。
また、お土産屋さんの中には外国人が技術的支援をしているところも多いので、こういった取り組みが増えてきているのが現状です。これからもハイセンスな雑貨がどんどん誕生していくでしょう。
なお、ミャンマーのお土産については、以下の記事にまとめていますので、合わせて読んでみてください。

7. ミャンマーの世界的な文化の受け入れは?
ミャンマーでは近年外国資本がどんどん入ってきていて、世界的なイベントや文化も少しずつ浸透してきています。例えば、ミャンマーで1月1日は特に祝日ではなく、ニューイヤーイベントなどはごく一部の外国人にすぎませんでした。
しかし、最近は新年をお祝いするという文化が徐々に浸透して、年越しイベントを行う光景も目にするようになりました。日本に比べると長く閉鎖的な国づくりをしてきたミャンマーはまだまだ定着していないイベントも多々ありますが、これから急速に受け入れられて根付いていくのではないかと予想します。
イースターも数年後は他のイベントのように内容を理解して楽しむミャンマー人が増えていくかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
ミャンマーでのイースター文化これからますます発展していく要素は多々あります。国によってもイースターのお祭りは趣向を凝らしたものもあるので、ミャンマーでも楽しむことができるようになるといいですね。
ミャンマーのイースター特集!在住者に聞く7つのおもしろ特徴!
1. イースターの認知度は?
2. ミャンマーのキリスト教信者のイースターの祝い方とは?
3. 部落ごとに違うキリスト教
4. 在住の外国人が楽しむイースター
5. スーパーではイースターグッズ販売増加中!
6. ミャンマーとイースターの融合雑貨
7. ミャンマーの世界的な文化の受け入れは?
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