フランスのシェアサイクル!現地で自転車をお得にレンタルする7つのコツ!

フランスではシェアサイクルが大人気で、首都のパリでも地方都市でも盛んにレンタルされています。フランス人は倹約家なので、たまにしか使わない自転車や通勤でちょっとの時間しか使わないならば、シェアサイクルを利用する人が多くいます。

また観光地を旅行するのにも徒歩で散策するよりも、シェアサイクルをレンタルした方が時短で切る上に効率よく観光することができるので人気です。筆者も天気が良くて自転車に乗って移動した方が気分が良さそう!と思うときにはシェアサイクルをレンタルします。

そこで今回は、フランス在住の人にも、フランス観光旅行でちょっとだけ自転車を使ってみたい人にも、気軽にレンタルできるシェアサイクルについてご紹介しましょう。

 

フランスのシェアサイクル!現地で自転車をお得にレンタルする7つのコツ!

 

1. フランスのシェアサイクルとレンタルサイクルの違いは?

フランスでシェアサイクルと聞くと、パリの街中で見かける「Vélib’ / ヴェリヴ」のことと思う人も多いのではないでしょうか。フランスのシェアサイクルは、自分の好きな場所で借りることができて、シェアサイクルのステーションであればどこででも返却することができます。

一方、レンタルサイクルはシェアサイクルと違って借りた自転車を好きな場所で返却することは不可能です。レンタルの場合には、必ずレンタルステーションへ返しに行かないとならないのです。

シェアサイクルでもレンタルでも、勘違いしてしまうと返却時に無駄足を運ぶことになってしまったり、後悔してしまうことになる場合もあるので、きちんとシェアサイクルとレンタルの違いを把握しておきましょう。ちなみにシェアサイクルはすべて機械が対応し、レンタルサイクルは係員が対応します。

2. シェアサイクルが利用できる地方都市や観光地


フランスでシェアサイクルの利用が可能な地域は、首都パリ(Paris)はもちろんのことながら、フランスの第二都市リヨン(Lyon)・ユーロスターの発着駅でもあるリール(Lille)・ナント(Nantes)・ボルドー(Bordeaux)・ストラスブール(Strasbourg)・トゥールーズ(Toulouse)・モンペリエ(Montpellier)・マルセイユ(Marseille)でもできます。

筆者の在住地域では24時間レンタルOKなシェアサイクルはありませんが、駅前にレンタルサイクルがあります。夏のキャンプシーズンなどには海辺や宿泊施設などでも期間限定でレンタルサイクルをやっている所が多くあります。

特に海辺などのレンタルサイクルは、個人用ではなく複数人が乗れるタイプのものや、チャイルドシート付きのものも数量限定ですがレンタルすることができますよ。パリは Vélib’ ですが、その他の地方都市などでは別の名前でシェアサイクルがあります。

3. フランスのシェアサイクルの利用方法

フランスでシェアサイクルを利用しようと思ったら、パリならば公式サイトで、パスを購入するか、パスを購入できる機械「Borne / ボルヌ」でICチップのついているクレジットカードを使って購入することができますが、暗証番号が必要なので、普段のお買い物時と同様に周囲の人間に気を付けながら操作してくださいね。

公式サイトで購入するとメールで暗証番号が送られてきます。一方、支払い機のBorneの場合には、その場で8ケタの暗証番号が印刷された紙が出てくるので紛失しないように気を付けてください。また、Borneはどこにでもあるものではないので公式サイトで確認するか偶然見つけた場所で購入すると良いでしょう。

なお、シェアサイクルのパスを購入してから、15日以内に使い始めないと無効になってしまうので気を付けてください。1~5台まで同時にレンタルすることができるので、旅行などで人数分必要な時に便利です。1日券や1週間券、1か月券があるので使用頻度や目的によって決めてください。

4. シェアサイクルは人気なのか

フランスでのシェアサイクルは、在住者でも旅行者でも気軽にレンタルすることができるので人気があります。気候の良い時期などには家族でお散歩するのにレンタルする人も多くいます。また自分で自転車を管理する必要がないので、パリ市内などでは住宅事情などもあって自転車を管理するのが面倒な人にも利用されています。

フランスでは公共交通機関のストライキも多く、突然にバスや電車が動いていない!なんて言うこともあるので、そんなときの移動手段としてレンタルする人もいます。利用料金も高いものではないので、気軽にレンタルすることができることでも人気です。

地方都市では観光するのに、気分次第でどこでも寄り道ができるシェアサイクルを利用する人も多くいます。シェアサイクルのステーションがあちこちにあるパリなどでは、筆者も歩くのが面倒なときや急いでいる時に使っています。車が渋滞していたり、バスがなかなか来ない時のイラつき防止にも最適です。

5. シェアサイクルをお得に利用する裏技

フランス旅行中にシェアサイクルをレンタルして、なるべく交通費をかけずにお得に観光地巡りをしたい!という人に筆者が地味にお金をかけずに移動できるテクニックをご紹介しましょう。但し、あなたが複数人でフランス旅行をする場合には、お仲間にドン引きされる可能性があるのでお気を付けください。

まず、パリ市内のシェアサイクル「Vélib’ / ヴェリブ」は、黄緑色の自転車であればレンタル開始から30分までは無料で乗り回すことができます。パリ市内や地方都市の観光名所付近なんて、気合いと脚力さえあれば徒歩でも移動することが可能です。

パリ市内で言えば30分もあれば快適に移動できるので、無料時間内にシェアサイクルのステーションによって自転車を返却し、再度レンタルすることによって基本料金だけでお得に利用することができます!

ただ、人気の観光地付近では返却できたけど、レンタルできる自転車がない!なんて言うこともあるので、あまり必死にならないようにしてくださいね。

6. パリ市内のシェアサイクル「ゴービーバイク」はなくなりました


フランスのパリでVélib’の他に「gobee.bike」と呼ばれるシェアサイクルが、2018年の2月までありました。Vélib’ のようにレンタルステーションへ返却する必要がなく、例えば自宅の前とかホテルの前なんかで乗り捨てることができるので人気でした。

しかしながら、このシェアサイクルを壊して楽しむというフランスの若者が多く問題視されるようになり、また盗難も相次いだことから撤退となり、現在gobee.bikeは存在しません。

似たようなシェアサイクルで「ofo」と「mobike」があります。料金的にもヴェリブ(vélib’)より少し安くApplePayで後払いできますが、シェアサイクルの台数はヴェリブよりも圧倒的に少ないので、見つけるのが大変かもしれません。

7. シェアサイクルの注意点

フランス旅行中にシェアサイクルをレンタルして、観光地を巡りたいと考える人も多いと思います。また、最初はその気はなくても実際に目で見てから、レンタルしてみたいと思う人もいるでしょう。

フランスの場合、13歳以下の子どもはレンタル不可能です。観光地にあるレンタルサイクル点であれば、子ども用の自転車を扱っていることも多くありますが、一般的なシェアサイクルには子ども用はありません。14歳から18歳までの子どもは親の許可が必要です。

また、1日券や1週間券を買ったからといって、レンタル自転車をステーションに返却せずに持ち歩いていると、とんでもない金額が発生するのでご注意を!シェアサイクルの利用料金は、電動自転車以外は最初の30分間だけが無料で、30分経過後から料金が発生する仕組みで、30分ごとに1ユーロ加算されます。電動自転車は最初の30分間の使用料金は1ユーロで、その後は30分ごとに2ユーロ加算される仕組みです。

 

まとめ

いかがでしたか?
シェアサイクルは、フランスでは観光地や地方都市なら、どこでも簡単に見かけることが出来るでしょう。レンタルしている人もたくさんいるので気兼ねなく借りることができると思います。

フランス人は困っている人に親切なので、もしわからなくてもステーションでもたついていると助けてくれることが多くあります。また、Vélib’の販売機であるBorneは日本語も対応しているので安心して使えますよ!

 

フランスのシェアサイクル!現地で自転車をお得にレンタルする7つのコツ!

1. フランスのシェアサイクルとレンタルサイクルの違いは?

2. シェアサイクルが利用できる地方都市や観光地

3. フランスのシェアサイクルの利用方法

4. シェアサイクルは人気なのか

5. シェアサイクルをお得に利用する裏技

6. パリ市内のシェアサイクル「ゴービーバイク」はなくなりました

7. シェアサイクルの注意点

 


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