フランスのクレジットカード事情!使えない場所など7つの注意事項!

フランスのクレジットカード事情!使えない場所など7つの注意事項!

フランスでは現金よりもクレジットカードがメインの国です。現金をたくさん持ち歩くと、小銭は重いし盗難のリスクもあるし、そして何よりも盗まれたら戻って来ない!ということで、フランス人は現金よりもクレジットカードを使います。

そこで今回は、そんなフランスでクレジットカードが使えない場所や、あまり使わない方が良い場所、そして使用する際のカードを差し込む読み取り機の使い方や注意点などを詳しくご紹介します。

 

フランスのクレジットカード事情!使えない場所など7つの注意事項!

 

1. フランスの鉄板!VISAとMASTER

フランスでクレジットカードを使うのであれば、はっきり言ってこの2種類のカードさえあれば、完全に事足りてしまうのでなにも問題ありません。フランス国内の恐ろしいほどの田舎町でも使うことができるほどです。

筆者は地方都市からさらに離れた田舎暮らしの住民ですが、この2種類のクレジットカードは使えています。フランスに初めてくるのであれば、VISAとMASTERがおすすめです。以前はVISAは使えるけれどMASTERは使えなかったり、その逆のことも多くありましたが最近では2種類セットかと思わせるぐらい、どちらも使用可能になっています。

 

2. JCBカードには気を付けて!

フランスでクレジットカードを使う場合、JCBカードの使えない場所がたくさんあるのでご注意ください。以前よりは使える様になって来ましたが、フランスにツアーで旅行に来る場合にはJCBカードの使えるお店に連れて行かれることも多いので、手持ちのクレジットカードに持っていても問題ありませんが、個人旅行で安宿や安レストラン、または地方の観光地化されていない地域へ行く人は、まず使えないと思ってください。

つい最近、筆者の居住地でも一軒だけ唯一使用出来るレストランが出てきましたが、実際には本物のJCBカードは見たことがないそうです。パリなどの主要観光地や百貨店、レストランやホテルなどでは使える所も多くありますが、支払い時に困ることがないように、事前に必ず確認してから使ってくださいね。

 

3. アメリカンエキスプレス&ダイナースクラブカード

フランスで、最近ちらほら使えるようになって来たクレジットカードが、アメリカンエキスプレスです。といっても、観光客の多い主要観光地やホテル、ブランドショップなどで使える場合もあります。

ダイナースクラブカードは、フランスでは無名のクレジットカードで、筆者の周囲でも知っているフランス人はいないほどです。日本では、かつて「お金持ち限定」のクレジットカードとして名を馳せたことのあるクレジットカードでも、フランスでは加盟店が少ないので使えないと思っておいてくださいね。

 

4. クレジットカードはどこでも使える

フランスのクレジットカード事情!使えない場所など7つの注意事項!カフェ

フランスは本当にクレジットカードが普及しています。フランスへ観光旅行に来て、行く先々のお店で使うことが出来なかったということはないぐらい、どこでもクレジットカードは使えます。小さなコンビニのようなスーパーでもOKですし、電車や地下鉄の切符を購入するのにもクレジットカードです。マクドナルドなどのファストフード店などでもクレジットカードが使えるので、現金を持っていなくても問題ないぐらいです。

また、フランスのタクシーは、クレジットカードが使えないという噂もありますが、正規のタクシー〈車体の上にタクシーマークあり〉であれば使えます。

 

5. クレジットカードが使えない場所

フランスのクレジットカード事情!使えない場所など7つの注意事項!マルシェ

フランスでクレジットカードが使えない場所というと、第一にマルシェです。フランスのあちこちで開かれているマルシェは観光客もたくさんで、お店もたくさん出ていますが現金でしか支払うことができません。その分、ディスカウントしてもらったり余分にオマケをしてもらったり特典もあるのですが、どこのマルシェでもクレジットカードは使えません。

また、道路脇などにあるクレープ屋さんのようなスタンドでも、クレジットカードの使用は不可能です。他にも、小さな個人商店や有人の公衆トイレでは使えません。

筆者はMASTERカードの愛用者ですが、ファストフード店の注文&クレジットカードでの支払いをする機械で、MASTERカードが使えないという状況にあいました。「この店でクレジットカードが使えない!」と一瞬焦りましたが、カウンターの支払い機では普通にクレジットカードが使えたので、このような状況に陥ったときには、遠慮なく店員に尋ねてみるようにしましょう。

 

6. フランスでは暗証番号が必須!

クレジットカードには、かならず4ケタの暗証番号が付いています。フランスでクレジットカードを使うときには、手書きのサインではなく、4ケタの暗証番号を入力しなくてはなりません。これがないと使用出来ないので、絶対に暗証番号は忘れないでくださいね。

フランスではICチップ付きのクレジットカードが主流で、カードの読み取り機の下の部分に差し込んでから、暗証番号を入力します。スキミング被害に遭わないように、クレジットカードの使用時には必ず番号入力の際には、手や物で番号を隠して打ち込みましょう。フランスではクレジットカードもスキミング被害が多いので、用心に用心を重ね店員にイヤな顔をされようとも、周囲の人間に白い目で見られても構わず、しっかり暗証番号を守りましょう。

 

7. ICチップ付きでないクレジットカードを使う場合

今はフランスでは、ICチップ付きでないクレジットカードを見かけることが非常に少なくなっています。もし自分のクレジットカードがICチップのついていないタイプだった場合は、フランスへ来る前にICチップ付きのクレジットカードに変更してもらうのが望ましいです。

しかしながら、時間の都合などで不可能という人もいるでしょう。その場合には、フランスでのカード読み取り機に差し込んで使うのではなく、機械の左右もしくは上部に、カードをスライドさせる部分があるので矢印の方向に向かって、ゆっくりクレジットカードをスライドさせて使います。読み取り機の反応が遅くて、ドキドキすることがありますがたいていの場合はこれで大丈夫です。

フランス人でも、店員でもこの方法を知らない人もいるので「あなたのクレジットカードは使えない」なんて言われても、スライドさせる方法を忘れずに!ちなみに、暗証番号ではなくサインを求められます。

 

まとめ

フランスでクレジットカードを使う場合には、現地のATMでキャッシングできるものが便利です。フランスではATMが路上の壁にあることも多く、クレジットカードで犯罪を犯す者たちが狙っています。絶対に暗証番号を知られないように、厳重に隠しながら入力し、現金は即座にバッグの奥深くか内ポケットにしまい込んで下さいね。

ちょっと治安の悪い地域や、怪しげなお店、雰囲気の悪いお店では用心のためにクレジットカードは使わずに、現金払いがおすすめです。フランスでクレジットカードを使うときには、ぜひこの記事を役立ててくださいね。

 

フランスのクレジットカード事情!使えない場所など7つの注意事項!

1. フランスの鉄板!VISAとMASTER

2. JCBカードには気を付けて!

3. アメリカンエキスプレス&ダイナースクラブカード

4. クレジットカードはどこでも使える

5. クレジットカードが使えない場所

6. フランスでは暗証番号が必須!

7. ICチップ付きでないクレジットカードを使う場合

 


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