現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!

(BroAngel)

中国料理は、既に日本ではお馴染みの外国料理を言っても過言ではありません。全国至る所に中国料理店がありますし、横浜、神戸、長崎には中国料理レストランが集結する中華街もあります。しかし、日本国内の中国料理は本場とはやはり色々違います。そこで今回は、中国と仕事やプライベートで長年付き合ってきた筆者が、現地でぜひ食べてほしいおすすめ中国料理を一般家庭料理を中心にご紹介します。

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現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!

 

1. やみつき前菜1「四喜烤麩 / スー・シー・カオ・フ」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!四喜烤麩スー・シー・カオ・フ

(SimonQ)

日本の中国料理店ではまず間違いなくメニューでお目にかかる事の無い前菜です。筆者は大好きなので、中国では必ず最初にこの一品を注文し、ビールと共に楽しみます。烤麩といのは、モチっとした食感のお麩で、甘醤油が染みていて、日本のお麩とはまるで違う食べ物です。この烤麩の食感と優しい甘さが絶妙で、一度食べたら病み付きになる美味しさです。木耳、ピーナッツ、金針菜、椎茸の四食材が入り、四喜と呼ばれています。上海家庭料理の代表格です。

 

2. やみつき前菜2「干煸四季豆 / ガン・ビィエン・スー・ジー・ドウ」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!干煸四季豆ガン・ビィエン・スー・ジー・ドウ

(Alpha)

こちらも筆者の大好物。極めてシンプルな野菜炒めなのですが、癖になる程美味しいのです。だいたい1の四喜烤麩と共に注文し、主菜が来る前に、ビールを楽しむ一品です。料理名を訳すと”インゲンの炒め物”という訳で、家庭料理として一般的な事がおわかり頂けると思います。醤油、塩、料理酒(紹興酒)、砂糖等で味付けし、炒めたお料理です。

お店やご家庭によっては、挽肉、干し海老、刻み大蒜、刻み生姜等を一緒に炒める場合もあります。さっぱりして、インゲンの食感を楽しめる一品です。

 

3. 肉詰めではない焼売「糯米焼売 / ヌォー・ミー・シャオ・マイ」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!糯米焼売

(Norio Nomura)

日本で焼売と言えば、挽肉と玉ねぎを焼売の皮で包んで蒸した食べ物として知られていますが、その焼売とは別で、味付けしたもち米を包んで蒸した食べ物です。お料理としてではなく、点心として知られた食べ物で、上海では街中のあちこちで、小さな点心屋さんが、街頭で大きな蒸篭で蒸して販売しています。

甘醤油で煮込んだ豚肉の出汁で味付けたもち米の味覚は絶品です。煮込んだ豚肉も散りばめられています。おやつには最適な一品です。

 

4. シンプルに美味しい東北家庭料理「红烧茄子 / ホン・シャオ・チエ・ズ」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!红烧茄子ホン・シャオ・チエ・ズ

(飛羅紗羽春華)

醤油で甘辛く味付けした事を红烧と言います。红烧茄子は、茄子の甘辛炒め煮の事を言います。中国の茄子は実が大きく立派で食べ応えがあります。その美味しい茄子を油でさーっと揚げて、甘辛醤油のタレを絡めた一品です。

主として東北地方の田舎料理ですが、家庭的な香りのする一品で、ご飯がとても進みます。

 

5. 日本人には意外な組み合わせな「番茄炒蛋 / パン・チエ・チャオ・ダン」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!番茄炒蛋パン・チエ・チャオ・ダン

(autan)

日本で一般的な卵料理と言えば、目玉焼き、卵焼き、オムレツ、親子丼などが有名ですが、中国のご家庭ではこの料理が一般的です。番茄炒蛋は、トマト卵炒めの事を言います。

生のトマトを卵と炒めるというのは、日本人にはちょっと意外な感じがしませんか?筆者は初めてこの料理と接した時は、驚きでした。料理は極めてシンプルで、油をたっぷり入れたフライパンに溶き卵を流して、ふわっとしている間にトマトを投入して、仕上げます。ふわーっとした卵と、トマトの甘酸っぱさが程よくマッチして、美味しい一品です。

 

6. 青椒肉丝ではない「青椒土豆丝 / チン・ジャオ・トゥー・ドゥ・ス」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!青椒土豆丝チン・ジャオ・トゥー・ドゥ・ス

(威仔)

日本でも青椒肉丝(チンジャオロース)は既に有名な中国料理ですよね。青椒はピーマン、肉は豚肉、丝は細切りという意味で、ピーマンと豚肉の細切り炒めと訳されます。この有名な青椒肉丝に似た炒め物に青椒土豆丝があります。土豆はジャガイモの事です。つまり、ピーマンとじゃがいもの細切り炒めです。お肉は入れません。

塩コショウでさーっと炒めただけという、超シンプルな料理ですが、ジャガイモのしゃきしゃきとした食感が美味しい一品です。ビールにもご飯にもぴったり合うのです。

 

7. 中華風豚の角煮「東坡肉 / ドン・ポー・ロー」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!東坡肉ドン・ポー・ロー

(toyohara)

中国で最も有名な緑茶として知られる龍井茶の産地である浙江省杭州市の有名料理の一つがこの東坡肉です。日本の豚の角煮にそっくりな一品です。皮付きの豚のばら肉を、揚げる方法か茹でる方法で余分な油を取り除いてから、醤油と紹興酒と砂糖で甘めに煮含めた一品です。

日本の豚の角煮よりも濃い甘辛醤油仕立てなので、お肉に中国的な味覚が詰まっています。この東坡肉が、沖縄に渡ってラフテーになり、日本に渡来して角煮になったと言われています。つまり角煮のご先祖様なのです。道理で似ている訳です。

 

8. 皮だけ食べる日本式は間違い「北京烤鸭(ダック) / ベイジン・カオヤ」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!北京烤鸭ベイジン・カオヤ_北京ダック

北京烤鸭(ダック)は日本でも有名な中国料理です。街の中華料理屋さんで食べる一品ではなく、円卓を囲むそこそこの中華料理店で食べるイメージの高級中国料理として知られていますね。高級料理なのに、日本では何故かパリパリな鴨の皮の部分だけを食べませんか?中国では違います。鴨一匹を注文して全部食べるのが北京烤鸭(ダック)です。

丸焼きにした鴨がキャスター付のテーブルで運ばれて来て、お客さんの席の真横で、シェフが捌いて提供してくれます。皮はパリパリですが、一緒に身もちゃんとついていて、とてもジューシーです。かりっとした表面の皮と、ジューシーなお肉を楽しめるのが、北京烤鸭(ダック)なんです。鴨一匹頼んでも、日本の中国料理店で食べる北京烤鸭(ダック)より全然お安いのですから、食べない手はありません。

ちなみに、北京に本店がある全聚徳”というお店が、中国全土で最も有名な北京烤鸭(ダック)チェーン店ですから、脚を運んでみては如何でしょうか。

 

9. 中国餃子はやっぱり「水餃子 / シュイ・ジャオ・ズ」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!水餃子シュイ・ジャオ・ズ

(Cookie M)

日本で最も有名な中国料理と言っても過言ではない餃子。もちろん日本で餃子と言えば焼餃子ですよね。中国には焼餃子はありません。日本で普及した焼餃子の原型とも言えるのは、中国東北地方の庶民料理の貼鍋(ゴーティエ)と言います。家庭で余った食材を、餃子の皮に詰めて鍋に貼り付けて焼いた事から、この名前がつけられています。つまり残り物の料理なので、基本レストランにはありません。中国で餃子と言えば水餃子の事を言います。

茹でて湯切りした餃子です。茹でる時に中の餡が出て来ない様に、包み込んでいる皮は厚くもちもちっとしています。中の餡は、豚挽き肉と白菜が主流ですが、海鮮のすり身や、牛肉、羊肉、キノコ類、様々な野菜が用いられる事もあり、ご家庭やお店によってまちまちです。日本で一般的な、ニラや大蒜は入れません。できたてでほっかほかの水餃子を香醋(黒酢)につけて食べます。大蒜は餃子の餡には入れませんが、香醋に入れて食べる方法もあります。主として極寒の東北地方の料理で、日常的に食べられていますが、南に行けば行く程に、水餃子を食べる習慣はなくなる傾向にあります。

日本で餃子と言えば、中の餡を選択できるお店はありませんが、本場東北地方の水餃子店では、様々な種類の餡の餃子を提供していて楽しいですよ。とにかく、皮が厚くてもちもちっとした食感と、ジューシーな肉汁の餡が絶品です。

なお、日本では焼餃子と共にご飯を食べますが、中国では餃子を主食として食べますから、水餃子と共にご飯は食べません。ご承知置き下さい。

 

10. 締めはこれ!日本人受け間違い無い「福建炒飯 / フー・ジェン・チャオ・ファン」

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!福建炒飯フー・ジェン・チャオ・ファン

(Ray Yu)

中国では、ご家庭や少人数の会食では、お料理を一緒にご飯を食べますが、円卓方式の宴会では、主食は主として最後に食べるのが一般的です。炒飯や麺類を最後の締めの主食として食べます。最もシンプルな炒飯は蛋炒饭と言う卵炒飯です。五目炒飯の事は揚州炒飯と言って、江蘇省揚州という都市名でネーミングされています。

今回最後にご紹介したいのは、福建省の名前でネーミングされている福建炒飯です。これは、シンプルな炒飯の上にとろりとした餡をかけた餡かけ炒飯です。筆者も家族も大好きな炒飯ですが、日本人には絶対に受ける事間違いない味覚のお勧め炒飯です。お店によって違いはありますが、海老、イカ、お肉、セロリ、アスパラガス、椎茸、木耳等、所謂五目餡かけをシンプルな炒飯にかけた一品です。

中国料理の締めには最適な一品ですので、今回の最後にご紹介させて頂きました。どうぞ、お試しあれ!

 

まとめ

いかがでしたか?
広大な中国では、お料理も本当に多岐に亘りますので、10選するのは至難の業でしたが、有名なお料理や高級料理ではなく、日本人が知らない家庭的なお料理を厳選してみました。10選のどのお料理も大体1000円しない程度から1000円代で食べる事ができると思います。(地域やお店によります。)

筆者の好みが反映されていますので、ちょっと偏りはあるかもしれませんが、中国でレストランに行かれた折には、ご参考にして頂けたら幸いです。

 

現地で絶対食べたいおすすめ中国料理10選!

1. やみつき前菜1「四喜烤麩 / スー・シー・カオ・フ」

2. やみつき前菜2「干煸四季豆 / ガン・ビィエン・スー・ジー・ドウ」

3. 肉詰めではない焼売「糯米焼売 / ヌォー・ミー・シャオ・マイ」

4. シンプルに美味しい東北家庭料理「红烧茄子 / ホン・シャオ・チエ・ズ」

5. 日本人には意外な組み合わせな「番茄炒蛋 / パン・チエ・チャオ・ダン」

6. 青椒肉丝ではない「青椒土豆丝 / チン・ジャオ・トゥー・ドゥ・ス」

7. 中華風豚の角煮「東坡肉 / ドン・ポー・ロー」

8. 皮だけ食べる日本式は間違い「北京烤鸭(ダック) / ベイジン・カオヤ」

9. 中国餃子はやっぱり「水餃子 / シュイ・ジャオ・ズ」

10. 締めはこれ!日本人受け間違い無い「福建炒飯 / フー・ジェン・チャオ・ファン」

 

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扇ガ谷道房

扇ガ谷道房

家族で中国に駐在しておりました鎌倉在住のコンサルタントです。サッカー観戦、楽器演奏、腕時計収集、帽子、海外旅行、街歩きが趣味のおじさんです。中国に関するコンサル、講演、執筆、ガイド等も承ります。生身の中国を是非多くの皆さんに知って頂きたい想いでお仕事させて頂いております。どうぞ宜しくお願い致します。