北京観光する時のおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

北京観光する時のおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

中国の首都北京は巨大な都市です。行ったことがある方は、東京や大阪という大都市とは比べ物にならない大きさを感じたことでしょう。そんな北京を移動するとなると、日本の交通機関の感覚でいると思わぬ苦戦を強いられます。筆者は何度も北京を訪れていますが、北京観光を徒歩でするときに、北京という都市の大きさと広さを実感します。

そこで今回は、北京旅行を計画しているあなたのために、北京での基本的な移動手段や交通機関についてご紹介します。ぜひ渡航前にチェックして、効率的に目的地へ行けるように準備してくださいね。それではご覧ください。




 

北京観光する時のおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

 

1. 東京とはまるで違う北京の注意点

日本の首都である東京は、政治経済文化の中心地として存在しているマルチな顔を持つ日本を代表する大都市です。中国の首都は北京。どちらも方角に京と言う文字を組み合わせた地名だと言う類似性がありますが、性格はかなり異なります。世界には、政治的な首都機能に特化した首都がいくつもありますが、北京はそこまでとは言えないまでも、やはり政治的な色彩の強い都市と言う事ができます。

東京では、政治機能が集積したエリアを永田町という地名で呼びますが、北京でも同様なエリアを中南海と呼びます。北京中心部の故宮の西側に所在しています。中南海は地名としてだけでなく、中国共産党中枢という、権力としての意味も持ち合わせています。この意味では、日本の永田町という用法に類似しています。

移動の為の交通手段は、中国随一の上海と同様の手段があるものの、交通機関を降りた後に歩くとき感じる「距離感」は、上海とは比べ物にならない位に広さを感じるはずです。北京での移動における最大のご注意点はそこにあります。

 

2. 二つある空港は、東京、上海、ソウル、台北とは違います

東アジア各国の大都市には、同じ都市内に二個所の空港を持っている都市が少なくありません。東京、上海、ソウル、台北には、二個所の空港があり、二個所の空港の機能も、主として国際線と国内線を二分して立地させているという共通性があります。北京にも二つの空港がありますが、前述の4都市の空港とは少し違います。

北京のメイン空港は、北京首都国際機場と言う空港で、北京中心部から約25キロ離れた北東の場所にあります。世界第二位の旅客取り扱い数を誇る巨大な空港です。国際線と国内線の両用の空港で、三つのターミナルを擁しています。詳しくは「北京空港の便利サービスを使って快適に過ごす8つのコツ」をご参照下さい。

一方、もう一つの空港は、北京南苑機場と言って、北京中心部から南に約13キロの場所にあります。北京首都国際空港よりも北京中心部から至近距離にある点では、前述の東アジア4都市にある二個所の空港体制と位置付けは同じですが、北京南苑機場の場合は軍民共用空港で、就航している航空会社が極端に少ないという特徴があります。主として就航している航空会社は中国聯合航空という耳慣れない航空会社だけですから、極めて限定的な空港と言えます。

この様に、北京にも二つの空港がありますが、実質的には北京首都国際機場という巨大な一つの空港で運用されているとお考え下さい。尚、2025年を完成を目途に、北京中心部から南に約40キロの場所に、新たな空港を建設中です。北京大興国際機場と呼ばれる予定のこの空港は、2019年に暫定開港予定で、開港後は北京南苑機場は閉鎖される予定になっています。

 

3. 運行距離世界最長の地下鉄

北京には1969年に開業した地下鉄が2路線しか無い時代が長らく続きました。この巨大な首都の市内を移動する電車は、たったの2路線しかないという極めて不便な状態でした。それが、2008年に開催された北京オリンピックによって一変しました。北京オリンピック前に2路線だった地下鉄は、現在19の路線を数えるまでになっています。運行距離の総延長は世界最長だそうです。

地下鉄の案内図を見ると、縦横無尽に路線が開通していて、一見東京メトロの案内図の様に見えますが、距離感はとてつもなく違いますから、東京メトロの感覚でご利用されない様にご注意下さい。東京メトロは銀座線、浅草線の様に、駅のある地名を名称にしている事が多いですが、北京の地下鉄は上海と同様番号で路線を区別しています。19路線の内、2号線と10号線が環状線なので、東京の山手線の様にぐるぐると回っています。運賃は距離によって加算されます。最低が2元で最高が9元です。

乗車方法は簡単で、駅の自動券売機でICカードの切符を購入して、改札口でカードリーダーにかざすだけです。但し、日本人にとっては面食らうのですが、改札では国際線の搭乗の時の様に、必ずセキュリティチェックゲートをくぐり、荷物はX線検査機を通さなければなりません。

又、駅の券売機と窓口で購入できるJR東日本のSUICAの様な市政交通カードもあります。一卡通というデポジット制のプリペイドカードで、市内のバスや一部のタクシーでも利用する事ができます。上海交通カードとは違い、全てのタクシーで利用できないのが難点です。デポジット20元が自動的に設定されていますので、観光や旅行で北京に来られて購入し、利用後はデポジットを差し引いて帰国前に払い戻す事ができます。ホームは、線路との間が強化ガラスで遮断されていて、停車した電車のドアが開くと駅のガラス扉の開閉する仕組みになっていますから、とても安全です。

 

4. 乗るバスさえわかれば公共バスは便利

19路線に拡大した地下鉄と共に、北京での最も一般的な移動手段は公共バスです。殆どの北京の皆さんが、市政交通カードを持っているので、乗車時にカードをカードリーダーにかざして乗車しています。カードを購入された場合は、同様に乗車して下さい。カードが無い場合は、車内に車掌さんがいますので、目的地を告げて切符を購入します。初乗り運賃は2元です。目的地の発音に自信が無い場合は、紙かスマホで文字を見せて購入すると良いでしょう。

公共バスの路線と目的地は番号で区別されているので、バスの車両にデジタルで示されている行き先表示も番号だけですから、その番号の路線の経由地と終点がどこなのかを知らない限り乗りこなすのは困難です。停留所には、路線がどこを走行するのか停留所名が書かれているのですが、停留所名を見ても、観光客や旅行者にはまずわかりません。

公共バスは便利なのですが、前提は乗るバス路線がわかっている場合です。わからない場合は、ある程度リスクを承知で、とにかく乗ってみてしまう事です。乗車した後の降車の仕方ですが、降車ボタンは無く、全ての停留所に停まってくれますから、ボタンを押し忘れるという心配はありません。

ちなみに、お時間がふんだんにある方には、とりあえず乗って終点まで行ってみるというチャレンジングな楽しみ方をお薦めしています。「上海を観光する時のおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!」でもご紹介しておりますので、気になる方はご参照下さい。

 

5. タクシーは便利ですが、発音にはご注意を

中国の経済発展に伴い、タクシー運賃も年々値上がりしていますが、日本に比べると遥かに安くて便利です。北京のタクシーの初乗り運賃は13元で、距離に応じて加算されます。中国のタクシーでは、乗車したら目的地を道路名で伝えるのが一般的です。全ての道路には名前が付けられているので、道路と道路の名前を二つ伝えて、道路同士が交差する地点を想起させて走ってもらいます。目的地がはっきりしている場合は、そのまま伝えて頂いて結構です。

7で後述しますが、北京の市民性は保守的です。首都とは言え、上海とはまるで違って外国人慣れしていません。北京語の発音に強烈なこだわりを持っている為、ちょっとでも北京語的にわかりつらい発音をすると、貴方の発音はわからないと強烈に言われます。タクシーでも同様の事が多々発生します。目的地を告げているつもりでも、発音がわからないと、遠慮なくわからないと言われてしまいます。外国人なのだから、少しは配慮して欲しい所なのですが、保守的で頑固な北京では、期待できません。外国人旅行者にとってはとても嫌な気分になります。ですから、発音に自信の無い方は、紙やスマホに文字を書いて見せるのが得策です。

 

6. 4つある北京駅からの鉄道旅

北京市内の地下鉄は東京メトロ同様、市内移動用の近距離交通機関です。長距離移動の鉄道は、JRと東京メトロの関係性と同様に、地下鉄とは別組織である中国国鉄が運営しています。実は北京市内には北京と名前がついた駅が合計4つあります。北京駅、北京南駅、北京北駅、北京西駅です。方角が名称に無い北京駅が、いわゆる北京の玄関口としての古くからの駅で、威風堂々とした立派な駅舎に毛沢東の筆跡による北京駅という表記があります。

北京南駅は、2008年にリニューアルされた天津や上海への高速鉄道のターミナル駅です。北京北駅は、万里の長城の観光地として有名な八達嶺に向かう列車の始発駅でしたが、現在は改装中です。

北京西駅は、北京駅と共に北京2大ターミナル駅と呼ばれているアジア最大の鉄道駅です。国鉄の列車の乗車券は、地下鉄の様に簡単には購入できません。窓口で身分証明書を提示して購入しますが、日本人が単独で購入するのはとても大変なので、旅行代理店に依頼することをお薦めしておきます。

購入した切符には身分証明書番号が記載されて、現物と確認して乗車できる仕組みになっています。外国人の場合は、切符の購入にも乗車にもパスポートが必要となりますので、お忘れ無き様。中国国鉄の駅は、日本の駅とは運営が異なり、改札口が少なく、列車が入線しない限り構内に入る事ができません。その為、改札口の前に広い待合所が有ります。日本の駅と違って、自由に改札口から入る事はできませんので、ご注意下さい。

 

7. 北京人気質

世界中のどの街にも、その土地の市民性がありますが、北京の人達にも、やはり北京人気質というのがあります。筆者の主観ですが、非都会的、生真面目、発音に厳格、という三つを上げておきます。大国中国の首都ですから、当然中国の中心地ですが、都会的であるかというとそうとも言い切れません。どちらかというと大きな地方都市という印象の街で、首都であるにもかかわらずコスモポリタンというイメージはありません。首都なのに都会的では無いというのが北京の大きな特徴です。それは歴史性や政治性が強烈な街だからかもしれません。

日本では、東京と大阪がよく対抗意識があると言われますが、同様に中国では北京と上海が同様の関係にあります。上海の市民性は、とにかく気さくでフランク。外国に租借されていた経験があるのに、外国人に敵対的では無く、とても友好的で開放的。外国人との付き合い方に慣れています。

一方の北京はというと、やはり大国中国の象徴であり、中華思想の拠点ですから、どこか厳めしく尊大です。一般市民の感覚は保守的で生真面目。東北地方の大らかな素朴さまでは無いものの、都会的で開放的な市民性ではなく、保守的で真面目な市民性があります。

最後に、強烈な北京語の発音をするので、中国語を学んだ外国人でも、北京独特の発音は聞き取りにくく、又間違った発音に対して北京語で矯正しようとする傾向が強いのが、外国人にはちょっと困りものです。筆者の中国語は、とても褒められた中国語ではありませんが、上海で話していると、外国人の発音に慣れている上海の人達は問題無く聞きとってくれて会話できます。

一方、北京で会話すると、多くの場合は発音が聞き取れないと言われ、正しい発音はこうだと矯正されます。上海と北京の市民性の違いは、言葉に対する厳格性、協調性の差で一目瞭然です。ですから、観光や旅行で北京に行かれた場合は、四声や巻き舌音、反り舌音の発音を丁寧になさって下さい。それにしても北京の人達の舌の巻き方は強烈なので、聞きとるのは大変です。北京語は強烈だという心の準備をして観光旅行に行かれると、少しは印象が和らぐと思います。

 



まとめ

いかがでしたか?
北京という都市はとにかく日本では経験した事の無い位に巨大です。道路の幅は広く、街区の区切りが長いので、つぎの交差点に辿り着くには驚くべき程距離を歩く感覚です。東京や上海の様に、小さな路地がたくさんあるコンパクトな都市ではなく、とにかく重厚長大です。

ですから、基本的な移動手段である交通機関を乗りこなしながらも、降りた後の徒歩については、相当歩くという感覚をお持ちになって観光や旅行をしてみてください。その心構えが北京を楽しむためにはとても大切なことですから。

 

北京観光する時のおすすめ移動手段!旅行前に知るべき7つの事!

1. 東京とはまるで違う北京の注意点
2. 二つある空港は、東京、上海、ソウル、台北とは違います
3. 運行距離世界最長の地下鉄
4. 乗るバスさえわかれば公共バスは便利
5. タクシーは便利ですが、発音にはご注意を
6. 4つある北京駅からの鉄道旅
7. 北京人気質

 



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