韓国人が大切にする文化や習慣を7つの観点でまとめてみた!

韓国人が大切にする文化や習慣を7つの観点でまとめてみた!

(Republic of Korea)

韓国の人たちと豊かな関係を築くには、韓国人が大切にしている文化やそれに根ざした習慣を理解しておく必要があります。見た目はそれほどの違いのない日本人と韓国人ですが、生活していくうえでの文化や習慣には共通点もありながら、やはり大いに異なることも少なくないので、注意しなければなりません。しかし、日本に住む私たちにとってはその具体的内容に触れる機会があまりありません。そこで今回は、韓国人が大切にする文化や習慣について知りたいあなたのために、重要なポイントを7つの観点からまとめてみたいと思います。




 

韓国人が大切にする文化や習慣を7つの観点でまとめてみた!

 

1. まず第一は「長幼の序」

よほど親しくないかぎり、年長者に敬語を使うのは基本です。これは客と店員、あるいは部下と上司であっても同じです。あきらかに年上の店員に向かって年下の客がため口や命令口調で話したりすれば、店員からたしなめられるでしょう。また、年上の部下をもつ上司もまた、その部下に対しては年長者として敬語で話すなど丁寧に接しなければなりません。社会的な役割による上下関係とともに、「長幼の序」に配慮することが優先される、これが韓国の生活文化です。

 

2. 重要な親への敬意と感謝

韓国で公演した日本のお笑い芸人が日本で大ウケしたネタを韓国の観客の前で披露したところ、まったくウケないどころか、冷淡な空気が漂ったそうです。自分の親のことをあざ笑うようなネタでした。韓国では自分の親を笑い者にする行為自体がタブーで、そのネタが面白いかどうかなど問題にならなくなってしまうのです。韓国では、他人に対しては自分の親がいかにすばらしいか、そして親にいかに感謝しているのかを積極的に発言するほうが好感をもたれます。K-popアイドルが受賞したときなどに「生んでくれた両親に感謝します!」という言葉をよく発していますが、これにはそのような文化的背景があるからなのです。

 

3. 先生への敬意と感謝も忘れずに!

儒教道徳において、親への敬意とならんで重要なのが、自分を導いてくれる「師」、つまり先生への敬意と感謝の表明です。日本では教師に対して親しみをもってため口で話すことがあまり珍しくなくなってきましたが、韓国では絶対にタブーです。もし、韓国に留学するようなことになったら、これは絶対に大切なことなので覚えておいてくださいね。ちなみに韓国では、学生から先生に感謝の気持ちを表す日として毎年5月15日を「先生の日」としています。

 

4. 親しくなれば、みんな兄弟姉妹!?

韓国人が親しい間柄でお互いを呼び合うときの呼称や付き合い方はとても印象的です。年上であれば、「お兄ちゃん」(男性はヒョン、女性はオッパ)「お姉ちゃん」(男性はヌナ、女性はオンニ)と呼び、慕いつつも甘えたりします。一方、年下には弟や妹(トンセン)に接するように付き合い、面倒をみつつ、ときには説教までします。このような擬似的な兄弟姉妹関係は、長幼の序を大切にしつつ、兄弟姉妹のように相手に近づくことができるので、一度体験すると抜け出せなくなりますよ。

 

5. 「ただいま部長様はお席をはずしていらっしゃいます」

会社に電話がかかってきて「A部長はいらっしゃいますか?」と顧客からきかれた場合、日本語では「Aはただいま席をはずしております」と答えます。しかし、韓国ではこれでは失礼な人間とみなされます。韓国語では「ただいまA部長様はお席をはずしていらっしゃいます」と、部長に対する敬語を使わねばなりません。

なぜこのようなズレがおこるのでしょうか?それは日韓で敬語の形式がことなっているからです。日本語の敬語は話し手と聞き手の関係によって、敬語を用いる対象が変化します。このように話し手と聞き手の関係によって変化する敬語の形式を「相対敬語」といいます。一方、韓国語では聞き手が誰であれ、話し手からみて話題の対象が目上であれば敬語を用います。そのため、それが社外の顧客に対してであっても上司である部長に敬語を使います。このように聞き手に左右されない敬語の形式を「絶対敬語」といいます。韓国語には日本語同様、敬語があります。敬語は使い方を誤れば相手に不快な思いをさせてしまうことがありますので、韓国語と日本語の違いを意識してマスターする必要があります。

 

6. 食器は持たずに!気をつけよう食事マナー

お箸を使い、お米を食べるという韓国の食文化は日本に近いのでついつい日本式に食事をしてしまいがちですが、それではマナー違反になってしまいます。まず韓国の食卓にはお箸ともにスプーンがならんでいます。スプーンはご飯と汁物をいただくときに使います。お箸はそれ以外のおかずに使うのです。そして、そのときに食器を手で持って食べるのはマナー違反とされています(たまに日本式にお茶碗を手で持って食べている韓国人もいますが、あまり行儀がいいとは思われません)。食器を手で持たないためにスプーンが必要だというわけです。

 

7. 「サランへヨ~」

日本語で「愛しています」とはなかなか言いにくいものですが、韓国では同じ意味の「サランへヨ~」という言葉が比較的頻繁に使われています。これは日本とくらべると自己の感情を表現することが多い韓国文化の影響もあるのかも知れません。恋人だけでなく、両親や兄弟姉妹、友人にも機会があるごとに、それもほかの人がいる前でも「サランへヨ~」と相手への気持ちを言葉で伝える韓国の文化は、言葉で気持ちを表すことに躊躇してしまいがちな日本人にはない、韓国人のオープンな気質のあらわれであるといえるでしょう。

 



まとめ

いかがでしたか?
似ているようで違う日本と韓国の文化ですが、だからこそ、その違いは面白く、韓国の人びととの交流は相手のことを知ると同時に、自分たちがどのような文化のなかで生きているのかを再認識させてくれる機会にもなります。儒教的な道徳や積極的に気持ちを伝えることを大切にする韓国の文化には私たちも学ぶべき点があるように思います。

 

韓国人が大切にする文化や習慣を7つの観点でまとめてみた!

1. まず第一は「長幼の序」
2. 重要な親への敬意と感謝
3. 先生への敬意と感謝も忘れずに!
4. 親しくなれば、みんな兄弟姉妹!?
5. 「ただいま部長様はお席をはずしていらっしゃいます」
6. 食器は持たずに!気をつけよう食事マナー
7. 「サランへヨ~」

 



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