フランス語の求人募集で絶対に求められる6つの要素

フランス語の求人募集で絶対に求められる6つの要素

近年、日本でもフランス語の認知度が上がり、フランス語を勉強する人が増えています。当然、求人募集でもフランス語講師の枠が増えつつありますが、フランス語の講師になるにはどう一体すればよいのでしょう。そこで今回は、フランス語の求人募集で絶対に求められる6つの要素について詳しくご紹介します。

 

フランス語の求人募集で絶対に求められる6つの要素

 

1. フランス語の教師になるためには

まず最初に、フランス語教師として働く職場としては国立および私立の中学校・高校・大学の第2外国語、もしくは第1外国語、フランス文学・フランス語科の専門科目の担当教師、または一般の外国語の語学学校があります。これらの専任教諭については教科に係わらず通常の教育免許が必要になります。非常勤の講師では、原則として教科ごとの教員免許が必要となります。フランス語の教師になるには、中学校か高校のフランス語の教員免許を取得する事が一般的ですが、他の教科の免状を取得して専任教諭になれば教育委員会への申請を経て、フランス語を教える事が出来ます。フランス語の授業は第一外国語ではないので、フランス語の教員免許だけで中学・高校の専任教諭になれる確率は非常に少ないです。そして採用されるには修士課程修了以上の学歴が必要になっています。

特例ですが、もし、あなたが大学へ行っておらずに教員免許を取得していないとすれば「特別非常勤講師」(教員免許を必要としない非常勤の講師)になる事をおすすめします。ですが、この特別非常勤講師は各都道府県によって差があります。また中学校や高校でフランス語の授業をしている学校は非常に少ないので、採用数が限られています。現実的には非常に難しいと思われます。フランス語教師を目指している大学生は、学部卒業の時点で、中学校と高校の教員免許を取得して大学院へ進み、自分の専門分野の研究を続けるコ−スが一般的です。

 

2. フランス語学校に採用情報を問い合わせる

あなたのお住まいの地域にも、英会話教室の様に外国語会話の教室があると思います。一般的に、英会話教室でもフランス語や他の言語を教えている教室も数多く存在しており、その中にはフランス語もあります。語学学校によっては、フランス語はフランス人の先生の方が好まれる事もありますが、あなたの語学力を証明出来るものを提示する事、あなたのフランス語の運用能力や文法などに関する知識力も存分にアピ−ルする事をおススメします。

 

3. フランス系企業に採用情報を問い合わせる

日本にある大手のフランス系企業では、海外にも会社のある所もあります。それらの企業ではフランス語を必要とする日本人もいます。駐在員としてフランスへ行く事が決まっている社員もいます。それらの社員の方に会社内でフランス語の教室を開いている会社もありますので、数は多くないと思いますが根気良く当たってみるのも良いのではないでしょうか。日本語が話せるフランス人の居る会社でも、そのフランス人が日本人にフランス語を教えられるとは限りません。人に言葉を教えると言う事は、それ相応の知識がなくては教えられません。日本人にフランス語を教えるには、日本人の方が好都合なこともあります。

実際に、駐在員としてフランスに来ても始めからフランス語の話せる社員と言うのは非常に少ないのです。海外に駐在員として派遣される位の社員さんなので、皆さま英語が堪能であったりはしますがフランス語は出来ないと言う方々を多く見ます。是非、これらの企業でフランス語講師として、あなたの力を発揮される事をおすすめします。

 

4. インターネットで求人を探す

日本人のフランス語講師をインターネット上で募集している事もあります。大手の外国語の語学学校から小さなものまで様々な学校や企業などでフランス語講師や、フランス語の出来る人材を募集しているのを見かけます。最近ではスカイプでのフランス語教室も人気です。わざわざ教室へ出向いて行く必要もなく、自宅で手軽にフランス語を勉強出来るのが人気を呼び、趣味として学んでみようと言う方も多くなり、比較的募集は多いようです。あなたに条件の合う会社が見つかると良いですね。

 

5. 個人でフランス語教室を開く

あなたのお住まいの地域の公民館やカルチャ−センタ−などの1室を利用して、あなた自身がフランス語の教室を開くと言うのも一案です。フランス語の基礎クラス・中級・上級などクラスをいくつか設けて開かれると良いでしょう。また地域によっては、フランスへの駐在経験のある方が集まる社宅のある所もあります。その様な社宅には、同じ様にこれからフランスへ転勤になる方、戻って来た方などが御夫婦やご家族でお住まいになられている事が多くあります。そう言った方々を集めてフランス語の教室を開かれると重宝がられますのでおすすめです。特にお子様の居る方は、フランスへ来て子供の幼稚園や学校、病院などにも自分で行かなくてはなりませんので実践に使えるフランス語をメインとした教室で高給を稼いでいるフランス語講師も存在しますので、あなたも是非頑張ってみて下さいね。

 

6. フランスで日本語教師をする

これは日本でフランス系の企業で日本人にフランス語を教えるのと、全くの逆パタ−ンです。フランスの日本企業でフランス人に日本語を教えるのです。いくつかの企業で実際に、このような日本語教師を採用しています。また同時に、駐在員にフランス語を教えたり、駐在員家族の子供のフランス語の家庭教師をしたり、奥様方にフランス語を教えたりもしています。会社の大小に関わらず日本企業では重宝される存在でもあります。また日本語教師は、英会話力などなくても、正しい日本語が出来れば問題はありません。一応、そう言った資格がありますので取得されておかれると日本の外国人専用の語学学校で、日本語を教える事も出来ます。

ちなみに、フランスでの就労が可能なビザを持っていない場合には、フランスでは働けません。仕事が見つかった場合には速やかに、住んでいる県の労働管理局へ一時労働許可証と呼ばれる「Autorisation de travail」を取得しましょう。この許可証は、職種を問わずに契約書の契約期間に応じて即時発行されます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はフランス語講師として、日本の学校で教諭になる為に必要な事や、その他にも様々な方法でフランス語の講師として活躍出来る要素をご紹介しました。教員免許がなくては一般の学校では講師にはなれませんが、独学でフランス語を学び講師になりたいとお考えの方にも機会が出来ればと思います。また、あなたのフランス語の能力を最大限にアピ−ルして講師の座を獲得してくださいね。Bonne chance!!

 

フランス語の求人募集で絶対に求められる6つの要素

1. フランス語の教師になるためには
2. フランス語学校に採用情報を問い合わせる
3. フランス系企業に採用情報を問い合わせる
4. インターネットで求人を探す
5. 個人でフランス語教室を開く
6. フランスで日本語教師をする


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