オーストラリアの夏休み!在住者に聞く現地人の8つの過ごし方!

夏休みといえば一年のうちで一番長く、一番盛り上がるお休みですよね。オーストラリアも日本と同じで、年4回ある休みの中で一番長いのが夏休み。でも夏休みの過ごし方は日本とかなり違います。

そこで今回は、現地のオーストラリアの夏休み事情をご紹介していきましょう。

 

オーストラリアの夏休み!在住者に聞く現地人の8つの過ごし方!

 

1. オーストラリアの夏休みは12月から2月

南半球のオーストラリアでは日本と季節が逆で、夏は12月に始まって2月までです。そのうち12月半ばから1月末の約6週間が夏休み期間です。オーストラリアの学校は1月に新学年が始まって12月に終わり、秋休みから冬休み、春休みと続いて、新学期が来る前の一年の締めくくりが夏休みなのです。

さらにこの時期はクリスマスとお正月という一年の中でも最も忙しい季節。休みでもこうしたイベント続きで慌しくなりがちで、お正月まではお休みしている実感が薄いかもしれませんね。

 

2. 夏休みの取り方(学校編)

オーストラリアの夏休みには学校の宿題はありません。なぜなら、休み明けは新しい学年のため、できあがった宿題を見てくれる先生がいないからです。

ということでオーストラリアの子どもたちは夏休みの間、遊び放題!日本のような自由研究やら観察日記やらの課題は一切ありません。さらにすごいのは、年末の繁忙期は航空券やホテルが割高になるため、学期最終日の数週間前から学校を休んで早めに休暇へ出かける生徒も多いところ。

もちろん学校を休むのは推奨されないので、学校によっては事前に校長先生の許可が必要ですが、大抵は許可がもらえます。

 

3. 夏休みの取り方(会社編)

夏休みの時期は大人もクリスマス休暇や有休を合わせて2~3週間の休みを取り、家族旅行に出かけたり、キャンプしたり、遠くの親戚を訪ねたりします。

オーストラリアでは有休の完全消化が当たり前で、有休を残す部下がいると上司の査定にマイナスなので、逆に上司から有休を勧められるほど。なのでまとめた休みを取るのもスムーズ。同僚の間で休む時期をお互いに調整することはあっても、休みを取れないことはまずありません。

ちなみに日本でいうお正月休みがオーストラリアのクリスマス休暇にあたり、みんなクリスマスは休みますが、逆にお正月休みはなく、祝日である元旦の翌2日から仕事が始まるのが普通です。

 

4. オーストラリア人に人気の旅行先(国内編)

夏本番となればやっぱりみんな行きたくなるのはビーチ!という訳で国内で人気の旅行先は北部のクイーンズランド(QLD)州またはニューサウスウェールズ(NSW)州に集中します。有名なのはバイロンベイ(Byron Bay, NSW)、ゴールドコースト(Gold Coast, QLD)、ポートダグラス(Port Douglas, QLD)、ヌーサ(Noosa, QLD)でしょう。

ビーチそばに泊まって朝からビーチを散歩したり、お洒落なカフェでブランチしたりとゆっくり過ごすもよし、シュノーケルやダイビングするもよし、子どもと一緒にテーマパーク巡りするもよし。

また夏といえばやっぱりキャンプ。一週間近くキャンプするのも当たり前のオーストラリアでは、人気キャンプ場は半年以上前から予約する必要があるほど、この時期のキャンプ場は混み合います。慌しい日常から離れて長い休みを取り、ゆったりリラックスするのがオージースタイルの夏休みです。

 

5. オーストラリア人に人気の旅行先(海外編)

オーストラリア人に人気の旅行先はなんといっても、ニュージーランドとインドネシア。長年この2つはトップ2の座を独占しています。

ニュージーランドはその緑豊かな美しい自然を求めて、またインドネシアはなんといってもバリの人気と物価の安さがその理由。タイやシンガポールもアクセスの良さ、物価の安さとショッピングのしやすさから、最近は人気のようです。

逆にこの時期、冬の日本やカナダ、ヨーロッパへスキー旅行へ出かける人も多く、日本のニセコや白馬、妙高高原などはオーストラリアでも知名度がかなり高くなっています。他には中国やインドも最近人気上昇中です。

 

6. オーストラリアでこの時期おすすめの観光スポット

12月から2月ごろのオーストラリアなら、おすすめはやっぱり有名なビーチのあるゴールドコーストやブリスベン、シドニーエリアでしょう。ローカル人気の高いヌーサやバイロンベイも要チェック。オーストラリアの本場ビーチカルチャーを体感できますよ。少し足を伸ばして、自然とグルメの街ホバートやヨーロッパ風の街並みとワインが楽しめるアデレードも見逃せません。

12月はゴルフのプレジデント杯、1月にテニス全豪オープンがあるメルボルンはファッションの街としても有名です。またシドニー、メルボルン、ブリスベンなど大都市での大晦日大花火イベントの日は街にくり出してローカルと一緒に花火を見るのがおすすめ。日本とはまた違う、豪華絢爛な打ち上げ花火を間近で楽しめること間違いなしです。

オーストラリアの夏のイベントは以下の記事で詳しく説明していますので、こちらも合わせて読んでみてください。

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7. 猛暑・防犯対策はきっちりと

夏のオーストラリアで絶対に忘れてはいけないもの、それはずばり、日焼け止めです!オーストラリアの夏をなめてはいけません。ただの街歩きでも日焼け止めなしで10分歩けば肌が真っ赤、なんてことも。出かける前には日焼け止めをつけ、こまめにぬり直しましょう。さらに帽子とサングラス、そして飲み水を持ち歩けば完璧です。猛暑と乾燥からの脱水症状を防ぐため水は一日1リットルは飲みましょう。

また日中どんなに暑くても夕方には急に冷え込むので、薄手のジャケットやカーディガン、ストールなどを持っておくと便利。そしてオーストラリアは治安のよい国ですが、置き引きや車上荒らしなどは注意が必要です。スマホや財布などの貴重品をテーブルの上に置かない、バッグは手元から離さないなど、自分の物は自分で守るよう心がけましょう。

なお、シドニーやメルボルンの治安事情については、以下の記事をチェックしてみてください。ちょっとした注意でしっかり防犯できるように事前に読むことをおすすめします。

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8. オーストラリアのビーチで注意すること

まずビーチに行く時は、ライフガードがいるところを選んで、彼らが立てる赤と黄色の旗がついたポールの間だけで泳ぎましょう。それ以外のエリアは原則、遊泳禁止です。

また、波が荒い、岩場が危険など様々な理由で全面遊泳禁止になっているビーチもあります。サメはもちろん、特にクイーンズランド州ではクロコダイルが出るビーチもあるので、どんなに美しいビーチでも、入る前に必ず注意事項のかいてある看板をよく読みましょう。

なお、クラゲに刺されるなど怪我した時は、ライフガードに声をかけて応急処置してもらいましょう。ブルーボトルとよばれる猛毒を持つクラゲに運悪く刺されたら重症化する場合もあるので、自己診断で処置しないでくださいね。

また、ブッシュウォーキングする時は、オーストラリアの薬局で売られている虫よけを忘れずに。虫の種類が違うため日本の虫よけは効かないので、必ずオーストラリア製を使ってください。

 

まとめ

いかがでしたか?
オーストラリアの夏休みはキャンプでも旅行でも長い休みを取ってゆっくり過ごすのが基本のスタイル。短い休みにぎゅうぎゅうに予定を詰め込みがちな日本とは正反対ですが、休みが取りやすいからこその余裕なのかもしれません。夏のオーストラリアであなたもオージースタイルの休み方を体験してみてはいかがでしょうか。

 

オーストラリアの夏休み!在住者に聞く現地人の8つの過ごし方!

1. オーストラリアの夏休みは12月から2月

2. 夏休みの取り方(学校編)

3. 夏休みの取り方(会社編)

4. オーストラリア人に人気の旅行先(国内編)

5. オーストラリア人に人気の旅行先(海外編)

6. オーストラリアでこの時期おすすめの観光スポット

7. 猛暑・防犯対策はきっちりと

8. オーストラリアのビーチで注意すること

 

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