旅行前に絶対知っておきたいイギリス文化の5つの特徴

旅行前に絶対知っておきたいイギリス文化の5つの特徴

イギリスへ旅行や留学、またはお仕事で来られる際に、気になることの1つにイギリス文化、イギリス人の国民性がありますよね。イギリスにはどのようなマナーがあるのか、皆さんはどのぐらい知っていますか?旅行前にイギリス特有の価値観や文化を知っておくことで、現地でのトラブルや誤解を避けることができます。今回は、そんなイギリスの文化、国民性をいくつかご紹介いたします。筆者はこちらでもう10年以上暮らしているので、これまでの実体験も入れながら具体的に紹介しますね!

 

旅行前に絶対知っておきたいイギリス文化の5つの特徴

 

1. イギリス人は天気の話がお好き

これは、イギリスの天候に関する話題とも関連していますが、イギリス人はとても天気のお話を好みます。まず初対面、あるいは親しい人であっても必ず出てくるのが、天気の話題です。一日の終わりなら、“今日は寒かったね” “今日は温暖だったね”“雨があったね”、などその日一日の天気のお話、朝であれば“今日は天気がいいらしいよ”“今日は午後から雨があるらしいよ”などが最初の話題となります。また天気の話だけでなく、気候の話もよく話されます。日本の気候についてもよく質問を受けます。”イギリスと比べてどう?””湿気がある?””冬は雪が降るの?”など話題は絶えません。イギリスに来る前に天候に関する単語を少し練習しておくと、イギリス人とのコミュニケーションがスムーズにできるかもしれません。

 

2. イギリスのパブ文化

これはとても有名ですが、イギリスにはパブと呼ばれる立ち飲みの居酒屋のようなところが多数あります。たいていのイギリス人は、仕事帰りにここで軽くビールをひっかけて、仲間とおしゃべりしていくのが習慣のようです。一度は行ってみると生のイギリスが体験できます。場所によっては、スポーツ(現地ではフットボールと呼ばれ日本のサッカー)を観戦できたり、座って軽食などを楽しめるカフェ風のところもあります。その種類は様々です。ロンドンの海岸の景色が見えるテラスがあるオシャレなカフェ風のパブや、地元の人が集う下町(イーストエンド)のパブなど、その雰囲気の違いを楽しむこともできるでしょう。またイギリス人といえばビール好きでも有名です。パブではいろいろな種類のビールが飲めるので、飲み比べもいいですね。

 

3. イギリス王室は国民注目の的

日本でもイギリス王室(ロイヤルファミリー)といえば大変人気がありますが、イギリスではさらにその注目度は高く、日本人の日本皇室に対するもの以上かもしれません。イギリス王室(ロイヤルファミリー)は、イギリスの国王とその家族・親族(王族)を指しますが、特に最近の最も注目度の高い話題はウィリアム皇太子やキャサリン皇太子妃、ご子息のジョージ王子です。海外へのご訪問の時は、必ずと言っていいほど、そのお写真はBBCのトップニュースとして取り扱われます。キャサリン妃は若い女性からの支持も多く、伝統的で格式のある皇室(ロイヤルファミリー)のイメージから、現代的でモダンな王室のイメージ変わりつつあるようです。

ただ、それでもやはり根強い人気なのが、エリザベス女王様です。女王様の海外訪問などのお写真を見ると、やはり画面に一際の華が咲き、その神々しさと美しさは今も変わらず健在です。

そしてロイヤルファミリーを象徴する建造物として、ロンドンのバッキンガム宮殿が有名です。ここは、一日一回衛兵交代のイベントが行われ、歴史的な雰囲気を味わうことができます。時間は、毎日11時(日曜は10時)からなので、この時間を狙って行くのがお勧めです。伝統衣装に身を包んだ衛兵の姿はロンドンへ来たら一見の価値です。

 

4. 文化、芸術、歴史を愛するイギリス人

イギリスに来て特に強く感じるのは、イギリス人がとても文化、芸術、歴史を愛しているということです。ロンドンへ行って、ます最初に訪れるのが大英博物館、ナショナル・ギャラリー、テート・ブリテン、自然史博物館など多くの博物館、美術館などだと思います。あまりの数の多さに一度ではまわり切れないので、事前に自分の好みのところを決めておくといいかもしれません。またこのような有名なところ以外にも、珍しいところや面白いところも多いので、飽きることがありません。

さらに驚くべきは、このような文化、芸術施設が無料あるいは大変低料金で鑑賞できるということです。この秘密は、これらの運営が寄付やチャリティーにより行われているからです。例えば大英博物館を訪れると、入り口に大きな寄付をつのる箱が置いてあります。入場料金は無料ですが、寄付ができるようになっていて、多くの来場者がここにいくらかを入れていきます。このようなシステムで成り立っていることから考えても、イギリス人の文化、芸術、歴史への造詣の深さを感じずにはいられません。会場では、たくさんの小さな子ども達も鑑賞している姿も目にします。

 

5. 日本と違いすぎる食文化

さて、最後はイギリスの食文化についてです。イギリス料理はイギリス人自身も「まずい」とブラックジョークで使うほど、美味しくないで世界的に有名です。日本人と明らかに違うところは「まずくても別に構わない」という考え方の人が多いところでしょうか。もちろんイギリスにも美味しい食事もありますが、イギリス人は自ら努力して美味しいものを作ろうという考え方があまりないようです。こちらでは食事のメインは肉で、パンやじゃがいも料理と一緒に食べます。この辺も日本と大きく違うところですね。

また、こちらに来てしばらく生活してから気づいたのですが、イギリスは多くの地域で硬水を使っており、日本のような軟水を使う地域があまりありません。硬水は料理にはあまり向かないので、そういった水文化もこの「イギリス料理はまずい」に関係しているのかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
これまでイギリスやイギリス人の印象はあまりなかったかもしれませんが、こうして見ると個性のとても強い文化がここにはあります。今回紹介したポイントは、イギリスをもっと楽しむ上ではとても役に立つ情報ですので、ぜひ心の中に覚えていただいて、イギリスの街や人を眺めてみると新たなイギリスが発見できるかもしれません。肯定・否定という目線ではなく、イギリスの文化をしっかりご自身で感じて、日本文化との違いを楽しんでもらえたら幸いです。

 

旅行前に絶対知っておきたいイギリス文化の5つの特徴

1. イギリス人は天気の話がお好き
2. イギリスのパブ文化
3. イギリス王室は国民注目の的
4. 文化、芸術、歴史を愛するイギリス人
5. 日本と違いすぎる食文化


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