チェコ・プラハ観光で旅行前に知るべき8つのポイント

チェコ・プラハ観光で旅行前に知るべき8つのポイント

チェコ・プラハにも一人旅行で訪れる方が増えました。そんなあなたのためにチェコ・プラハ観光で旅行前に知るべき8つのポイントをご紹介します。ツアー旅行でも自由観光のオプションがついているツアーが多いので参考にして頂けるでしょう。プラハを訪れるのは初めてというあなた、どうしたらよいか見当がつかないというあなたに、一つのヒントになれば幸いです。



 

チェコ・プラハ観光で旅行前に知るべき8つのポイント

 

1. プラハってどんなところ?

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プラハはチェコ共和国の首都。チェコを含む旧東欧、現在は中欧と呼ばれる地域の国々の建国は概ね10世紀に成立しました。しかし、チェコは建国後まもなく神聖ローマ帝国の版図に入ります。神聖ローマ帝国は19世紀の初めまで存在しました。今日の国民国家の概念で考えると非常に分かりにくい国ですが、要は現在のドイツ語系民族が中心となった多民族国家です。このドイツ人たちの国の中で暮らしてきたチェコ人やチェコという国は、良い意味でのドイツの影響を、今でも色濃く残しています。特にプラハは、第二次世界大戦中あまり戦火の影響を受けなかったので、戦前の整備された街並みが比較的往時のまま残っています。その一方で、チェコ(ソ連圏に入っていた時代はチェコスロバキア)でも他の旧東欧諸国と同様サービス・セクターの質はまだまだで、「日本ならこんな対応はしないのに」と不満を持たれる場面があると思います。でも最初からこんなことも有るだろうと思って接しているとイライラの度合いが随分違います。これがプラハ旅行を楽しむポイントの一つです。

 

2. チェコ語ってどんな言葉?

チェコの国語はもちろんチェコ語です。西スラブ系の言語の一つでドイツ語とは系統が違います。チェコ語は、第一次世界大戦後に民族国家として独立するまで公用語ではありませんでした。当時のチェコ人たちは自国語を絶やさないために随分努力してきました。チェコ語がチェコ民族の拠り所になっているのはそのためです。第二次世界大戦後にはソ連圏に入ったため今度はロシア語の影響を受けるようなります。それでも、1989年のビロード革命後英語を話す人が少しづつ増えてきました。すでに革命後に生まれた世代が社会に出ていますので、外国人が泊まるホテルなどでは英語を話すスタッフが大概います。チェコ人は自国語をとても大事に考えていますので、カタコトのチェコ語はあまり使わないほうが良いかもしれません。会話の最後にサラッと一言「デェ・クィー(ありがとう)」と付け加えるのがポイントです。

 

3. 格安宿泊のおすすめは?

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プラハの旧市街には数え切れないほどのホテルがありますし、予約もほとんどの場合インターネット経由でできるので心配いリません。でも、できるだけ宿泊費を切り詰めたい、あるいはちょっと冒険でも変わったホテルに泊まってみたいという方も居らっしゃるかもしれません。あなたもそうですか?そういうあなたには、StopCityがおすすめです。プラハでは、アパートのオーナーが長期の居住者がいない空き部屋をホテル代わりに提供するという慣習があります。StopCityはそうした空き部屋斡旋の代行業者で英語も通じます。ただホテルと違って普通のアパートに泊まることになりますから、部屋を出る時には必ず鍵を持っているか確認してから出るようにしてください。最悪の場合、ドアを壊して錠前そのものを取り替えることになり、このコストを請求される可能性があります。また代行業者とは英語でオーケーですが、オーナーは英語ができないことが多いので注意しましょう。多国語会話集などを持参するとよいでしょう。StopCity を利用する場合は鍵と言葉がポイントです。

 

4. 市内観光の「足」は?

プラハは戦前の街並みが比較的そのまま残っているので徒歩での散策に適した街になっています。プラハ市内観光を堪能したいのであれば実際に歩いて見るのが一番です。ただ多くの場合時間の制約があるでしょうから、実際的なのは徒歩と路面電車トラムとの併用です。ただし観光客向けの「歴史トラム」ではなくて通常のトラムに乗りましょう。車窓からプラハ市内の景色を眺めているだけでも楽しいはずです。時間が許せば、いくつかの路線を選んで往復するだけでプラハの街並みを十分に楽しめるのですが、まずは使い勝手が良い22番のトラムに乗りましょう。宿泊地が22番の路線に接していればベストですが、多少歩いても22番には乗る価値があります。プラハのトラムは路線変更がしばしばありますが、この22番だけは長いこと変更がありません。それだけ親しまれている、または知名度の高い路線という事なのでしょう。メインはプラハ城からカレル橋の旧市街側までの区間。切符は、ホテルを出る前にレセプションなどで買っておくのが一番お手軽です。他に、Mustekなど大きなハブ駅の案内所や各駅の自動販売機で買えますが、同じコインでも機械によって受け付けられたり、受け付けられなかったりしますので注意が必要です。ポイントは少額のコインを多めに用意しておくことですね。

 

5. 食事は?インターネット環境は?ショッピングは?

プラハでの食事はバラエティーに富んでいます。ただチェコ料理を楽しみたいのであれば、高級レストランはおすすめしません。むしろ、料理も出すパブのようなところに入り、チェコ・ビールでも飲みながら料理も楽しむほうが得策です。ビールはその土地のビールが一番ですし。普段からツーリストを相手にしているパブもたくさんあるのでチェコ語がわからなくても心配はいらないでしょう。もちろんメインストリートのヴァーツラフ広場(実際は大通り)には、マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンがあり、喫茶店のスターバックスもあります。これらのファーストフードや喫茶店ではほとんどの場合Wi-fiが使えますので、Wi-fiが目当てで入るというのも一案です。格安の中華料理レストランもたくさんありますね。ショッピングセンターもいくつもありますから、こうしたショッピングセンターで掘り出し物を探し出すというのも「ちょっとしたお土産」対策として良いのではないでしょうか。

 

6. おすすめの散策コースは?

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プラハ城、カレル橋、旧市街は、いずれもプラハの代表的な観光名所で大概の観光プランに入っていますが、この3名所を結んで歩くルートが散策コースとしてもおすすめです。理由は、途中に見所や足を休める場所がたくさんあるからです。徒歩での散策には時々休憩が必要ですからね。プラハは坂の多い街です。プラハ城からカレル橋に至る散策ルートはこのことをじっくり味合わせてくれるでしょう。カレル橋は、神聖ローマ帝国皇帝カール4世がボヘミア(現在のチェコ)王カレル1世を兼ねていた14世紀後半に建設されました。度重なる改修を経てはいますが今なおプラハの観光名所の一つになっています。神聖ローマ帝国の中にありながらチェコ人としての民族の覚醒が行われたのもこの頃でした。橋と言えば「架け橋」の連想がわきますが、実は在チェコ日本人会のロゴもカレル橋がモチーフになっています(本当です!)。カレル橋を渡るともう旧市街に入ります。

 

7. 文学好きのあなたには?

プラハ城の敷地内に「黄金小路」と呼ばれる狭い路地があります。その小路にある22番の家に1916年から1917年にかけて作家のフランツ・カフカが住んでいました。カフカといえば、モルダウ(ヴルタヴァ)川岸にフランツ・カフカ博物館があります。そこからカレル橋までは徒歩で数分の距離です。橋を渡って旧市街に入ると今度はフランツ・カフカの生家を目にすることができます。この生家跡はその名もフランツ・カフカ広場というところにあります。このほかにも一般に知られていないゆかりの地があるかもしれませんが、市内でカフカゆかりの地ということであればこの3箇所ですね。ゆかりの地ではありませんが、カフカのファンなのであればプラハ城内の聖ビート大聖堂の見学は必須です。理由は、『城』を読んだ方にはよくお分かりでしょう。

 

8. プラハの治安は?

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原則良好です。ただし、街中で見知らぬ人から声をかけられた時には慎重に応対しましょう。警察官と偽って話しかけてくるケースもあります。その場合は身分証明書などをきちんと確認した上で応対します。パスポートやクレジットカードの提示を求められることがありますが、身元がはっきり分からぬうちは応じないようにしましょう。プラハでは夜遅くなってからも照明が行き届いているので、比較的安心して歩いていられます。よく言われる注意点ですが、人ごみでのスリに気をつけることです。プラハに限らず西欧を含めた欧州各国の首都では共通の注意事項ですね。特に日本人はターゲットになりやすいですから気をつけましょう。あなたはナップザック派ですか。もしそうなら、貴重品は入れて置かないほうが無難です。背中のナップザックは自分の目が届かないのでスリたちの格好のターゲットになります。また、日本人はレストラン等で、お釣りをごまかされることが多いので、プラハに着いて両替したらよく確認しておきましょう。お金でごまかされないためには、お金を理解しておくことがポイントということですね。

 

まとめ

いかがでしょうか。
プラハの市内観光は徒歩が一番と書きましたが、短期間の観光旅行ではトラムも利用しながら徒歩の散策も味わうというのが実際的でしょう。夏場でも気温が下がる時がありますので軽いカーディガンなどは必須アイテムです。また、プラハ市内の道はまっすぐな道が少ないので散策していると方向感覚を失うことがあります。コンパスを持っていると役に立ちますね。今回のヒントでご紹介した、プラハ城ーカレル橋ー旧市街という散策ルートは、チェコの歴史も思い起こしながらプラハ市内の観光を楽しむという意味でベストの一つだと思います。ただ、旅の楽しみの一つは事前にいろいろ調べてあれこれ想像して楽しむということでもありますよね。今回ご紹介した8つのポイントがあなたのプラハ旅行の準備に役立つことを願っております。

 

チェコ・プラハ観光で旅行前に知るべき8つのポイント

1. プラハってどんなところ?
2. チェコ語ってどんな言葉?
3. 格安宿泊のおすすめは?
4. 市内観光の「足」は?
5. 食事は?インターネット環境は?ショッピングは?
6. おすすめの散策コースは?
7. 文学好きのあなたには?
8. プラハの治安は?



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