台湾の運動会を調査!現地在住者に聞く6つのおもしろ特徴!

台湾の運動会を調査!現地在住者に聞く6つのおもしろ特徴!

台湾の初中等教育は歴史的に戦前の日本の影響を受けた部分も大きいため、台湾の運動会は日本の学校の運動会ともわりと似ています。しかし戦後70年以上がたち、その間に漢民族主体の多民族社会となり、当然、台湾ならではの運動会も行われるようになっています。

そこで今回は、筆者の現地在住経験はもとより、台湾人や、台湾人と結婚をして台湾の学校に子供を入れている日本人配偶者の話なども参考にしながら、日本の運動会との違いという視点で台湾の運動会について紹介したいと思います。

 

台湾の運動会を調査!現地在住者に聞く6つのおもしろ特徴!

 

1. 運動会の時期は11月前後が多い

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日本の運動会は春か秋に行われると思いますが、台湾は9月が学校の新学期に当たります。また、北部か南部かによっても若干気候の違いがありますが、台湾の4月~10月は暑い時期に当たるため、運動会は幾分涼しくなる11月~12月に行われるところが多いです。運動会の予選は10月後半から始まり、学校の周辺はにぎやかになります。

2. エンターテイメントのようなパフォーマンス

台湾では運動会のことを中国語で「校慶活動運動會(シャオチンフォドンユンドンホイ)」や「體育表演會(ティーユーピャオユエンホイ)」と言われます。「表演」とは中国語で「演じる」という意味です。運動会になると、学校の正門前には運動会数日前から各クラスが作成した看板が掲示され、日本の学校の運動会に比べて垂れ幕や看板もカラフルで、お祭りのような雰囲気になります。大きなスピーカーが持ち込まれ、楽しい音楽が流れ、子どもたちのテンションも高まります。

競技の前にパレードが行われるのが一般的ですが、このパレードでは、同窓会、教師、生徒1クラスずつが校庭を歩き、観客と朝礼台の上にいる校長先生に向かってパフォーマンスをします。生徒の衣装、パフォーマンスはわりと本格的です。

3. 自分の出番以外はおやつや軽食など自由行動OK

體育表演會 #運動會 #體育表演會

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学校にもよりますが、一般的な傾向として、台湾の運動会をひと言でいうなら「ゆるい」雰囲気です。時間通りに始まらない。予定はあってないようなもの。でもなぜか時間通りに終わるという不思議です。

生徒たちは、自分の出番以外は自由行動OKです。したがって、お昼休みは教室に戻り、先生から配布されるランチボックスを食べたり、自分の出番が終わったら先に帰宅しても大丈夫です。

自分の出番以外の時間は何をしているのかというと、高学年生やPTA関係の方が出している食べ物やミニゲームのブースなどを回ったりして自由に過ごします。あらかじめ先生に言われている時間に指定の場所に戻ってくれば大丈夫です。競技時間外なら教室で遊んでいても寝ていても問題ありません。

また、台湾の運動会では、日本の運動会のように、運動場の傍で家族でお弁当をつつき合ったりする光景は見られません。

4. プログラム編成はわりとフレキシブルで緩やか

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台湾では、日本の運動会のようにあまりプログラムがかっちりきめられておらず、プログラム一覧さえない場合も多いようです。したがって、自分の子供が出ない学年の競技が終わると親たちも退散します。

応援しに来た父兄の方々は、自分の子供が参加していることに気が付いて、突然カメラを持ってダッシュで競技をしている場所に向かう光景を何度も見かけることもあります。

5. リレーは日本と共通


日本の運動会のように、赤組と白組に分かれるというシーンがないのも、台湾と日本の運動会の違いです。台湾の小中高の運動会の定番といえば、日本と同じくリレー(リレーは中国語で「接力(ジエリー)」といいます)で、クラス対抗リレーも行われたりなど、リレーにはけっこう力を入れています。フィナーレは父兄によるリレー大会が行われることも多いです。

リレー以外に台湾の運動会でわりと多く見かけるのは、ダンスや太鼓です。先生が前に立ち、先生を見てそれを真似しながらすることも多いです。このほか、小学校では、段ボールで作った筒に子供が入り、両親が押していく競技や、段ボールの上に子供を乗せて引きずる競技などです。日本の運動会の定番である綱引きは学校によって行われたり行われなかったりさまざまです。大玉転がし、棒倒し、騎馬戦などの種目は、台湾では小学校では行われない場合も多いです。

6. 順位をはっきりと付ける傾向

1位の子には金メダル、その他の子には銀メダルが贈られます。学校に成績優秀者の名前が張り出されるように、順位をはっきりつけるというのは中華圏の特徴でしょうか。リレーでは、レースが終わった子から先生にメダルをかけてもらいます。保護者リレーで1位になった父兄にもメダルが贈られます。

 

まとめ

いかがでしたか?
台湾の運動会の特徴や日本との共通点や違いがいくらかでもお分かりいただけたでしょうか。台湾の運動会は日本との共通点も多いのですが、台湾の運動会は、総じて、凝ったパフォーマンス、そして競技の種目や競技の始まりや終わりがわりと自由で緩やかなところが特徴といえそうです。

ただ、ひとくちに台湾の小中高といっても、学校によっても運動会で行われる種目や雰囲気はだいぶ異なります。運動会に関しては、日本と台湾との違いの差よりも、むしろ学校間の差の方が大きいといえるでしょう。台湾を訪れる機会があったら、台湾の学校の運動会を直に観察してみるのも面白い発見がありそうですね。

 

台湾の運動会を調査!現地在住者に聞く6つのおもしろ特徴!

1. 運動会の時期は11月前後が多い

2. エンターテイメントのようなパフォーマンス

3. 自分の出番以外はおやつや軽食など自由行動OK

4. プログラム編成はわりとフレキシブルで緩やか

5. リレーは日本と共通

6. 順位をはっきりと付ける傾向

 


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