ベトナムの治安を徹底特集!気をつけるべき7つのポイント

あなたはベトナムの治安についてどの程度ご存じですか?グルメにリゾートにお買い物、観光地としての魅力溢れるベトナムですが、やはり日本ほど安全とは言えません。しかし、テロなどの凶悪犯罪はほとんど報告されておらず、自分で気をつけていればある程度の被害は防ぐことができるほどの軽犯罪がほとんどです。今回は、ベトナムで特に治安の悪い場所や、よくある犯罪の手口、避けるべき危険な行為、さらには持って行くと役立つものについてご紹介していきます。

 

ベトナムの治安を徹底特集!気をつけるべき7つのポイント

 

1. ひったくりに注意!

ベトナムでは外国人旅行者に対する凶悪事件はほとんど発生しておらず、日本人を狙ったテロ、誘拐なども今のところ起きていませんが、都市部で盗難が多発しているので荷物の管理には注意が必要です。主な被害としては、後ろから来たバイクによるバッグやネックレス、スマートフォンなどのひったくり、タクシーや個人商店、バーでのぼったくり、そして人混みでのスリなどが挙げられます。

 

2. 被害に遭いやすい場所を把握しておく

やはり地方よりも、貧富の差が大きい都市部の方が犯罪発生率は高いです。また、外国人が比較的多く出入りする有名で高級なナイトクラブやバーは割と安全ですが、地元の人でにぎわうナイトクラブや客引きをしているバーなどはまず危ないと思っておいてよさそうです。

ベトナムの車道はかなり整備されてきていますが、歩道はまだそうではありません。あちこちに段差やひび割れがあり、足元ばかりを見て歩きがちですが、その際にもバッグはしっかり抱えておくことを忘れないようにしましょう。

そして最近増えているのが、スマートフォンやタブレットのひったくりです。街中でスマホなどの地図を見ながら歩いたり、カフェなどでは例え席に着いていたとしても、スマホを手から離してテーブルに置いておくと、外から来た人に盗まれる可能性があります。

 

3. ホーチミンの治安状況

ホーチミンを訪れる観光客が多く滞在する1区は比較的安全だと言われていますが、それでもひったくりの件数はかなり多いです。また、その他の区では外国人だけでなく、地元の人を狙ったひったくりも多発しているので徒歩での移動はできるだけ避けるべきでしょう。さらに市場では通路が狭く、人の往来が激しいためスリの発生率が高くなっています。

 

4. ハノイの治安状況

特にオールドクォーター地区の道は狭く歩道がないので、人と車とバイクが混ざり合って通行していることが多く、どこからひったくり目的のバイクが来るのかわからないような状態になっています。そして信号が少なくバイクや車が歩行者のために止まることはほとんどないため、交通事故が多発しています。

 

5. 自分の荷物は自分で守る

ブランドバッグはもちろんのこと、ネックレスはたとえメッキであってもキラキラと光っていると狙われやすいので、あまり身に着けない方がいいでしょう。バッグはできれば斜め掛けできるショルダータイプ、そしてバイクでひったくられないようにバッグは車道側には向けないようにしておくと安心です。

ホテル内もあまり安全とは言えません。現金やパスポートなどの貴重品はホテルのセーフティボックスに入れておけば大丈夫だと思われるかもしれませんが、ロックがかかっていても手で引っ張れば簡単に開いてしまうことが実際に何度かありましたので、チェックイン直後に確認して、必要であれば交換をお願いしましょう。もちろん、部屋に貴重品を出しておくことは絶対に避けるべきです。

また、チェックイン前、チェックアウト後にホテルのフロントに荷物を預けて出かけるのは旅行中によくあることだと思いますが、スーツケースが開けられていたというケースも多数見られますので、貴重品は中に入れずに、鍵がかかっているかよく確認してから預けるようにしましょう。

 

6. 支払い時の詐欺を防ぐコツ

とにかく多額の現金やクレジットカードの扱いには慎重にならなければなりません。ベトナムではカードが使用できる場所はまだ少なく、主に使用できるのは百貨店やホテルですが、スキミング被害に遭う可能性もあるため、現地では使用する人がまだ少ないのが現状です。

そして現金で支払いをする時にも注意が必要です。何故なら、ベトナムのお札はほぼ全てにホーチミンの顔が印刷してあり、金額によって色が違うだけなので、薄暗いところでお札を出すとほとんど見分けがつきません。この点を利用してタクシーや個人商店ではもらったお札を少額のものにすり替え、「まだ足りない」と言って更に支払わせようとすることもありますので、相手がお釣りを出すまで自分のお金は手放さないようにし、大きくて明るいホテルやレストランなどの前でタクシーから降りるようにしましょう。

 

7. 持って行くと役立つもの

海外旅行中に絶対失くしてはならないものの1つがパスポートです。もし盗まれた時のことを考えてあらかじめコピーを用意しておきましょう。そしてホテルも完全には信用できないのがベトナム。ちょっと大げさすぎでは?と思われるかもしれませんが、予備の現金やパスポート原本は薄くて小さいナイロンのポシェットや隠しポケット付きのベルトに入れて、服の下に隠しておく方が安心だと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ベトナムでの外国人を狙った凶悪犯罪はほとんど起きていないのですが、都市部では盗難やぼったくりが増えています。特にバイクでのひったくりやスリに注意し、スマートフォンを手で持ち歩かない、バッグはできるだけしっかりと抱えるようにしましょう。そしてホテルに荷物を置くときはできるだけ貴重品は残さないようにし、鍵がかかっているかをしっかり確認することが大事です。とは言っても、大体の地域では女性が夜中まで歩いても比較的安全だと言われていますし、ナイトクラブやバーはお洒落でフレンドリーな人が多くて楽しいので、全てのことに対して不安になる必要はありません。前もって情報収集をして対策さえしておけば、きっと楽しい旅行になるに違いありません。

 

ベトナムの治安を徹底特集!気をつけるべき7つのポイント

1. ひったくりに注意!
2. 被害に遭いやすい場所を把握しておく
3. ホーチミンの治安状況
4. ハノイの治安状況
5. 自分の荷物は自分で守る
6. 支払い時の詐欺を防ぐコツ
7. 持って行くと役立つもの


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