イギリス料理を徹底分析!マズイと評される5つの理由

イギリス料理を徹底分析!マズイと評される5つの理由

イギリス料理といえば、ブラックジョークにイギリス人自身が使うくらい、不味いで有名です。イギリス人の味覚音痴についてはよく言われるところですが、実際はどうなのでしょうか。筆者は数年イギリスに住み、イギリス国内も色々旅行しましたので、伝統料理や家庭料理をこれまで沢山食べてきました。今回は、イギリスを代表する料理をいくつかご紹介しつつ、材料や調理方法を細かく分析して、なぜマズイと言われるのか、徹底的に追及してみましょう!

 

イギリス料理を徹底分析!マズイと評される5つの理由

 

1. フィッシュ&チップスの評判!?

フィッシュ&チップスといえば、いまだにイギリスのガイドブックの伝統的イギリス料理の第1番手としてあげられる料理です。実際に旅行にいくと、テイクアウトショップや庶民的なイギリス料理レストランなど、街のいたるところにこの料理を出すお店が点在しています。お料理は、フィッシュ=白身魚のフライ(フリッター)とチップスと=太めで大き目のフレンチフライの組み合わせで、日本で食べれば、なぜこんな普通のメニューが伝統料理なのか不思議なぐらいです。味付けは塩と酢をかけて食べます。お店によっていろいろなソースやケチャップなどがある場合もあります。不味いかと言われると白身魚とジャガイモにお塩とお酢なので、不味くて食べられないというわけではありませが、これをわざわざ伝統料理としてお店で食べる価値があるかは疑問ですが。。悪評と言っても不味くて食べられないというわけではありません。多分、これってただの魚のフライとフレンチフライでしょ?という違和感は大いにありますが。。苦笑

 

2. イギリスの家庭料理といえばジャガイモ

イギリス人はとにかくジャガイモ好きです。統計調査によると年間消費量が日本人約25キログラムに対して、イギリスは100キログラム以上だそうです。4倍上ですね。つまり日本のお米=ジャガイモのような感覚です。伝統的な家庭料理には、マッシュポテトやベイクドポテトなどが添えられています。添えられるというと控えめすぎて、一つ、二つではなくて、お皿の3分の1ぐらいはポテトで占められています。ポテトの上に豆料理や肉料理を組み合わせるのが、一般的なイギリスの家庭料理のメインディッシュです。なんとなくイギリスのお宅へ伺うと、いつもジャガイモを茹でたにおいがします。余談ですが、クリスプといえば、ポテトチップスのことなのですが、これも大人気のイギリスの家庭のお菓子です。というわけで、ジャガイモ好きにはもってこいですが、私たち日本人にとっては「食事もジャガイモで、おやつもジャガイモ…」と、飽き飽きしてしまうかもしれませんね。

 

3. 野菜の種類は豊富だけど調理法がイマイチ

イギリスの野菜については、種類はそれなりに豊富なのでスーパーなどにいけば十分に満足できる品ぞろえです。また野菜の新鮮度や味についても基本的には日本とそれほど変わりません。問題は、調理法や味付けです。たとえばレストランなどの野菜は、ほとんど茹ですぎで、本来の野菜の新鮮さや旨みがなくなってしまっています。味が塩辛すぎるのもその理由です。イギリス人って味覚音痴だなと思うのも当然のような気がします。日本人は特に繊細な味を好むので特にこの工夫のない調理法や味付けに、うんざりしてしまうのでしょう。

 

4. サンドイッチは単調な味

サンドイッチといえば、イギリスがその名前の由来ということで有名です。そのためイギリスへ旅行すれば必ず一度は食するものの一つです。軽食系のカフェ、街のサンドイッチスタンドなど沢山のところで食べられます。オーダーすれば、ハムや野菜などを挟んだとても単調で工夫がないものがやってくるでしょう。これって、ただのハムサンド、野菜サンドだねと言いたくなるような、なんの工夫もない単調なものです。味もいたってシンプル…というか淡白というか。。ちなみにサンドイッチスタンドは、ロールパンやフランスパンに自分の好きな具を入れます。これはいわゆる伝統的なアフタヌーン式のサンドイッチとは別の商品と考えたほうがいいかもしれません。今では、コーヒースタンドやスーパーで購入できるサンドイッチのほうが種類も豊富で正直こっちのほうが美味しいです。

 

5. バギスは生臭い

これは、それほど一般的ではないスコットランドの伝統料理です。羊の内臓を羊の胃袋に詰めして、茹でた料理です。筆者はエジンバラを旅行した時に始めてたべたのですが、とても生臭いというのが第1印象でした。まず見た目も悪くて、ウインナーの袋のようなものに入っていて、なんとなくグロテスクなイメージです。ただ、これはもしかすると賛否両論なのかもしれません。友人はビールが勧むと好評だったので、ビール好きの方には向いている料理かもしれませんが、生肉やレバ―が苦手な人は、おそらく生臭いと感じることでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
イギリス料理の伝統的なものと材料を紹介しましたが、日本人の好きな「繊細な味」はやはり少ないので、美味しいと感じるものは多くないかもしれませんね。でも、そこまで不味いという料理ばかりではないので、旅行で行った際にぜひご自身の舌で確かめてみてください。話のネタにもなるでしょうし、何より異文化を知る上でその国の伝統料理を食べる事はとても楽しいことなのですから。皆さんがイギリス料理の話にひと花咲かせつつ、素敵な旅を過ごすことを願っています。

 

イギリス料理を徹底分析!マズイと評される5つの理由

1. フィッシュ&チップスの評判!?
2. イギリスの家庭料理といえばジャガイモ
3. 野菜の種類は豊富だけど調理法がイマイチ
4.サンドイッチは単調な味
5. バギスは生臭い


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