ベルギーの治安を徹底調査!気をつけるべき7つのポイント!

(Eoghan OLionnain)

ベルギーで起こった爆発テロ事件は、まだあなたの記憶に新しい事でしょう。テロが起きた後ベルギーの治安について、あなたはどのくらいご存知ですか?旅行者が大きく減少したあの事件以降、ベルギー国内では様々な対策が施されています。

そこで今回は、ベルギー在住の筆者があなたが安全に楽しくベルギーを旅行できるよう、気をつけるべき7つの治安情報についてご紹介します。

 

ベルギーの治安を徹底調査!気をつけるべき7つのポイント!

 

1. テロ事件

2016年3月にベルギーブリッセル空港と地下鉄マルベーク駅で起こったベルギー連続テロ事件で,死者32人と負傷者340人を出したベルギーは、深い悲しみに包まれました。今なお国際的なイスラム過激派組織によるテロ脅威にさらされている現状ですが、現地で生活する私も含め人々は、テロに屈せずいつも通りの生活をしています。

ベルギーだけではなく世界中どこでもテロが起こり得る世の中になりました。海外を旅行する際は、事前にその国の最新情報を知る事が、とても重要になるので、インターネットで外務省安全情報HP、在ベルギー日本大使館など複数の情報をリサーチしたり、信用出来るSNS情報を確認してください。現地で、大きなイベントやフェスティバルなどに行かれる方は、周りの変化や状況に気を使い「何かがおかしい」と感じたら確認せず、振り向かずにその場をすぐに離れてください。テロは、何時起こってもおかしくないと意識する事も大切だと思います。

 

2. スリや置き引き 荷物から目を離さない

ふっとした瞬間に誰でも気を抜いてしまう事がありますよね。あなたが旅に少し慣れた時は、注意が必要です。カフェ、レストラン、電車の中では、スリや置き引きの犯罪が目立ちます。鞄をいつものように椅子の背もたれに掛けてしまったり、現地の人に話しかけられてる隙に財布が、盗まれたと言う話しも聞きます。知らない人に話しかけられる時は、スリの手口かもしれませんで十分に注意して下さい。貴重品は、どんな状況でも肌身離さずを心がけて下さい。電車に乗って移動する時や疲れて電車の中で眠ってしまったその隙に…という事もあります。それでも眠くなってしまった時は、貴重品等が入った鞄を抱える様に眠ってくださいね。スーツケースを持って電車に乗る際などは、必ず一駅停車する度にスーツケースを確認するようにして下さい。

 

3. パソコンやスマートホーン管理

高価なスマートホーンやパソコンなどを使う場所には、注意が必要です。人が多い場所やファーストフード店カフェのテラス、電車内など。テーブルの上に無造作に置いて話しに夢中になった隙や電車内で、荷物を棚に上げてるとき…なんて事もあります。

窃盗犯は、そんなチャンスを狙っているんです。周りの状況を確認し、ここなら使っても大丈夫だと思える場所で、使用して下さいね。

 

4. 車上狙い

自然に囲まれ素敵な古城が多いベルギーをレンタカーで回りたい方も居ると思います。簡単に路上駐車が出来る便利なベルギーなのですが、現地に住む私たちも気をつけなければならない事があります。車内のオーディオ機器を取り外す事。取り外し可能な車の場合必ず取り外しダッシュボードにしまって下さい。車の中には、小銭や買い物袋などは置かずトランクに入れる事も大切ですが、その際人に見られない様に注意して下さい。トランクを開けられ荷物を盗まれるケースもあります。どんな時でも車から少し離れる時は、必ず鍵をかける様にして下さい。心配な場合、街の中には有料駐車場があるので、そちらに車を停めるのも良いでしょう。

 

5. 夜間の移動、一人歩き

比較的安全なベルギーですが、夜間になると危険な区域があります。ブリッセル中央駅、長距離バスターミナルがあるブリッセル北駅付近や国際列車ターミナル(ユーロスター、タリス)がある南駅周辺は、治安が良いとは言えません。麻薬常習者や酔っぱらい、恐喝、窃盗団などもいるので十分注意が必要です。土地勘がない夜間の一人歩きは、避けた方が良いと思います。ライトアップされたグランプラス付近もスリに気をつけ荷物の管理をしっかりして下さい。

夜間タクシーを使う際は、正規表示があるタクシーを使用しましょう。ブリッセルの場合、青と黄色のアイリスの花のマークがついてますので、探してみましょう。タクシーは全てメータ制になってます。タクシーナンバー、マーク色を控えておく事も問題があった際に役立ちます。

 

6. ストライキ

ベルギーでは、公共交通機関(鉄道、地下鉄、バス、トラムなど)のストライキが行なわれます。ストライキは、大体事前予告がありますが、稀に予告なしで始まる事もあり長期化すると数日、数週間に渉り完全に公共交通手段が麻痺してしまう事もあります。現地でストライキに遭遇してしまったら在日本大使館などの最新ストライキ情報を確認して下さい。

 

7. 緊急時の表現と連絡先

警察 101、消防・救急 100または112(112は英語可、ヨーロッパ諸国共通救急番号)です。

在ベルギー日本大使館
Rue Van Maerlant/ Van Maerlantstraat 1, 1040 Bruxelles/Brussel
電話:32-(0)2-513-2340(日本国大使館) 32-(0)2-500-0580(領事部直通)

助けて!
Au secours(オー・スクゥール):フランス語
Help(ヘルプ):オランダ語

泥棒!
Au voleur(オー・ヴォルール):フランス語
Dief(ディフ):オランダ語

警察
Police(ポリス):フランス語
Politie(ポリスィー):オランダ語

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
テロについては、やっぱり不安になりますよね。人が集まる場所、大きなイベントに行く際は、周りの状況を敏感に感じ取り何かがおかしいと感じたら、直ぐにその場を離れる事。その他のベルギーは、基本的な7つのポイントに少し気をつければ安全な旅をする事が出来ます。あなたのベルギー旅行が素敵な旅になりますように。

 

ベルギーの治安を徹底調査!気をつけるべき7つのポイント!

1. テロ事件
2. スリや置き引き 荷物から目を離さない
3. パソコンやスマートホーン管理
4. 車上狙い
5. 夜間の移動、一人歩き
6. ストライキ
7. 緊急時の表現と連絡先

 


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