オーストラリアもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ6つの特徴!

オーストラリアもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ6つの特徴!

(Newtown grafitti)

元々オーストラリア人は小さい頃からコスプレが大好き。お誕生日パーティや学校行事などではお姫様やスーパーヒーローなどのコスチュームを着る機会が数えきれない程あるため、ハロウィンイベントの盛り上がり方もすっかり堂に入ったものです。

ハロウィン前後の週末になると友人同士で集まってのコスプレパーティがあちこちの家や公園で行われるため、血だらけのゾンビが電車に乗っていたり、ヴァンパイアが車を運転している姿はまるでホラー映画のよう。

この時期に日本から旅行で来られたら、卒倒しないよう注意が必要かも!?

 

オーストラリアもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ6つの特徴!

 

1. ハロウィンは10月31日

オーストラリアのハロウィンは日本と同じ10月31日ですが、アメリカと違って祝日ではありません。主なハロウィンイベントはハロウィン当日が週末でない場合、その前の週末(特に土曜日)に行われることが多いので、イベントに参加したい人は日程に注意しましょう。

2. ハロウィンが流行りだしたのは最近

意外かもしれませんが、オーストラリアでハロウィンが人気になったのはごく最近、ここ10年以内のこと。それまではハロウィンはアメリカの習慣という認識で、同じようにハロウィンが盛んでないイギリス文化の影響もあってか、ハロウィングッズやお菓子が店頭で見られることはめったにありませんでした。日本を始めとした様々な国での盛り上がりやSNSの流行で徐々に浸透し、現在のような人気を得たようです。

スーパーマーケットや100円ショップでもハロウィンのデコレーションやお菓子が簡単に買えるようになった今からは想像できないことですね。本場アメリカではコスチュームを手作りしたり、かぼちゃを削ってランタンにしたりと手作り派が多いそうですが、オーストラリアではそこまでする人はまれ。大抵はお店で買ってきたコスチュームやデコレーションを使って着飾るというスタイルです。

3. 家によって盛り上がり方が違う!


ハロウィンはまだまだ子供のためのイベント、と思われているので、特に子供のいない家や子供が少ないエリアなどでは参加しないところも多いのが現状。あるストリートではどの家も壁一杯にハロウィンデコレーションをやっていても、一本隣のストリートに入ったら一軒もデコっていない、というようにはっきり分かれています。

ではその家がハロウィンに参加しているかどうか見分けるコツは何かというと、玄関ドアの前にかぼちゃのランタンやハロウィンの飾りつけがあるかどうか。もしあれば、その家の玄関ドアをノックして「トリック・オア・トリート!」とお菓子をもらうことができます。家によっては玄関ドア脇にお菓子がどっさり入ったバスケットなどが用意されているので、そういう場合はドアはノックせず、お菓子をもらって静かに帰るのがマナーです。

また、コスプレして誰かの家でハロウィンパーティをしたり、コスプレ姿で公園でBBQするのはオーストラリアならではのハロウィンスタイルですね。

4. ドレスアップは子供がメイン

オーストラリアもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ66つの特徴!

(picsbyclive)

主にファミリーでハロウィンをする時、オーストラリアではドレスアップするのは普通子供だけ。それもなぜかゾンビや幽霊、魔女、ヴァンパイアといった、ホラー系が人気のようです。もちろんマーベルなどのスーパーヒーロー系や、ポケモンやディズニープリンセスの格好をしている子供もいますが、大きくなるにつれてなぜか怖い系にシフトしがち。それでも大人はあくまで子供の付き添い役なので、ファミリーそろってドレスアップする人はあまりいません。もちろん学生などが大人同士で集まる時には気合を入れて大人もコスプレしていますが、これまたホラー系が大人気。

筆者の知人宅のあるエリアは街をあげてのハロウィンナイトで有名で、いろんな家の2階からゾンビ人形が首吊りしていたり、ゾンビやミイラの格好をした人が普通の通りを歩き回っていたりして、町全体がお化け屋敷になったような光景が毎年見られるそうです。

5. ハロウィンのごちそうはなし!

比較的最近のトレンドだからか、クリスマスやイースターのように、ハロウィンの時はこれを食べる!というような定番のごちそうはまだありません。もちろんカフェやレストランではハロウィンをテーマにしたスペシャルメニューを期間限定で出しているところもありますが、まだまだ少数派。

その代わり、子供のお菓子は不気味な名前や色合いでハロウィン気分を盛り上げてくれます。目玉形のマシュマロや指の形のグミ、ガイコツのあめなどの他、M&Mやチョコレートバー、ポテトチップスなどの定番のお菓子がこの時期だけの黒とオレンジのハロウィンバージョンになるので、ハロウィンのお菓子コーナーは一見の価値ありですよ。

6. おすすめのハロウィンイベント


ハロウィンに近い週末にはオーストラリア各地で様々なハロウィンイベントが行われます。シドニーでは2009年からスタートした、市内中心街のメインストリートをコスプレした人が練り歩くハロウィンゾンビウォークが大人気。参加は有料ですが、タウンホール駅そばの聖メアリー聖堂から目抜き通りを貸しきってのリアルなゾンビコスプレの行列は壮観です。

このゾンビウォークではフードの屋台やハロウィン用メイクアップショップなども出店するほか、アフターパーティまで楽しめます。しかも収益の一部はチャリティへ行くというおまけ付き。

その他、子供向けにショッピングモールでのパンプキンカービング体験や、オーストラリア博物館では大人限定の夜のハロウィンナイト、市内のバーやナイトクラブでも関連イベントで盛り上がります。市内の遊園地ではハロウィンに合わせたスペシャルお化け屋敷も。とりあえずハロウィン気分を味わいたいなら、シドニー市中心地へお出かけしてみましょう!

 

まとめ

いかがでしたか?
まだまだ歴史の浅いオーストラリアのハロウィンは、コスプレ好きでパーティ好きな明るいオージーに徐々に定着しつつあるところなので、アメリカや日本と比べると、さほど派手なイベントではありません。

それでもご紹介したような市内で行われる様々なハロウィンイベントはイベント好きには必見ですし、ショップでハロウィン限定商品を見つけるのも面白いはず。コスプレして出かけても変な目で見られるどころか「それいいね!」とほめてくれる人が多いのも大らかなオーストラリアらしいところです。

さあ、ハロウィンの日、あなたはどこへ出かけますか?

 

オーストラリアもハロウィンでコスプレする?現地のおもしろ6つの特徴!

1. ハロウィンは10月31日

2. ハロウィンが流行りだしたのは最近

3. 家によって盛り上がり方が違う!

4. ドレスアップは子供がメイン

5. ハロウィンのごちそうはなし!

6. おすすめのハロウィンイベント

 


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