フランスで刺青・タトゥーはどう思われているか調査!

フランスで刺青・タトゥ-はどう思われているか調査!

現代では自分の体に刺青・タトゥーを気軽に入れる人がたくさん増えていますよね。日本の温泉や公衆浴場、プ-ルなどでは以前は入場が禁止されていましたが、最近では普通に入れるところも増えているようです。今回、は日本とは異なるフランスの刺青・タトゥーについてご紹介したいと思います。

 

フランスで刺青・タトゥーはどう思われているか調査!

 

1. 刺青・タトゥーはどんな人がするの?

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フランスでは、刺青やタトゥーを入れるのは、社会人になって自分でお金が好きに使える様になってから入れる人が多いです。学生で入れている人は、ほとんどいないのが実情です。男性女性を問わず、タトゥーや刺青に興味がある人や好きな人など、入れたいと思う人が入れているのですが、学校の先生や教育関係の仕事をしている人、また上層階級の人々には、ほとんどいません。近年では、若い女性にも人気が高く、男の職人さんや土木関係の仕事の人、長距離運転手をしている人などにもタトゥーや刺青を好んで入れている人が多くいます。

 

2. 若者・高齢者はそれぞれどう思ってる?

フランスで刺青・タトゥ-はどう思われているか調査!3

フランスでの刺青やタトゥーは、日本人が思うような悪いイメ-ジは一切なく、興味のない人や入れていない人にも、特に嫌われるものではありません。若者でも高齢の方でも入れている人はガッツリ入れている人が多く、隠すわけでもなく夏場には肌の露出が増えると、あちこちで見かけるようになります。日本では、親からもらった大事な体に傷を付けるのは親不孝という考えがありますが、フランス人にはこのような考えは一切ありません。自分の体は自分のものなので、刺青もタトゥーも自分の意のままです。そして親も、絵柄は気になっても、刺青やタトゥーを入れることに対して、特に何とも思わない人が多いです。フランスでは意外にも、アラフォ-世代のママやパパが入れていることが多くアクセサリ-感覚です。特に多いのは、子供が生まれてから記念に子供の名前やイニシャルを入れる人も多く見られ「自分も子供が産まれたら入れようと思う」と言うのをよく聞きます。

 

3. 男性のタトゥーと女性のタトゥーの印象の違いは?

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フランス人の刺青やタトゥーは、男性の場合にはデザインが大きいものが多く、人気の場所は上腕です。半袖のシャツやタンクトップを着るとハッキリと刺青やタトゥーを入れているのが見えます。全身どこにでも入れられる場所ならどこでも入れると言う、自分の体がキャンパスの様な人もいます。男性に人気の絵柄は、十字架や宗教的なモチ-フをデザインしたものやトラなどの動物をモチ-フにしたもの、一部の人の間では漢字が人気で子供の名前を漢字で入れたりする人もいます。そして派手な色を入れる人も多くいます。ここ最近では、腕1本丸ごと入れるのが人気だそうです。日本のヤクザと思われる様な和柄の刺青がフランス人男性の羨望の的になっています。

フランス人女性のタトゥーは、ワンポイント感覚で入れる人が非常に多く、足首や首筋、うなじ、肩、胸元、腰の辺りにワンポイントでチラッと見えるように入れています。絵柄も女性らしさを感じるデザインが多く、とてもキレイな絵が多いです。女性には刺青ではなくタトゥーが人気で、男性と違って色を入れる人が少ないのも特徴です。

 

4. 就職活動に影響はある?

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フランスで刺青やタトゥーが入っていても、日本と違って就職活動に影響することはほとんどありません。フランス人は自分の体に入れた刺青やタトゥーは、洋服の一部の感覚なので仕事の求人で面接に行く時でも隠すことはしません。教育関係に付く様な人は、ガッツリ腕1本丸ごとタトゥーを入れるのは見た目的にも良くありませんが、足首や肩にワンポイントで入れているぐらいの人はいます。働くママにもワンポイントタトゥーを入れている人はたくさんいます。就職活動に20歳代から30歳以下の30%の人々に刺青やタトゥーを入れているとのデータも出ています。

また、フランスでは刺青やタトゥーの染料に規制がないので、旅行ついでに入れて行く外国人もいるほどです。しかし、この染料が後にアレルギ-反応を起こすことがあるとも言われているので、日本から旅行に来たついでに刺青やタトゥーを入れたいと考えている人は気を付けてください。

 

5. 出入り禁止や制限を受けることはある?

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フランスで刺青やタトゥーを入れているからと言って、出入りを禁止されてしまうような場所や制限されるようなことはありません。プ-ルでも遊園地でも、至る所で刺青やタトゥーを入れた子煩悩なパパや、優しそうなママ達に出会います。夏場のプ-ルは、男女共に刺青やタトゥーの展示会場のようになっていて、その人数の多さと、デザインの豊富な種類や迫力に圧倒されてしまいます。フランスは芸術の国とも言われるぐらい、絵の好きな人が多いので、体に入れることにも抵抗を感じないようです。

 

6. 刺青・タトゥーの面白エピソ-ド!

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フランスで刺青やタトゥーは、ファッションの一部として人気が高いのですが、子どものお菓子のオマケや、学校のゲ-ムの景品などでもタトゥーシ-ルが大人気です。我が家でも、子どもがタトゥーシ-ル欲しさによく買わされていますが、幼稚園児から中学生まで幅広く人気があります。子供のものと言えども、きちんと女の子用&男の子用の絵柄があります。高校生ぐらいになると、ボディペイントでタトゥー代わりにしたりしています。子供達は、親や身近な人に刺青やタトゥーを入れている人を見るので、抵抗感は一切ありません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
日本では刺青やタトゥーを入れる人が増えてきたとは言えども、まだまだ根強い嫌悪感を持たれることもありますよね。国が違うと、同じものでも扱いも好感度も全く変わるということをご紹介させて頂きました。フランスへ来たら、是非フランス人のタトゥーにも興味を持って見てみてくださいね!

 

フランスで刺青・タトゥーはどう思われているか調査!

1. 刺青・タトゥーはどんな人がするの?
2. 若者・高齢者はそれぞれどう思ってる?
3. 男性のタトゥーと女性のタトゥーの印象の違いは?
4. 就職活動に影響はある?
5. 出入り禁止や制限を受けることはある?
6. 刺青・タトゥーの面白エピソ-ド!

 


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